2024/05/09
【三島市】脱炭素(CCU、DAC)並びに防草・排水コンクリートの製造・施工見学会
静岡県三島市。静岡県東部地区 #世界一有名な半島 伊豆半島の玄関口・三島市や地元最大手ゼネコン加和太建設の職員の皆さんをお招きした脱炭素(CCU、DAC)並びに防草・排水コンクリートの製造・施工見学会の様子。
資源循環・脱炭素 東部の玄関【三島】が動く
5月22日に公開打設も控えているようにご当地ではあらゆるセクターの方々がプロジェクトに参画されていますー。。
戻りコン由来リサイクル材へ CO2 を固定したコンクリートによる 三島市道 施工
資源循環・脱炭素コンクリート製造見学
昨日(2024/05/08)伊豆中央コンクリートでは三島市役所やご当地最大手ゼネコン加和太建設の職員の皆さんを対象に資源循環・脱炭素コンクリートの製造・施工見学会が開催されていた。
残コンステーション視察
生コン製造を動脈とするならば残コンステーションはまさに静脈であり舞台裏であるため関係者らにとっては普段見慣れない光景となった。なお、写真の骨材ストックは100%残コンを加工して製造されたもの。
官地(伊豆の国市)実装現場視察
いずれの地方公共団体も同様に悩みの種となっている官地(残地や里道)の雑草メンテ(維持管理)に採用された造粒ポーラスコンクリート(オワコン)の実装現場の視察。残コンを由来とした各種CCU材料を実装していながらコンクリートだからガッチリ雑草を抑えて、コンクリなのに水をがぶ飲みするから排水も問題にならない。
脱炭素コンクリートの製造視察
こちら、三島市画管理する公道に実装されている生コンは結合材に高炉セメントB種(セメント抑制)、骨材は100%残コン(資源循環)、混和材料には残コン由来の微粉末(CCU)を配合し供用中のDACも期待されたもの。5月22日の打設は公開を予定している。
施工デモンストレーション
水をがぶ飲みするデモンストレーションはサウナハットで熱中症対策万全のオワコンの宮本さんから。
みんなで楽しくわちゃわちゃ施工。
あっという間に終わりすぐにその上を歩行できるその施工性も造粒ポーラスコンクリートの特徴となっている。
資源循環・脱炭素が静岡県東部・伊豆半島で始まる
座学での脱炭素や資源循環に関するディスカッションは大いに盛り上がる。なお、参加者には中学・高校の同級生らの顔ぶれも見られなんだか故郷で今話題の脱炭素やら資源循環やらを協働できていることにオワコンの宮本さん感無量を通り越して菅直人だった。
三島市安藤課長からの総括。資源循環や脱炭素をここ静岡県東部から発信する豊富について熱く語っていただく。
「コンクリートをもっと身近に」
当社としては20年超のテーマであります「残コン」「ポーラスコンクリート」ですが、いよいよ時代の共感を得ることができているようです。このうねりを埋もれさせずに「伝える」情報発信を通してより豊かな社会に貢献してまいりますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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