長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/08/31

【静岡】「改良された《オコシコン》はドライテックほど施工が忙しくない」

【静岡】「改良された《オコシコン》はドライテックほど施工が忙しくない」

静岡県伊豆の国市。ドライテックを改良した「オコシコン」であるから、当然のごとく駐車場にも施工されている。施工性(施工しやすさ)は保水性と共に改善され、それほど忙しくなく(ドライテック比)夏場敬遠されていた施工も「オコシコン」で徐々に施工者らが戻ってきている。



施工がドライテックほど忙しくない

ドライテックの施工性

こちらは一般の方がご自身で材料を購入しDIYで施工されたもの。

これ、起きちゃうんですよ、剥がれ

骨材飛散といったりする。

ドライテックもオコシコンもポーラスコンクリートは乱暴に言えば「生コン(砂・砂利・セメント・水)から砂抜いて水を極限まで減らしたもん」ということになる。

つまり、砂利と砂利の接着だけで構造が出来上がっているため、モルタルペーストがない分そこが空隙となって水が抜けていくわけだ。

だから、空気と当たる部分が多く、その分乾きやすいというデメリットがある。

表面積半端ない構造であるため施工中水分の蒸散が半端ない

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【徳島】「数日でぼろぼろととれており、さらにガタガタで一歳の娘もつまづいて怪我をしてしまいました」

ほら、こんなことになる。

施工中水分が蒸散してしまうと固まるための水和反応が進行しない。

つまり、固まらない。

だから、砂利がぽろっと取れちゃう。

剥がれちゃう。

そこが凹凸になって一才の娘がつまづいて怪我したなんてこともあった。

これは果たしてドライテックの限界なのだろうか。

施工性(施工のしやすさ)が改善されたオコシコン登場

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オコシコンの見た目はドライテックとまるっきり一緒。

ただし、F材(ドライテック)の代わりに後添される結合材「オコシ材」のみが成分として異なる。

このオコシ材の作用から粘性が増し保水性が高まることで施工しやすさが向上する。

また、強度もドライテック同等以上が確認されている。

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ドライテックと違って急ぐ必要がないから慌てなくても済むため仕上がりも綺麗ってこと。

現場ではこのオコシコンの施工しやすさに職人さんたちから高い評価を頂戴しているところだ。

施工しやすさが改善されてお値段が安い?


安い理由は「オコシ材」の値段にある。

現在当社らではF材を一般の生コン工場らに10,000円/m3分・配送料別で販売している。

一方、オコシ材はなんと5,000円/m3分・配送料別だ。

ダブルスコアで安いのだ。

いずれの価格帯系もいわゆる「定価」設定のようなもので、取り扱い実績のある商社や生コン工場に関してはさらに好条件で卸す予定。

ドライテックとのその差分5000円をそのまま顧客(施工者ら)に還元するか工場と施工者両者で「山分け」するか、はたまた生コン工場が独り占めするかは生コン工場次第ということになる。


お値段が安くなった理由は、「オコシ材」の原単価にある。

つまり、F材よりも5000円安いってことだ。

その分が全て材料費の減額につながるわけではない(このところセメント・骨材ともに高騰が止まらない)。

あくまでドライテック比で安いということなので詳しくは庭コン・生コンポータル、あるいは最寄りの製造者らに問い合わせよう。

オコシコン登場したけどやっぱおすすめは「オワコン」

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【島根】「会社の仲間たちとサンダル履きでビール片手に雑草・排水対策【オワコン】完成」ウベコン浜田DIY

施工性が改善されたといってもそれはあくまで「対ドライテック」に関して。

やっぱりオコシコンも表面積が大きいため施工は一般の土間コンよりは忙しない。

一方、ここ1年急成長を見ている「オワコン」は同じくポーラスコンクリートでありながらも「忙しいどころか1時間くらい放置してたって全く問題ない」のが特徴。

だって、素人DIYerがビール片手にサンダル履きで施工しちゃうんだから。

これ以上言わなくてもわかるはず。

ドライテックもそこそこバズらせたがオワコンのバズり方はちょっと普通じゃない。

しかも水を透さない土間コンよりも安い「オワコン」

土間コンとオワコンの施工手順比較
施工手順土間コンオワコン
1)掘削 200mm~ 150mmに削減
2)残土処分 200mm × 面積 150mm × 面積に削減
3)路盤 100mm~ 省略
4)メッシュ配筋 省略
5)コンクリート工 100mm~
数時間から半日の水引を待ってから仕上げ
オワコン150mm
状況によってセメント安定処理路盤を兼ねる
6)養生 当日〜翌日は立ち入り厳禁 直後から歩行や軽作業可能(時短)

上の表は土間コン(生コン)とオワコンの施工手順を比較したものです。

材料費としては、2層で路盤を兼ねた150mmのオワコンは、生コンクリートよりも高くなります。

しかし、以下のとおり工事費は作業人員2名分ほど縮減できるので、総費用は生コンよりも安くなる傾向にあります。

 ・掘削・処分残土量が減ってる
 ・路盤材料使わない
 ・ワイヤーメッシュ配筋しない

また、施工直後から軽作業(カーポート屋根設置)ができる などのメリットもあります。



施工が忙しくない。

これはつまりは施工がしやすい、つまりクレームに発展しにくい。

施工フレンドリーな材料としてドライテックを改良してオコシコンは誕生した。

系譜は異なるが、オワコンも1年前にすでに誕生したくましく舗装の常識を塗り替えようとしている。

当社らの最大の強みは製造・施工のネットワークだ。

全国に現在2500を数える製造・施工ラストワンマイルと共に。

この新しい価値で舗装のみならず地面の常識を新しく作り上げる。

大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリートで人類と自然が調和しうる新しい世界に貢献する。

ドライテックを改良した「オコシコン」そして「オワコン」は家周りの排水・雑草対策の標準に。

近い将来には高速道路や国道の標準に。

ラストワンマイル群の創発がそんな理想を形にする。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費
(配送料無料)
80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費
(配送料無料)
120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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オコシコンとドライテックの違い
オワコンとオコシコンの違い
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