2022/11/02
「公園園路に用いた場合のオコシコンのメリット簡単なまとめ」
オコシコンのメリット
有限会社 長岡生コンクリート
代表取締役 宮本充也
地元生コンプラントから出荷
生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート)では全国800(全体の4分の1)の生コン工場と提携しています。
真砂土や有機系天然砂利舗装など一般流通とは異なり地産地消モデルの製品であることから輸送中のCO2発生量を最小に留めることができるのが特徴です。
環境性能・耐久性 透水性【コンクリート】は無機材料
No.85-SDS-オコシ材.pdf(ポーラスコンクリート専用無機結合材)
(民間犬走部に施工されたオコシコン)
コンクリートは無機質材料(Si、Ca)材料です。
アスファルト舗装など有機系舗装と異なり、供用中の変性・劣化が起きにくく、また、マイクロプラスチックや環境ホルモンなどの懸念もありません(環境性能)。
また、無機系材料はガラスや石材と同様の物性を有していることから長期耐久性を期待することができます(ライフサイクルコスト)。
ポーラスコンクリートのCO2吸収固定性能
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000069731.html
水を通す構造(ポーラス構造)により大気中の CO2とコンクリートに豊富に含まれる水酸化カルシウムが効率的に化学反応(※)を起こすことでCO2の吸収固定性能に期待が集まっています。
※Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 + 2H2O
同性能に関する取り組みはNEDOの GI基金「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」に採択され研究開発が進んでいます。
オコシコンはSDGs、カーボンニュートラルに沿うポーラスコンクリートです。
豊富な施工実績
参考URL:https://www.nr-mix.co.jp/permeability/case/
生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート)の透水性コンクリート事業(ドライウェイ、ドライテック、現・オコシコン)の歴史は20年を数え、全国47都道府県に豊富な施工実績を有しています。
その歴史の中で施工要領は彫琢され動画を含めた各種マニュアルとなり、DIYerなど広く一般の方にも親しまれているのが特徴です。
材料販売ができることから、他社製品に比べて「安価」であることも特徴となっています。
そのため、WEB上(生コンポータル)では毎日施工事例のアップデートが行われています。
生コンポータル:https://www.nr-mix.co.jp/
ヒートアイランド現象 水災害 の 抑制 に 期待
ポーラスでありながら裸足で歩くことができるフラットな路面性能。
また、散水時アスファルト比で20度程度温度低減ができることがわかっており、歩行時に顔の位置が低い子供やペットなどにとっての熱中症対策にも有効です。
こうしたコンクリート舗装が一般化することでヒートアイランド現象や水災害の抑制に期待が集まっています。
雑草対策・植栽のマルチング効果
透水性コンクリートは雑草の繁茂を抑制しつつ、植栽の根系に水と酸素を供給するマルチングの役割も果たします。
「地球に蓋しない」
先行プロダクト(オコシコンに改良される前のドライテック)はこの点が評価されグッドデザイン賞2020金賞を受賞しています。
参考URL:https://www.g-mark.org/award/describe/50567
以上
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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