2022/08/29
【動画】「マルチングとして施工されたオワコン実際どのくらい透水するのか?」
施工から数日経過したマルチングとしての効果を期待されたオワコン。雑草の繁茂は許さず、それでいて植栽の成長には効果的。そんな都合のいいマテリアルが本当に存在するのか? 元々雑草・排水対策や舗装としての機能を期待されて生まれたオワコンはガーデニング資材としても有益。
園芸資材「マルチング」のオワコン
施工After数日経過したオワコン
極めて当たり前のことだが、雑草は生えていない。
あれだけ悩まされた雑草は一体なんだったのだろう。
ってくらい生えていない雑草。
また、雨上がりか、うっすら濡れているオワコン。
濡れたところは鼠色に濃くなっている、白いオワコン。
オワコンはコンクリート。
ちょっと違和感感じませんか?
土壌をコンクリートで埋めちゃって植栽大丈夫なの?
というわけで、オワコンの上にジョロで水かけてみました。
なぜ、敬語になってるかというと、園芸とかやってる人の大半はもしかしたら年上ではないだろうか、と考えたためだ。
新築マイホーム世代はもはや歳下が多かろうからブログでは敬語は使わないようにしている。
あ、どうでもいい話に付き合ってくださいまして誠にありがとうございます。
もう、ショート動画で丸わかりって感じだが、これもんで透水します、オワコン。
また、マルチングに要求される各種性能、土壌の固化を防ぐ、地温の急激な変化を防ぐ、雑草を対策する、根系を保護する、などはコンクリートですから、まるっきりOK。
有機物じゃないコンクリートは劣化しないからその性能は恒久的なものです。
これ実は素人さんたちのDIYで完成しました
【DIYエクササイズ】「オワコンめちゃくちゃ施工しやすい。みんなこれにすればいいのに」「その草刈り、そろそろ生涯最後にしませんか?」(後編)
すごいでしょ、オワコンのマルチング。
園芸DIYerには確実に刺さるねこれ。
たった30分で完成しちゃったんですよこれ。
プロアマ問わず園芸家の皆さん。
普段、個人的には全然絡みのない方々ですが、ちなみにこの僕は1級造園施工管理技士です、はい。
コンクリートに携わる人で造園に理解ある専門家ってあんまいません、多分日本でも数名くらいではないでしょうか。
コンクリート主任技士・診断士を保有しながら尚且つ1級造園施工管理技士であるのはあんま見かけたことありません。
だから、園芸や造園を愛する人にとって僕は最も身近なコンクリートの専門家ってこと。
ご連絡ください。
脅威のマルチング「オワコン」をお試しください。
マルチング「オワコン」いくらで買えるのか?
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | ※ 参考価格 | |
---|---|---|---|---|
砂利・砂・砕石 | 15円/kg | 込 | 1000kg | 56円/kg |
乾燥生コン | 20円/kg | 込 | 1000kg | 33円/kg |
防草砂(乾燥モルタル) | 20円/kg | 込 | 1000kg | 33円/kg |
生コンクリート | 20円/kg | 込 | 1150kg | 33円/kg |
オワコン | 20円/kg | 込 | 2000kg | - |
オコシコン(透水コン) | 30円/kg | 込 | 2000kg | - |
ドットコン | 2,800円/枚 (0.81m2) |
別 | 1枚 | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 | 別 | 1セット | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 | 別 | 1セット | - |
※参考価格:袋タイプをホームセンターで買う場合の価格です。
DIY向け資材を購入するメリット
・重い袋タイプを運ばなくても、資材が自宅までトラックで届きます。
・工業規格と同じ配合なので高品質です。
・資材を置き配することができます。
DIY向け資材購入の注意点
・注文ロットは500kg刻みとなります。
・お支払いはpaypay、現金にて当日または事前決済となります。
・DIY資材はすべて置き配になります。
kg20円・注文最低ロット2000kg・50mm厚・20m2で4万円。
これが答えです。
ちなみに、2000kgもいらないよ〜、というナイスミドルの雄叫びが聞こえてきそうですが、現在袋モルタル専業メーカー陽光物産の協力のもと、オワコン袋タイプもリリース予定。
雑草ナビなるサイトを見つけた。
「雑草」「園芸」とググるとあるわあるわ、こちらも相当大きい市場のようです。
カーメンくんってYouTuber僕もチラ見したことあるけど、彼も雑草対策についてたくさん動画出してるみたいだ。
広告料払ってオワコン紹介してくれねえかな。
そういうのやってんのかな。
まあ、まだいいか、それに広告料を払って情報発信を他社に委ねるってうちのスタイルとはちょっと違うしな。
これまではどちらかというとエクステリアとか外構、あるいはDIYってところをセグメントとして想定してた。
あるじゃん、園芸。
どでかい市場が。
あるいは、農業。
僕今、1級農業検定(合格率およそ30%)のお勉強してます。
やっぱ、繋がってくるね、学習と成果ってやつは。
「水の次に流通する材料」と言われるコンクリートってのは実にその対象とする市場が大きいことが特徴だ。
土木、建築だけじゃあない。
素晴らしい領域で仕事をできていることを誇りに思う。
また、亡父が生コンクリート工場を創業してくれたことに改めて感謝だ。
ちなみに、亡父の眠るお墓周りの植栽が今回オワコンが施工された場所です。
遅めの親孝行?
ってことで、また次回。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
コンクリートをもっと身近に「生コンビニ」はこちら