2022/08/21
【千葉】「オワコンに関する問い合わせがやばいくらいに寄せられている」ヤマカ建材工業・エクステリア元
千葉県千葉市。このところ施主からオワコンに関する問い合わせが多く調べると旧知の生コンポータルの取り扱い製品であることを知り「それなら大丈夫だろう」と今回施工に踏み切った。今後も複数現場を予定しているそうだ。「施工性も、使い勝手もいいね」(施工店社長)
製造:ヤマカ建材工業、施工:エクステリア元(10m2、50mm厚、4名、1時間)、施工相談員:透水性夫(菅野貴夫)
オワコンに関する問い合わせが多い
このところ施主から「オワコン」に関する問い合わせが多い。
実際施工を担当した施工店社長のコメントだ。
ローンチ(というよりも、「着想」)から本日で丸1年の節目を迎えている。
たった1年で景色は様変わりしてしまったようだ。
「駐車場と言ったら土間コン一択」
と考えられていたエクステリア・外構分野の舗装の常識が流動的に活気付いている。
当社らも取り扱っているドライテックのバズ直後に現れたオワコンは瞬く間に舗装の常識を変えてしまった。
まず、その、経済性
材料 | 工事を依頼 | DIY | 透水性能 | DIY難易度 |
---|---|---|---|---|
砂利+防水シート |
100,000 | 50,000 | 〇 | ★ |
土間コン |
150,000 | 50,000 | × | ★★★★★ |
ドライテック オコシコン |
200,000 | 130,000 | ◎ | ★★★★ |
オワコン |
88,800 | 30,000 | ◎ | ★★ |
知らなかったでは済まされないかも!
庭材料で【最安】とされる砂利敷と同等もしくは安価なオワコン
ずば抜けて、安い。
圧倒的に、安い。
「水を透す」という付加価値から考えれば「その分高く」が世のことわりであるはずなのに、「逆に安い」。
このことからも、今では「犬走ならオワコン一択」「駐車場ならオワコン一択」という常識が敷衍されようとしている。
DIYに挑戦できる手軽さ
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | ※ 参考価格 | |
---|---|---|---|---|
砂利・砂・砕石 | 15円/kg | 込 | 1000kg | 56円/kg |
乾燥生コン | 20円/kg | 込 | 1000kg | 33円/kg |
防草砂(乾燥モルタル) | 20円/kg | 込 | 1000kg | 33円/kg |
生コンクリート | 20円/kg | 込 | 1150kg | 33円/kg |
オワコン | 20円/kg | 込 | 2000kg | - |
オコシコン(透水コン) | 30円/kg | 込 | 2000kg | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 | 別 | 1セット | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 | 別 | 1セット | - |
※参考価格:袋タイプをホームセンターで買う場合の価格です。
DIY向け資材を購入するメリット
・重い袋タイプを運ばなくても、資材が自宅までトラックで届きます。
・工業規格と同じ配合なので高品質です。
・資材を置き配することができます。
DIY向け資材購入の注意点
・注文ロットは500kg刻みとなります。
・お支払いはpaypay、現金にて当日または事前決済となります。
また、エクステリア・外構分野も御多分に洩れずDIYerの皆さんが新技術・新製品の採用を牽引している。
いわゆる、マーケティング論で言うところのイノベーターの皆さん。
敷き広げて締め固めるだけ、という施工性がズバリウケて問い合わせが殺到している。
生コンポータルの製品なら大丈夫「犬走」でオワコン初挑戦
エクステリア元の社長はいくら施主から希望とはいえプロとしてけったいな製品に安易に手を出すわけにもいかない。
あれこれ調べてみるとどうやら以前からドライテック(オコシコン)で取引のある生コンポータルの製品だと言うことを知る。
「ああ、これなら、大丈夫」
安心して今回オワコンの施工に挑戦した。
Before。
絵に描いたような犬走である。
これ、いつも言っていることだが、放っておくと雑草の餌食だ。
雑草が繁茂すれば、害虫が湧く。
家の中に害虫が入ってきたらキモい。
また、既往のコンクリートで埋めてしまったら、排水という問題が浮上する。
床下浸水とか怖いよね。
だから、オワコン一択ってわけだ。
施工相談員(今回は透水性夫)が無料で派遣されるよ
生コン車から荷下ろしされたオワコン(材料)はこんな感じでボール状の材料。
一輪車で運び込まれて敷き広げられたオワコン(材料)はこんな感じ。
まずは所定の厚さに敷き広げることを優先しよう。
そのまましばらく放置してたって問題はない。
乾いたりして不具合を生じさせることはない。
タンパや振動プレートなどを用いて敷き広げられたオワコンは締め固められる。
一連の施工については庭コン・生コンポータルから施工相談員が無料で派遣され案内される。
だから施工者は最初から安心してぶっつけ本番を迎えることができるってわけだ。
まだまだこれからたくさんのオワコンを予定している
After。
初挑戦で見事なクオリティをご披露されたエクステリア元。
こうしてこちらのお宅は生涯雑草・排水といった既往の問題を意識することなく暮らすことができるだろう。
施工店の社長によればこれからまだまだたくさんのオワコンを予定しているそうだ。
僕もこのところ肌で感じていることだが、犬走・駐車場の定番となってしまいさえすれば桁違いのバズり方を見せるんだと思う。
ひょっとしたら「今日は生コンよりもオワコンの方が出荷多かったね」みたいな生コン工場も登場するのではないだろうか。
この後のブログでも紹介するけれど昨日はコンクリートに関わるいわゆる「一流」の皆さんとの交流会だった。
岡山で宿泊し今は静岡に向かうひかり号14号車14B席でブログを書いている。
彼らとの交流を通して肌で感じたのは、「オワコン、マジやばい」ということと、「残コン、マジやばい」ってこと。
そして、「オワコン、マジやばい」と「残コン、マジやばい」が掛け合わされると、「マジスーパーやばい」あるいは、「神」または、「仏(ほとけ)尊いエモいエボリューション」くらいの規模感だと思う。
マジ、ぱねえ。
というわけで、このブログはこの辺で終わりにして、次のブログで、そのエモさ、尊さについて、熱論したいと思う。
それでは、また次回!
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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