福岡県北九州市。元々庭を砂利舗装にしてあったが、メンテナンス（雑草対策や、砂利が散乱することを防ぐ）を考えてこの度オワコンを採用。
製造：不明、施工：all round（担当：新井真介、40m2、70〜80mm、4名、3時間半）

砂利舗装の庭・駐車場リニューアル

見た目も鮮やかで楽しい砂利舗装

Before。

一見、「ん？なんでオワコン施工すんの？」って感じに見えるかもしれない。

僕もそう思う。

でも、住んでみなければわからないのだ。

見た目珍しくもあり美しい砂利舗装の真実。

手前に散乱している小石。

途中からウザくなってくるのかもしれない。

それは住んでいる人でなければわからない。

でも、現実としてオワコンが採用されたのだ。

なんか勿体無い気もするけれど。

凹む、埋まる、ぬかるむ、散らかる、近隣トラブる、猫がトイレする、草生える

引用：https://www.shikiita.net/apps/note/muddy-floor-board/

こちらのお宅がそうであるかは別として実際砂利舗装には限界がある。

写真にもあるように車両が乗り入れれば埋まる。

凹む。

雨が降ればぬかるむ。

周囲に散らかる。

子供が石投げ遊びをして隣の高級車を傷物にすれば近隣トラブる。

犬走の砂利舗装などは猫のトイレとなる。

さらには、雑草生えてくる。

いくつかの要因が考えられるが、おそらくいずれかの理由でこちらの砂利舗装もオワコンが採用されたのだろう。

万に一つも「オワコンマニアだから」という理由は考えられない。

引っ張りだこ！ all roundのオワコン施工

all roundオワコンの施工開始。

なるほど、「うまい」と思ったのは、砂利舗装の上では一輪車の移動が埋まってしまうため大変。

だからあらかじめオワコンを一輪車の通路などに敷き広げ締め固める。

そのことでスムーズな運搬ができるようになる。

奥の方から順に手前に逃げてくる形で敷設・締め固めが進む。

絵画における額縁みたいに重要なのが端部。

端部をしっかりときめ細かい施工しておけば全体の印象がキュッと締まる。

これ、全ての施工者・DIYerが参考にすべきポイントだと思う。

なんだか演劇の舞台みたいな光景だが、これがall roundのオワコン施工だ。

いよいよ終盤戦。

それでは仕上がりをご覧ください。

all roundオワコン完成！

やっぱ綺麗だなあ、all roundオワコン After。

なんか、一味違う感じするんだよなあ。

で、気づく。

砂利舗装と違って、埋まらない、凹まない、散らからない、雑草生えない、猫トイレに来ない、ぬかるまない、子供砂利遊びできない、近隣と良好な関係。

これが、オワコンを施工することによって得られる価値だ。

しかも、簡易駐車場としてももちろん利用できる。

砂利舗装と違って埋まらない、凹まない、散らからないからね。

いや、いいな、オワコン。

自分で売っといてなんだが、いいな、オワコン。

カラーコーティングもできるよ

「オワコンに新登場【カラーヌルコン】塗装すれば見た目まるっきり土系舗装（真砂土）になりますね」

また、現在ヌルコンメーカーのタイハクではカラーヌルコンのリリースに向けて準備が進められている。

灰色がかった白オワコンだとちょっと寂しいなってことなら。

こうしたコーティング材を検討するのが良かろう。

これなら自分でも施工できるしね。

動画のマニュアルもバッチリ。

ヌルコンDIYキットまで用意されちゃってる

ヌルコンDIYセット価格表

		2Lセット （駐車場1台分）	15Lセット （駐車場3台〜6台分）
販売価格（税別）		¥17,000	¥52,000
セット内容
	・ヌルコン	2L	15L
	・シーラー	3.4L	14L
	・共通セット	スモールローラー150mm 養生テープ パイオラン50mm 養生テープ　マスキング12mm 養生テープ　ロールマスカー300mm ローラーハンドル　スモール用 ローラーバケット

最後に「オワコン」はDIYにも挑戦できる

すごい神ってる生コンだな、オワコンって。

すごいなあ。

先行プロダクト「ドライテック」にももちろん愛着あるけれど、だって開発したし普及させたし。

でも、施工フレンドリーじゃないんだよなあ、ドライテックは。

そこ行くと、オワコンは施工フレンドリー半端ない。

全然乾かない。

だから素人でもチンタラ施工しても全然問題ない。

これ、かみ。

ほら、YouTubeにもアンチ動画がバズってるし。

現場に寄り添って相当品質改善をしなければ商品寿命も長くねえなあ。

ドライテックを改良したオコシコンの販売が始まっています

オワコンの話だけしてりゃいいんだけど、やっぱり既往のポーラスコンクリートもニーズが完全に消えてしまうってことはない。

だから、当社らとしてはドライテックにさらに改良を加えた新しい「オコシコン」というブランドを立ち上げ普及させている。

そこについては今後現場実績をご覧いただきながらどの点がドライテックのデメリットを解消しているかについて解説を加えていきたいと思う。

というわけで、長くなったのでこの辺で！

また次回！

宮本充也