2023/07/24
【静岡】「大きな団子状のモルタル(ダマ)ができず仕上げしやすいオワコンの作り方」
静岡県。デッキ下草押さえ・排水目的で「オワコン」採用。「Y弾投入をプラント下で投入と同時に行うことでデカイ団子が出てこなかった」(ICCドライバー談)。現場では日夜様々な気づきが生まれ改善が繰り返されている。
製造:ICC(担当:わたなべまさつぐ)
オワコンの素「より良い」使い方!
ウッドデッキ下草押さえ&排水Before
ウッドデッキ設置前の基礎・砕石敷きの状態。ここにコンクリートを貼ると排水の問題が生じ、そのままだと雑草が生えるということで「オワコン」が採用された。
生コンと同時にY弾投入「オワコン」
「Y弾(オワコンの素)投入をプラント下で投入と同時に行うことでデカイ団子が出てこなかった」(ICCドライバー談)
動画は「現場でオワコンを作る」のマニュアル。一般に、ダマ(大きな団子状のモルタル)が少ないほどオワコンは仕上げしやすい。動画で推奨されているように積み込みを終えてからではなく積み込みの最中にY弾(オワコンの素)が投入されることでより品質の良い「オワコン」が得られることがわかった。
まずは敷き均し
車両が乗り入れることもない下地であるため最小厚(50mmを推奨している)で敷き均し。
締め固めで仕上げ
続いて、締め固め。そもそも、雑草を抑える、排水を対策する、というだけの目的であるため表面の見た目はさほど重要な項目ではない(いずれにせよウッドデッキで見えなくなってしまう)ものの、ダマが少ないためかタッチアップせずにそこそこ綺麗に仕上がっている。
ウッドデッキの下地は雑草生えない「オワコン」で快適に!
かなり大きめサイズのウッドデッキが予定されているようだ。これから迎える夏本番も打ち水などでオワコンが水分を吸収することで環境温度も低減され雑草も水たまりもない快適な庭空間が始まる。
オワコンの夏、日本の夏。
ダマが少ないからか、それほど仕上げに気を使わなくてもとっても綺麗に仕上がった「オワコン」はこれからの日本の、いや、世界の風物詩として環境に貢献していくことだろう。
「コンクリートをもっと身近に」
まー、その、なんていうのだろうか、今まさにやっているその仕事、普段何気なくやっているその作業、労務をこうしてblgなどで公開・晒すことで客観的な視点を得ることができるって最近気づいたんだ。これで8年目だよ、僕が毎日3本blgをせっせと書くようになってからね。最初は何の効果も感じられなかったけど、毎日嫌でもInPutとOutPutを繰り返してるとね、自分自身の変化というか習慣が変わると姿勢や性格にも影響を及ぼすってことを強く意識するようになってます。てへ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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