長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/10/02

「いよいよ公共へ! 関西ゼネコンの雄 オクド(奥村組土木興業)も太鼓判! オワコンはアスファルトフィニッシャでも施工できる!」

「いよいよ公共へ! 関西ゼネコンの雄 オクド(奥村組土木興業)も太鼓判! オワコンはアスファルトフィニッシャでも施工できる!」

昨日(2022/10/01)は横国大細田暁先生始め業界の有名人が多数集まり各種コンクリートの製造・施工試験が行われていた。何よりも嬉しかったのはオクドがオワコンのアスファルトフィニッシャ施工に太鼓判を押したこと!



「オワコン」ゼネコン・道路会社が味方に!

オワコン granZ concrete とは?

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「CCUSてんこ盛りの造粒ポーラスコンクリート(オワコン)非構造体コンクリートへの実装」

こちらオワコンとは造粒ポーラスコンクリートと呼ばれる製品だ。

この分野に関してここ1〜2年横浜国立大学の細田暁先生と研究・開発をおこなっている。

https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000816914.pdf

「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」

その体現はgranZ concreteと名付けられた造粒ポーラスコンクリートだ。

いつもチャラいブログで誤解されてるかも知れないがちゃんとした(?)製品がオワコンやgranZ concreteである。

現在は主に民間戸建住宅周りの雑草・水はけ対策として普及をしている。

アスファルトフィニッシャによる施工

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この週末はそんなかけがえの無いお仲間たちと関東地方整備局を訪ねたり試験練り・試験施工をしたりと盛りだくさんの日々だった。

「民間から公共へ」

明確な統計はないものの、数十億単位で雑草対策には国費が当てられている。

国道の中央分離帯や路側帯、植栽エリア、法面など。

その面積は広大だ。

そこに「オワコン」「granZ concrete」が実装されるためにはなんとしてでも機械施工が必須となる。

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理屈では機械施工を行うことで1日に数千、数万m2もの規模で雑草・排水対策可能。

ああ、フィニッシャいけますね by オクド

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「生コンはだめ」

道路会社の歴史が長ければ長いほど即答でこういう返答だった。

道路 vs コンクリート

あるいは、アスファルト vs コンクリート とも言うべきだろうか。

塩対応が続く。

敵視されてる。

そんな感じだった。

一方、このところ親しくしている大成ロテック(パイセン)やオクド(藤森さん、崎山さん)は親コンクリートの舗装技術者だ。

「オワコンを見てみたい」

崎山さんがわざわざ大阪から伊豆を訪ねてくれて、昨日実物のオワコンを見て握って指で突いてほぐしたところ、「ああ、フィニッシャいけますね」

この発言は崎山部長から示されたコメントだ。

今年一年でおそらく最も嬉しい一言だ。

つまり、オワコンが大規模・公共案件で用いられる道がひらけた、ということだった。

ゼネコン・道路が味方についた「オワコン」

個人的には感慨深い。

20代から30代はゼネコン・道路会社を含めた既往の産業構造の中で必死にもがいていた。

いわゆる、営業、説得ってやつだ。

総論賛成各論反対でなかなか理解は得られない日々が続いた。

7〜8年前にゼネコン・道路会社への営業を一切止めることを決意した。

生コンポータル、つまり、WEBマーケティングに180度舵を切った。

自分という資源を100% WEBマーケ「伝える」に注ぎ込む。

ゼネコン・道路を無視する。

一切相手にしない。

その決意から毎日ブログ3本を基礎活動としたWEBマーケが始まった。

生コン屋さんのWEBマーケ。

ゼネコン・道路に無視され続けてこじれてWEBマーケに全力を投入して7〜8年。

今度は道路・ゼネコンの側からこちらに歩み寄ってきてくれた。

11月にはそんな造粒ポーラスコンクリート(オワコン、granZ concete)が国土交通省の施設に施工される。

国がこちらを向いてくれた。


誰かを説得しようとしたり営業頑張ってる人は今も大勢いるだろう。

きっとそれなりの報われることもあるんだろうけれど、「営業しない」「説得しない」という道もあるということを伝えたい。

ただただひたすら「伝える」ことが重要だと今はわかる。

価値を作る。

伝える。

続ける。

コンクリートという仕事を通じてとても素晴らしい日々を過ごすことができている。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

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