長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/07/04

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「土間コンDIYに向いている?」専門家が教える土間コンクリートDIYできる4つの理由

「土間コンDIYに向いている?」専門家が教える土間コンクリートDIYできる4つの理由

一般にコンクリート(生コン)は法人間取引で流通するとされ、DIYerには敷居が高いプロダクトと認知されてきた(参考記事参照)。

一方、このところの技術革新から土間コンの「DIYに向かない」ポイントが解消された。

もはや土間コンはDIYに最も向いている製品の1として数えられるようになった。

その4つの理由を庭コン・生コンポータルでは詳しく説明していきたいと思う。



(水を透さない)既往の土間コンがDIYに向かない理由

⚫︎参考記事:「土間コンクリートはDIYできないの?」専門家が教える土間コンクリートがDIYに向かないワケ

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1.生コンは半製品

生コンは半製品(完成品ではなく加工が必要)と呼ばれる流動性の大きい製品。

現場では施工当日の天気や気温、施工場所の地理的要因などを考えながら水勾配(排水のための傾斜)などを成形する。

現場への生コン搬入をどの様に行うかなど、限られた時間であらゆることを勘定していかなければならない。

つまり、施工業者ですら手間がかかる作業。

同じお魚同じお野菜でもプロに任せた方が美味しい。

ましてや、環境変数の大きい半製品の場合その難易度はご想像の通りだ。

 

2.ブリーディング

 

画像:(フレッシュモルタルの透水係数に関する研究から引用)

半製品生コンに含まれるセメント・水・砂・砂利それぞれの密度は異なる。

時間が経つと表面に1番密度の軽い水が浮かんでくるブリーディング(余剰水)が発生する。

ブリーディングが引いた後でしか最後の仕上げを行うことができ無い。

この待ち時間が季節や気温、湿気などによって変わり、さらに初めて生コンを触る人にとって見極めが非常に難しい。

待ち時間見極めの巧拙はレイタンス(表層の脆弱部)の発生に影響を及ぼし、土間コンそのものの耐久性(その後の見た目などの経時変化)にも大きく関係する。

3.金鏝仕上げ

画像:(https://www.sanei-landscape.com/?catid=6&itemid=622から引用)

左官はゴリゴリの専門職だ。

まさに芸術の世界でもある職人技、左官による金鏝仕上げがDIYに挑戦する上で最もハードルが高い。

金鏝仕上げは残念ながら、動画や本をみていくら勉強したとしても素人には及ばない。

頑張ってメッシュ配筋や敷設までできたとしても、左官はプロに任せざるを得ないだろう。

 

4.生コンをどこに頼めばいいかわからない

冒頭にもあったようにコンクリートは法人間取引の製品だ。

普段一般消費者を相手にしていない。

そのため生コンを手に入れるためには、生コン工場から手に入れるしかない。

馴染みの病院やレストランに電話するように生コン工場に電話する人はいない。

つまり、個人が生コンを手に入れることが難しく、DIYを始める以前で挫折をしてしまう。

つまりこの上記4つの理由全てが、土間コンクリートをDIYできない理由だった。



水を透す土間コン「オワコン」はDIYに向いている!!

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1.流動性がない

写真でわかる通り生コン同様生コン車で届けられるもののパチンコ玉のように流動性を帯びていない。

コロコロ転がってきた材料をレーキやトンボなどで所定の高さに敷き広げるだけ。

ワイヤーメッシュの敷設も必要ない。

また、水勾配(排水のための傾斜)を成形する必要がない。

ポーラスコンクリートと言って水はそのまま吸収されるため真っ平でも水たまりはできない。

DIYあるあるとも言っていい表面の凸凹も供用上問題なしってわけだ。

これぞ、流動性のないオワコンの真骨頂。

とにかく施工が楽。

 

2.ブリーディングもない

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オワコンは造粒ポーラスコンクリートと呼ばれる構造を有している。

 生コンと違って流動性はなく、さらにセメント・水・砂・砂利は「チョコボール」のように1つの粒に集約されている。

そのため、ブリーディング(余剰水)が浮き上がってこないのが特徴だ。

DIYerにとって難関となるブリーディングの有無、仕上げのタイミングの見極めが不要。

敷き広げたら「即座に」締め固め(仕上げ)作業に移行することができる。

「即座に」と書いたが、別に「急がないで数十分後に」でも構わない。

これは既往のポーラスコンクリート(透水コン)には期待できなかった特長だ。

 

3.金鏝仕上げがいらない

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まさに2でも取り上げた通り、即座に、あるいは数十分後に、タンパやプレートなどで締め固めるだけで仕上げとなる。

ブリーディングがおさまった後プロの左官にお越しいただき芸術技を見せつけていただく必要がない。

敷き広げて、締め固めるだけ、以上おしまい。

もっと言えば、撒いて踏むだけ

雑草が生えなければそれでいい。

水がたまらなければそれでいい。

ふだん人が出入りしないような犬走なら見た目も気にすることないだろう。

だから、DIYにめちゃくちゃ向いてるってわけ。

 

4.「生コン」簡単に頼める各種サービス

当サイト庭コン・生コンポータルのモットーは「生コンをもっと身近に」

20年以上の透水性コンクリート事業の継続は全国1000におよぶ生コン製造者のネットワークを構築した。

マップにある工場に直電でも、庭コン・生コンポータルのメールフォールでも、あるいはネット小売のエクスショップからでも。

DIYerが安心感のある方法で問い合わせば、法人間取引プロダクト、敷居の高い生コンクリートの円滑な購入方法が理解できる。

ね?

オワコンならいとも簡単に頼めちゃうでしょ?



土間コン vs オワコン

土間コンとオワコンの施工手順比較
施工手順土間コンオワコン
1)掘削 200mm~ 150mmに削減
2)残土処分 200mm × 面積 150mm × 面積に削減
3)路盤 100mm~ 省略
4)メッシュ配筋 省略
5)コンクリート工 100mm~
数時間から半日の水引を待ってから仕上げ
オワコン150mm
2層打設によりセメント安定処理路盤を兼ねる
6)養生 当日〜翌日は立ち入り厳禁 直後から歩行や軽作業可能(時短)

わかりやすいでしょ、この表。

こちらはいわば、駐車場として整備する場合の土間コンとオワコンの手順比較。

あらゆる面で省略あるいは削減が達成されていることがわかる。

ただでさえ、楽になっているだけでなく、施工フローも最適化されている。

お目が高いDIYerさんならご存知の通り。

もう、普通の水を透さない土間コンを選ぶ理由がないということがわかる。

今後プロ施工者・一般エクステリアの分野でも随時水を透さない土間コンは水を透す土間コン(オワコン)に切り替えられていくことになろう。


以上、コンクリートだけに20年以上心血を注ぎ続けてきた男。

専門家・宮本充也が教える、「専門家が教える土間コンクリートDIYできる4つの理由」

簡単な質問ならLINEで即答するよ。

生コンをもっと身近に。

それだけで、暮らしは改善され、世界はより美しくなることを知っている。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

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