2022/03/31
《FIB Congress》「国際コンクリート連合に登場?! 【オワコン】【granZ concrete】 ついに、海を渡る!!」造粒ポーラスコンクリート
昨年彗星の如く現れた造粒ポーラスコンクリート(オワコン・granZ concrete)がなんとこの度コンクリートの国際学会FIB Congressの論文発表に登場することとなった。世界が注目する造粒ポーラスコンクリートについて。
オワコン海を渡る
Concrete production in Japan
Another application of Mapei product Recon Zero EVO evolved during the handling of granulates from dry-washing. As described before, granulates from dry-washing are discharged from the concrete mixer and let harden for approximately 24 hours or more and then crushed into so-called RCZ Aggregate. Japanese concrete plant Nr-mix produces "Owacon", granulated porous concrete instead of RCZ Aggregate. Owacon started from the thought of processing the concrete left in the ready-mixed concrete truck that came back from the site. Owacon consists of 125 kg of cement, 2000 kg of aggregates (fine and coarse), approx. 125 kg of water and Recon Zero EVO. Everything is blended in the concrete truck on its way to the placement location. Granulated porous concrete is finished by compacting and among the other properties dispone by high permeability.
The idea of reduction of waste from concrete plants evolved even further and developed granZ concrete, granulated porous concrete with zero cement concrete, and slag aggregates in cooperation with Yokohama National University. GrandZ concrete is moving being tested on large scale after robust testing and development in the laboratory.
(Iveta Novakova from UiT The Arctic University of Norway)
fib Congress 2022 in Oslo
https://www.tekna.no/en/events/fib-international-congress-2022-oslo-39796/
2022年6月12〜16日 造粒ポーラスコンクリート(オワコン、granZ concrete)世界デビュー
⚫︎参考記事:都市イノベーション学府 学生プジェクト"granZ concrete"が完成
すでに、RRCSらで採択されているGI基金での検討や、横浜国立大学での研究が行われている。
昨年8月下旬に突如彗星のように登場した造粒ポーラスコンクリート。
その潜在性は計り知れない。
日本生まれの「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」はこの度FIB Congress において世界中のコンクリート関係者が見守る中発表されることとなった。
FIBとは、国際コンクリート連合のことであり、JCI(日本コンクリート工学会)やACI(アメリカ)などの上部組織の国際的コンクリートの権威だ。
(FIB国際コンクリート連合: The International Federation for Structural Concrete)
たまさか生み出された造粒ポーラスコンクリートはそんな大舞台で衆目に晒されることとなった。
対象市場は「地球の陸地全部」
造粒ポーラスコンクリートの主な対象とする市場は現在「防草」(雑草対策)となっている。
人のいるところに雑草は生える。
そして、雑草は人々にとって不都合。
これは、日本に限らず世界中で同様であるはずだ。
現在「オワコン」は日本中の生コン製造者らの協力を仰ぎエクステリアシーンを席巻している。
従来、コンクリート産業は発注官庁を頂に仰いだ産業ヒエラルキー(発注・設計・GC・商社・協組)を通じてプロダクトを流通してきた。
そのあり方にあって、オワコンはヒエラルキーを経由せず、消費ラストワンマイルに施工・製造ラストワンマイルからダイレクトに届けられている。
全く新しい流通構造だ。
つまり、輸出可能なのはプロダクトだけでなく流通構造(モデル)であると言っていい。
「雑草困る」
市場は日本に限らず世界中にある。
さらに、10年以上共同歩調をとってきたMAPEIは世界中に支店展開している多国籍企業である。
同社らの関係先を日本生まれの流通構造・モデルで再定義することで、日本で現在行われていることは広く世界中に適応可能であることを意味する。
世界の皆さんこんにちは。
6月12〜16日国際都市オスロで開催されるFIB Congressではそんな日本からの衝撃が巻き起こることになるはずだ。
時を得たアイデアは誰にも止めることはできない。
広く世界へ。
僕たち日本の生コンラストワンマイルが生み出したイノベーションは瞬く間に広がろうとしている。
宮本充也
(ちなみに、OWACONが日本で現在どんな意味で用いられているかはIvetaさんにお伝えしていない笑)
※透水性コンクリートの入手方法は以下の通り。
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「雑草やぬかるみ、水たまりだけ解消できればそれでいいんだけど」
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⚫︎参考記事:《快適な庭》「材料30,000円です。任せても工事一式88,800円です。防草シート+砕石(化粧、防犯)敷きを検討中なら!」雑草・ぬかるみ・水たまり対策
⚫︎参考記事:雑草・ぬかるみ・水たまり解消「オワコン一式 《88,800円》 今なら全国一律で請け負います!!」生コンポータル
⚫︎参考記事:【募集】「全国一律5,000円/m2で請け負う《実験用》駐車場タイプの造粒ポーラスコンクリート《オワコン》施工」
このように、今では透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)は土間コン同様に容易に手に入るようになった。
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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