先週1週間は、「猫よけ」という個人的にはあまり悩まされて来なかった分野について学んだ期間だった。なぜ、猫は、家周りでおしっこをして、人々を困らせるのか。元々「雑草対策」を主に生み出されたプロダクト「オワコン」はなぜ猫よけになるのか？（週間生コン）

猫はどうして家周り・庭で排泄をするのか？

⚫︎参考記事： 野良猫ってなんで庭に糞するの？猫の習性から考える被害の原因と対策

猫の習性、スプレー行動（尿マーキング）は猫が自分のナワバリを主張するためにオシッコをかけて臭いをつける行動。

家周りを土間コンクリートなどで完全に埋め尽くしている場合はあまり聞いたことがないだろう。

「猫がお庭をトイレにしちゃって、臭くて汚くて困ってる」なんて話。

つまり、匂いがつきにくい、あるいは除去しやすいようにしておけば猫よけになる。

庭や花壇、プランター、玄関、家庭菜園など、舗装されていない場所でおしっこされちゃうと、その匂いはこっもってしまう。

なんと、人類にとって都合が悪いことに、猫がトイレをする場所は「砂や土・芝生などの柔らかい場所」だそうだ。

排泄した場所が汚れていたり自分のした糞尿が残っていたりすると嫌がる。

そういう習性があるため排泄したあとは土を掘り返して糞尿を埋める。

オワコンは猫にとって最強の嫌がらせ

⚫︎先週の記事1： 【福岡】「苦しめられてきた雑草や猫の排泄物 《たった⚫︎万円以内》 で解決する全国キャンペーン実施中」all round

先週の記事2： 【千葉】「まずは身近な現実の国（雑草・猫糞尿・ぬかるみ・水たまり）を理想郷にしようよ」東邦レミコン 千葉工場

先週の記事3： 【奈良】「100m2の駐車場がなんと《驚愕》 ￥300,000円以下 で完成しちゃったよ！」ウエヒラ・DIY

そんなオワコンだが、まず、猫にとって好ましい「柔らかい」が一切ない。

なぜって、コンクリだ。

コンクリは硬いのだ。

猫がそこで仮にう⚫︎ちをしても、砂とか土のように掘り返して隠すことができない。

その時点で、猫には敬遠されることになる。

続いて、匂いが残りにくい造粒ポーラス構造が挙げられる。

おしっこしても抜けちゃう。

雨が降れば溶脱（ようだつ）する。

オワコンは「地球に蓋しない」コンクリートであるため、猫のおしっこはそこに留まることなく自然の循環に委ねられる。

川の流れのように。

猫よけはもちろん雑草対策にも最適

さて、そんな自然の循環を妨げないコンクリ「オワコン」だが、なんとも都合のいいことに「雑草」は抑えてくれる。

なんとも都合のいいことのように聞こえるかもしれない。

ただ、オワコン（造粒ポーラスコンクリート）は植栽の生育は許すけど、雑草は生えさせないのである。

なぜか？

それは、雑草が生えてくるために必要な根系が生育するための土の量と空間が確保できないからだ。

（構造物との隙間など断面が確保されている場所には草が生えてくるのはアスファルトやコンクリと同様）

「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」

猫も、雑草も、自然物だが、「ここじゃなくて、どうぞ他所でやってください」がオワコンにはできるってこと。

この夏やってくる「蚊」の対策（害虫）にもオワコンいける？

毎年夏に僕たち庭ライフをエンジョイする人々を困らせる蚊。

蚊はどこからやってくるかというとボウフラからやってくる。

ボウフラはどこからやってくるかというと、水たまり・停滞水の中で育つ。

じゃあ、つまり、水がたまらなけりゃいいじゃん、簡単なことになる。

この点については定量的に検証できる術が今のところ思いつかないのだが、土間コンとか水が停滞してしまいがちな地面よりはよほどオワコンの方がいいじゃんというのは容易に想像できる。

なんと今なら一式88,800円キャンペーン中？！

猫、雑草、ぬかるみ、水たまり、果ては蚊、害虫まで。

家周りの悩み対策all in ONEがオワコンなわけだが、なんとそのオワコン今なら一式88,800円で買い求めることができる。

 DIYもできるし、DIYなら当然もっと安い（30,000円〜）。

ネット検索をしていると実に多様な猫・雑草・ぬかるみ・水たまり・害虫対策を眺めることができる。

いずれも、根本的ではなく、付け焼き刃なのだ。

「水の次に流通する材料」と呼ばれる生コン産業からの贈り物「オワコン」は多くの対策グッズや商品を文字通り「オワコン」にしてしまうのかもしれない。

宮本充也