2022/07/27
【群馬】「暮らしにまつわる雑草・排水を対策するならもう砂利舗装とか防草シートとかではない」モトキ建材・ジェイクレインリード・高総建設
群馬県玉村町。暮らしにまつわる雑草と排水を対策するならもう砂利舗装とか防草シートとかではないってご存知ですよね。知らない施工者がいらしたら啓蒙して差し上げてください。最先端はポーラスコンクリートを選んでいる。
製造:モトキ建材(担当:中根政範)、施工:ジェイクレインリード・高総建設(22m2、30〜50mm厚、1時間)、CN:渋谷建材(担当:Yuuta DT)
暮らしに雑草・排水は問題ではない
Before。
過酷な労働環境から解放され週末自宅でのんびり、なんてまやかしですよ、ありませんよそんなの。
写真のように家周りをそのままにしておけば、必ず雑草というさらに過酷な現実があなたを休ませてくれない。
雑草はあなたに「働け。報われないのに、働け」と強要してきます。
あなたは「ええい、コンクリで埋めちまえ」と報復したきでいるかもしれないが、今度は排水という問題を忘れていることに「床下浸水」という現実に臨むことで理解する。
報われないねえ。
気の毒だねえ。
そんなのは一昔前の話。
今や「オワコン」が民草を救済してくれているのであった。
圧倒的な透水(保水)性能は「排水」という問題を亡き者にしてくれる。
立ち上がりと土間コンの隙間から床下浸水なんかしないよ。
そして、コンクリートっすから、「ええい、コンクリートで埋めちまえ」のコンクリートっすから、雑草なんかに突き破られませんよ、防草シートさんと違って。
コンクリートすから、砂利舗装みたいに散らかったり埋まったりぬかるんだりしませんよ。
他の舗装と比較してどんな?
材料 | 工事を依頼 | DIY | 透水性能 | DIY難易度 |
---|---|---|---|---|
砂利+防水シート |
100,000 | 50,000 | 〇 | ★ |
土間コン |
150,000 | 50,000 | × | ★★★★★ |
ドライテック |
200,000 | 130,000 | ◎ | ★★★★ |
オワコン |
88,800 | 30,000 | ◎ | ★★ |
知らなかったでは済まされないかも!
庭材料で【最安】とされる砂利敷と同等もしくは安価なオワコン
こんな感じ。
前置き長くなったが、こちらの暮らしが永遠に雑草・排水問題から解放される様子をご覧いただこう。
雑草・排水問題がオワコンになる1時間
あれ。
終わっちゃった、秒で。
マジで早い。
すみません、呆気なさすぎて、2022年現在でまだ雑草や排水に苦しんでるやついる?
いねーよなー?
これ、まだ、締め固め(転圧・仕上げ)前のオワコン。
締め固めると。
はい、こんな感じ、キュッと詰まってるね、いい感じだね。
あんま悪口とか言いたくないんだけど、もし今酷暑の中雑草対策のためにHCにわざわざ防草シートと砂利を買いに行ってる人がいたら、つまらないからやめろ、と言ってあげたい。
宮沢賢治の心境で、そう言ってあげたい。
それ、意味ないから。
オワコンだから。
しかも、これ、DIYできちゃうくらい、だから安い。
オワコンが土間コン(生コン)より安い理由
施工手順 | 土間コン | オワコン |
---|---|---|
1)掘削 | 200mm~ | 150mmに削減 |
2)残土処分 | 200mm × 面積 | 150mm × 面積に削減 |
3)路盤 | 100mm~ | 省略 |
4)メッシュ配筋 | 有 | 省略 |
5)コンクリート工 | 100mm~ 数時間から半日の水引を待ってから仕上げ |
オワコン150mm 状況によってセメント安定処理路盤を兼ねる |
6)養生 | 当日〜翌日は立ち入り厳禁 | 直後から歩行や軽作業可能(時短) |
上の表は土間コン(生コン)とオワコンの施工手順を比較したものです。
材料費としては、2層で路盤を兼ねた150mmのオワコンは、生コンクリートよりも高くなります。
しかし、以下のとおり工事費は作業人員2名分ほど縮減できるので、総費用は生コンよりも安くなる傾向にあります。
・掘削・処分残土量が減ってる
・路盤材料使わない
・ワイヤーメッシュ配筋しない
また、施工直後から軽作業(カーポート屋根設置)ができる などのメリットもあります。
なんと、水を透さない既往の土間コンよりも、「安い」。
うそー、って感じ。
しかも、それが、たった1時間とかそこらで完了。
うそー、って感じ。
ほんとだよ。
この規模だとお値段も10万円行かないよ。
自分でやったら、3〜4万だよ。
嘘じゃないよ。
そんな庭コン・生コンポータルのマーケティング方針
ネットを眺めてると情弱の皆さんが右往左往されているのを見かけて非常に不憫におもってます。
ここに正解があるよーって、たくさん垂れ流してあげてるのに、「何か裏があるはずだ!」と頼んでもないのに気色ばんで無駄な時間を消費している気の毒な消費者の方々を見ていると、不憫です。
助けてあげたいけど、無理なんだろうなあ。
かわいちょ。
だから、やれることやろっと。
昨日、庭コン・生コンポータルでは久々ぶりに「会議」なるものが開かれた。
会議なんて1年に1回2回で十分だ、なるべく開きたくないと思ってる。
参加者はハイパーメディアクリエイターこと小松職員とゆきのさん、まーつぐの4人だ。
今後庭コン・生コンポータルでは情報発信の訴求先をDIYerに設定することにした。
これまで常に当社らはイノベーターに対して情報訴求してきた。
当社の流通は大きく分けて3つに区分される。
製造
施工
消費
ニーズは消費>施工>製造というフローを描いてもたらされ、供給は逆に製造>施工>消費という道を辿る。
やはり、一流どころと一緒に仕事してないと、一流にはなれない。
例えば、製造では白石建設とか渋谷建材とか毛受建材その他生コンキャンプでご一緒している方々と仕事をしてると自然に一流が身につく。
施工も、タケザワウォールとかall roundとかオリジナルガーデンといった一流どころと共にいることで入ってくる情報も一流になるし一流の仕事(施工)がまたしてもニーズを誘導してくる。
そのニーズを一流の製造に繋げれば良い。
庭コン・生コンポータルのこれまでの足跡を振り返れば、消費セグメントでどこに情報訴求をすべきか、どこと共にいるべきかが自然とわかってくる。
答えはDIYer。
つまり、消費の一流どころに情報訴求することが正解なわけだ。
民草を救済してやりたい気持ちは山々だが、底辺を相手にしていても意味がない。
心を鬼にして底辺を切り捨てる。
消費の一流どころDIYerをペルソナとして徹底的に情報を流し込む、マスボリュームで。
そんな会議だった。
民草は捨てる。
素敵なマーケティングの方針が示された会議だった。
それでは、また次回!
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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