大阪市東淀川区。透水性コンクリート「オワコン」（防草材）が採用された。導線が細く、バケツリレーでの打設となった。（yutaro共有）
製造：寝屋川コンクリート（担当：yutaro）、施工：エヌシー産業（担当：小西康成、6m2、50mm厚、4名、2時間）

バケツリレーでオワコン

施工Before。

奥まった一画。

元々、草が生えてきて困ってた場所だろう。

最後の草取りを終え、地盤が剥き出しになっている状態。

二度と、草が生えてこないように。

そして、ぬかるみまず、水もたまらないように。

たったそれだけの希望だが、これまで我が国ではなかなかそのささやかな希望は叶えられることがなかった。

せいぜい、防草シート下地に砕石（6号砕石や防犯砂利など）を敷いておけ、が付け焼き刃な対策だった。

無論、年数が経てば、草はシートを突き破って生えてくる。

プラスチック、つまりは、石油製品であるからだ。

そして、ここに、抜本的な雑草対策として、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」が爆誕している。

それでは施工を見ていこう。

施工というほどのことでもない。

撒いて（敷き均して）、踏む（締め固める）だけ。

もはや、職人さんとか業者さんにお願いするほどのことでもない。

オワコンは、ポーラス構造と言って、隙間が確保されていることから、透水性を有している。

一見、水が通るようには思われないかもしれないが、ガンガン通してしまう。

施工After。

これで、二度と、ぬかるみや水たまり、そしてもちろん、雑草に困ることはないだろう。

何せ、コンクリ。

耐久性は折り紙付きだ。

プラスチック製品とは全然違う。

永遠に、硬いまんま。

アスファルトや防草シートと違って、溶けたり、撓んだり、破れたりいたしません。

あしからず。

そんな造粒ポーラスコンクリート「オワコン」（防草材）はどうやったら手に入るのか？

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このように、今では透水性コンクリート（ドライテック、オワコン）は土間コン同様に容易に手に入るようになった。

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草生えてこなかったらなんだっていいや。

そんな時、オワコンは非常に役に立つ。

シンプルだ。

コンクリ、そして、水を通す程度の隙間があるから、永遠に水もたまらない、ぬかるまない、雑草は生えてこない。

簡単な話だ。

多くを求めない。

ただ、ただ、シンプルな願いを叶えたい。

オワコン、叶えます。

宮本充也