先日日曜日のコンクリートトークの活躍から、今度は実際の商取引で社会人を向こうに回してコンクリートプロダクトを納品。最近の若者は、なんてすごいんだ、マジで。Z世代・インターネットネイティブ無限の可能性に期待。
製造：相武生コン（担当：清水）、施工：コンクリートサロン（担当：志賀純貴、42m2、30〜50mm厚、4名、2時間半）

学生スタートアップの躍進

Before。

まあ、よく見かけますよね、雑草伸び放題の空き地。

以前オワコンを採用された不動産会社さんが学生たちの頑張りに好意を持った。

⚫︎参考記事：【神奈川】「学生らのスタートアップが納品するオワコンにお施主さん大満足いただきました」相武生コン・コンクリートサロン

そこからの「おかわり」案件。

やっぱ、学生の頑張りには大人たち優しいよね。

いろんな消費者いるけれど、社会人同士だとなんだか拗れたりしますけど、学生相手には皆一様に優しい。

今後が非常に展望できる案件だったようで担当する（コンクリートサロンの代表を務める）志賀さんも鼻息が荒いようだ。

草刈りで敷地の草を全て撤去してからオワコンを施工する。

そのことで、この敷地の価値はぐんと高まることになるだろう。

製造（生コン工場）もとっても優しい

材料（生コン）を積み込む前に造粒材・Y弾（re-con zero evo）を投入。

そこから生コン（18-8-20Nとか）を積み込む。

そのまま現場に普通に向かう。

ただ、それだけでオワコンは完成する。

ちなみに、今回も、そしてこれからも、製造に協力される相武生コンさんは以前granZ concrete（横浜国立大学の学生ら※細田暁研究室 によって開発された造粒ポーラスコンクリート）の実装に協力されたご縁もある。

⚫︎参考記事：【神奈川】「学生らが主体的に開発した造粒ポーラスコンクリートgranZ con社会実装」相武生コン・横浜国立大学

てか、すごいよね、最近の若者は。

僕が子供だったり若者だったりした頃は、「最近の若者は」に続く言葉はたいていネガティブだったが、インターネットネイティブってことも関係しているのだろうか、非常に素晴らしい若者をよく見かける。

環境問題など非常に過酷な現代にこうして積極的な若者の活躍をたくさん見れることは非常に明るいことだと思う。

学生らによる施工が始まる

草刈りの終わった範囲の奥から敷設が始まる。

酷暑のため、写真をなかなか撮れなかった、と申し訳なさそうに報告されていたが、いやはや大変なことですよ。

まさつぐの報告よりもよっぽど立派な報告ですよ。

頑張れ、若者諸君。

と、普段若者相手に非常に塩対応な僕まで何だかひよって優しげキャラとなっている。

締め固め。

二見タンパも大活躍。

つまり、学生が立派に施工できるってことは、DIYも全然いけちゃうってこと意味している。

ね、簡単そうでしょ。

やってみたくなったでしょ。

オワコン完成

After。

オワコンにはセメントが配合されているから砂利と違って散らかったり埋まったりしない。

ガッチリ固まる。

雑草生えてこない。

しかも、水を透す構造であるため、排水も困らない。

なんとも都合のいいコンクリートなのであった。

以下、現場を指揮した志賀さんの報告原文ママ。

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お疲れ様です、横浜国大・コンクリートサロンの志賀です。
昨日の神奈川でのオワコンの報告です。

場所:神奈川県茅ケ崎市
出荷プラント:相武生コン
施工面積:42m2(2m3)
施工人数:4人(学生)
所要時間:2時間半

内容:
以前のオワコンCPで知り合いになった不動産会社様から直接オワコンの依頼があり、今回の施工に至りました。
オワコンCPで出会った施主さんといつもお世話になっている相武生コンと連携し、神奈川県内のオワコン打設を今後多く予定しております。
今回は、写真全体の1/3であり、今後残りの面積も行う予定です。
炎天下（36～37℃）の中での打設であったため、ドライアウト・早期硬化が心配でしたが、時折霧吹きで水を撒きながら施工を行い、無事終了しました。
また薬剤の投入に関して、今回は2m3だったため、相武生コン様にお願いして、1m3ごとミキサー車に積み込んで頂いて、その都度薬剤を投入する形としました(薬剤→1バッチ目→薬剤→2バッチ目→攪拌)。
施工の工夫なのか分かりませんが、オワコンの特性を活かして、ネコ（※一輪車）の通り道をつくるために、段差部分にオワコンの坂をつくって荷卸しをしやすくしました(写真の黄色丸部分)。荷卸し後に、レイキやショベルを用いて解体し、通常通り敷き均しました。
今回の施工についてのフィードバックは以上になります。

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た、たた、たたた大変よくできました。

オワコン圧倒的に安い

砂利舗装（防草シート）よりやすい。

マジすか。

他の材料、もう、出番ないじゃあないすか。

恐るべし、学生。

スタートアップ。

かっこつけないガチの姿勢でもう突進するこの生命力は凄まじいよね。

そんな学生らにも支えられてオワコン・造粒ポーラスコンクリートはめざましく世界の景色を変えている。

この勢いを理解できない大人たち（製造・施工）はいずれ淘汰されることになるだろう。

気の毒だけどね。

相武生コンさんをはじめ、多くの生コン製造者はその価値に気づいている。

そして、走り出している。

この現象を理解しない・できない人たちもいる。

仕方ない。

助けてやりたいけど、本人たちが理解しなければ、結局手を差し伸べても逆効果だもんね。

やれやれ。

何だかしみったれた話になっちゃいましたが、ほんとすごいよ学生たちは。

僕も負けてられないね。

また次回！

宮本充也