2022/05/05
【愛媛】「今回お施主様より言われ断れず施工。今後採用していきたい」エヒメ生コン・エクスガーデン川本
愛媛県大洲市。今までも問合せがあったが今回お施主様より言われ断れず施工。他現場止めてみんなで経験してみた。今後採用していきたい。
製造:エヒメ生コン(担当:山岡喜一郎)、施工:エクスガーデン川本(担当:川本陽介、40m2、100mm厚、7名、2時間、タイムラプスあり、YouTubeあり)
断りきれず?
施工Before。
「今回お施主様より言われ断れず施工」
へ?
断ってたの?
勿体無い、損しましたね。
だって、こんなに施工が簡単でいて高付加価値の材料に手を出していなかったんですから。
次に皆さんにご覧いただく施工でそれが本人だけじゃなく誰にとってもわかるはずだ。
初めての施工から熟練工になれる「コツ」
わかるだろうか。
単位施工面積(1ます)を小さく区切って施工をすることで作業人員が少人数でも大丈夫。
ブロックなどであらかじめ区切っておけば作業が散漫にならず細かいところまで目が行き届くようになる。
鉄則と言っていい。
端部にふるって細かい材料を仕上げている様子がご覧になれるだろう。
締め固めたら次のスパン。
あとは単純作業の連続。
2ます目からは熟練工。材料が途切れても大丈夫
最初のマスが完成し、次のマスの施工に移る。
もう、あなたたちは熟練工だ。
フォーメーションも完成し、誰が何の役割を果たすか自然と体が動いているだろう。
だからこそ、透水コン(ポーラスコンクリート)は広く DIYerにも愛される材料として喜ばれている。
「やったことないのでできません」とか、「(やったことないしやりたくないから)土間コンの2〜3倍の価格です」とかそういうの食わず嫌いという。
断らずにやってみよう。
それでは完成写真だ。
初めての施工とは思えない文句のつけようのない仕上がり
施工After。
カンペキ。
「今後採用していきたい」(現場の声)。
ね、そうなるでしょ?
みんなそうなるのに、最初の一手が動かない。
食わず嫌いは勿体無いから前向きに楽しもう!
さらに登場オワコンとは??
そして、新登場の「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)だがこちらもかなり都合のいい材料となっている。
透水コン(ポーラスコンクリート)は骨材がセメントペーストで皮膜されている。
一方、造粒ポーラスの場合はモルタルペースト(セメント+水+砂)で包まれている。
そのため、「乾きにくい」という性質を持っている。
いや、「乾かない」と断じてもいいくらいだ。
だから、仮に30分以上仕上げられることなく材料が放置されていても大丈夫。
通常のポーラスの場合夏場や風の強い日にそんなことしてしまったらドライアウトと言って骨材剥離や飛散の原因を作ってしまうことになる。
「早く終われるけど、急がなくてもいい」
がオワコンの特徴となっている。
だから、動画のような結構スレスレなキャンペーンも実現する。
透水コン(ポーラスコンクリート)とオワコン(造粒ポーラスコンクリート)。
2匹の虎(今年寅年だもんね)が2022年は日本中を席巻している。
今は日本かもしれないが、GI基金での研鑽の末に広く国際的に広がる潜在性を十分に有している。
なぜって、「生コン工場のあるところならどこでも」が生コンの強みだ。
電気・水道・生コンってくらいの物流網が世界中に存在している。
毛細血管かってくらいだ。
夢は大きく。
そして、現場・現実・現物に寄り添い、顧客と市場(生態系)の要求する囁きに耳を澄ませて。
静かな毎日を送っていきたい。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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