オワコンは現在民間需要でバズっている。このところ気づいたことがある。マジで雑草に困ってるのは、一般人だけじゃない。公共性の高い場所の雑草対策は、深刻な人手不足や高齢化に見舞われている我が国において国難とも言っていい。コンクリがその苦しみを癒して差し上げます。

大変ですね、雑草メンテ

人力で雑草メンテ、簡単に言えば草抜き、草むしりを頑張ってる。

このところ高齢化が進み、作業員の確保が課題となっているようだ。

侵入木伐採の様子。

うひゃー、大変そうっ。

こちらは除草剤の散布状況。

どひー、大変そうっ。

これって、重機の作業スペース確保しなきゃだから、交通規制とかも発生するんだろうなあ。

そうなると、渋滞も巻き起こすし、費用面だけでなく、利用者への心理的負担もあるってことか。

どひーっ。

毎年105億円の支出！

10,500,000,000円！！

毎年、NEXCO東日本だけで、105億円もの巨費が投じられているっ。

引用：3 技術討論①　NEXCO東日本_1.pdf

民間で絶賛バズり中「オワコン」について

こちら、民間でバズっている雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞害・害虫を対策するプロダクト。

造粒ポーラスコンクリート「オワコン」だ。

⚫︎参考記事： 【千葉】「家族でやればたったの3万円で永遠に家周りの【雑草】【ぬかるみ】【水たまり】【猫の糞害】【害虫】から解放される？！」ヤマカ建材工業・DIY

なんと手軽に、オワコンを3〜5cm地面に撒いて締め固める（踏む程度）で完成。

コンクリだから、防草シートと違って耐久性は半端ねえ。

そもそも、橋脚とか擁壁と同じだけの耐久性が見込まれる。

防草シートと違って、どこかで撤去・更新するときに費用がかさまない。

そして、ポーラス構造だから水を通す、排水計画にもバッチリ。

法面とか、中央分離帯とか、あらかじめやっとく？

たとえば、こういうとこ。

法面、急傾斜。

植栽（灌木）は生やしておきたいけど、雑草は困る、みたいなとこ。

または、こんなとこ。

中央分離帯。

ここ、放置しとくとこんなになる。

オワコンなら防草シートと同等の費用で、しかも灌木・植栽の根系にはきちんと新鮮な水と空気を届けつつ、雑草を抑えることができる。

コンクリだから、基本供用期間中は性能は維持される。

105億円、毎年支出する必要がなくなるんです、 NEXCO東日本さん。

RRCSでご縁のあるゼネコン・道路会社の皆さんと目指せ防草工法

とはいえ、NEXCOさんとかほにゃらら電力さんは地方の生コン屋のいうことをなかなか素直に聞けないでしょう。

わかるよ、その気持ち。

わかる。

だから、ちゃんと座組みを整えてあげて、採用できるようにしてあげる。

RRCS（生コン・残コンソリューション技術研究会）はコンクリート産業唯一絶対の権威・神こと野口貴文先生が代表理事を務める団体である。

⚫︎RRCS：https://rrcs-association.or.jp/

そこには、大手ゼネコンや道路会社の姿もある。

彼らは常にNEXCOさんとか電力会社さんの仕事を請け負ってる。

彼らからの提案なら採用しやすいでしょ？

というわけで、粛々と進めております。

「NEXCOさん、電力さん、待っててね！ もう少しで雑草メンテから解放させてあげるから！」

宮本充也