長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/07/23

【静岡】「既往のポーラスコンクリートは 夏場 施工の腕に余程自信がなければ手を出すな」富士西麓ガーデン

 【静岡】「既往のポーラスコンクリートは 夏場 施工の腕に余程自信がなければ手を出すな」富士西麓ガーデン

静岡県富士宮市。既往のポーラスコンクリートの出荷もオワコン同様引き続き好調だ。ただし、造粒ポーラスに比して乾燥までの時間が早い(ドライアウトの懸念)ため、夏場は熟練を要する。富士西麓ガーデンの珠玉の施工をご覧ください。
製造:長岡生コンクリート(担当:Masatsugu)、施工:富士西麓ガーデン(担当:木川勇麿)



透水性コンクリートには路盤が必要

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施工Before。

路盤の状態。

土間コンとオワコンの施工手順比較
施工手順土間コンオワコン
1)掘削 200mm~ 150mmに削減
2)残土処分 200mm × 面積 150mm × 面積に削減
3)路盤 100mm~ 省略
4)メッシュ配筋 省略
5)コンクリート工 100mm~
数時間から半日の水引を待ってから仕上げ
オワコン150mm
2層打設によりセメント安定処理路盤を兼ねる
6)養生 当日〜翌日は立ち入り厳禁 直後から歩行や軽作業可能(時短)

通常、土間コンも既往の透水性コンクリートも「路盤」が下地に100mmで準備される。

表層工としてのコンクリート舗装(ポーラスコンクリートも)が受けた荷重を路盤が分散させて路床に伝達する役割とか言われている。

見たことがないのでわからない。

一方、オワコンの場合は路盤をわざわざ施工しなくてもいいようにした。

だから、工程がすっきりシンプルになって、施工フレンドリーだ。

既往のポーラスコンクリートは水を透さない既往の土間コン同様路盤を施工せねばなので面倒だ。

「2層打設によりセメント安定処理路盤を兼ねる」

ことはできない。

構造が違う。

一方、造粒ポーラスはまんまセメント安定処理路盤の構造である。

親玉のような強度を発現する。



テクスチャの違い

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After。

さすが、富士西麓ガーデンの施工。

お見事。

で、これが既往のポーラスコンクリートのテクスチャ。

雷おこしみたいだね。

オコシコンって名前いいかもね確かに。

山口先生や小澤さんが見た目で「オコシコン」っておっしゃってたけど。

あ、気に入った、オコシコン、オコシコンで行こう。

既往のポーラスコンクリートがオコシコンで、造粒されたポーラスコンクリートがオワコン。

なんか、オコシコン・オワコンって感じで、いいコンビな感じだね。



こっちがオワコン

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オコシのテクスチャと違って、オワコンは幾分丸みを帯びていて優しい感じ。

造粒されているから乾燥しない。

施工はしやすい。

おこしは一方でセメントペーストしかないからすぐ乾く。

夏場は余程の熟練でなければおこしの透水性コンクリートには手を出さないほうがいいだろう。

すぐ乾くと、きちんと固まってくれなくて、飛散って言ってポロポロなっちゃう。


てことで、やべえ、今日ブログ書くの結構辛いからこの辺でおしまいとする。

オワコンが土間コン(生コン)より安い理由

土間コンとオワコンの施工手順比較
施工手順土間コンオワコン
1)掘削 200mm~ 150mmに削減
2)残土処分 200mm × 面積 150mm × 面積に削減
3)路盤 100mm~ 省略
4)メッシュ配筋 省略
5)コンクリート工 100mm~
数時間から半日の水引を待ってから仕上げ
オワコン150mm
状況によってセメント安定処理路盤を兼ねる
6)養生 当日〜翌日は立ち入り厳禁 直後から歩行や軽作業可能(時短)

上の表は土間コン(生コン)とオワコンの施工手順を比較したものです。

材料費としては、2層で路盤を兼ねた150mmのオワコンは、生コンクリートよりも高くなります。

しかし、以下のとおり工事費は作業人員2名分ほど縮減できるので、総費用は生コンよりも安くなる傾向にあります。

 ・掘削・処分残土量が減ってる
 ・路盤材料使わない
 ・ワイヤーメッシュ配筋しない

また、施工直後から軽作業(カーポート屋根設置)ができる などのメリットもあります。


ダメ押しで、テンプレぶっ込んでおしまいとする。

それではまた次回!

んちゃ!



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費
(配送料無料)
80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費
(配送料無料)
120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

webリフォームローン
土間コン相見積キャンペーン
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オコシコンとドライテックの違い
オワコンとオコシコンの違い
生コンデスク
あとじゃん先生
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