2022/11/20
「残コン や ゼロセメントコンクリート で作ったプレキャスト舗装版【ドットコン】の製造」
「生コン工場では常に残コンが手に入る」。こんな考え方をしてみよう。残コンは厄介な存在じゃない。リスクはチャンスと表裏一体。未利用資源残コンを用いて作り出すプレキャスト舗装版は完全クローズドループを実現する。
残コン・ゼロセメントコンクリートのプレキャスト舗装版
残コンで作ったドットコンのプレキャスト舗装版
あ。。こんにちは。自分、残コンさんて言います。
現在長岡生コンクリート(ICC)で発生した残コンは1m角のドットコンに打設されてプレキャスト舗装版になってるそうです。
これって、生コン工場からしたら「捨てたらお金がかかる」残コンを有効利用できるし、道路会社とか建設会社からしたら、「敷き砂を敷いて不陸をとってから置くだけですぐに交通開放できる」っていう便利なコンクリート舗装ってこともできるし、もっといっちゃえば、「割れたりダメになったらすぐに交換可能」ってことにもなるんですよ。
現在長岡生コンクリート(ICC)で発生した残コンは1m角のドットコンに打設されてプレキャスト舗装版になってるそうです。
これって、生コン工場からしたら「捨てたらお金がかかる」残コンを有効利用できるし、道路会社とか建設会社からしたら、「敷き砂を敷いて不陸をとってから置くだけですぐに交通開放できる」っていう便利なコンクリート舗装ってこともできるし、もっといっちゃえば、「割れたりダメになったらすぐに交換可能」ってことにもなるんですよ。
【静岡】「置くだけ土間コン ドットコン + オワコン の試験施工を行いました」
余った生コンを捨てるんじゃなくてコンクリート舗装版、しかも、ドットコンの型枠を利用することで、「水を通すコンクリート舗装」にするっていう「置くだけ土間コン」て発想は白石建設の武南さんが考えたことなんだ。
ILBとか平板ブロックのような感じで現地で敷き込んでいくだけ、簡単だな。
ILBとか平板ブロックのような感じで現地で敷き込んでいくだけ、簡単だな。
オクドのゼロセメントコンクリートも置くだけ土間コンに
YNU(横浜国立大学)の学生らがICC(長岡生コンクリート)の試験室を訪ねてゼロセメントコンクリートの試験製造を行っている様子。写真左は空気量の試験方法をレクチャするYuuta DT(渋谷建材大曽根工場長)。
残コン同様に1m角のドットコン型枠に打設されたゼロセメントコンクリート。
こちらは、残コンではなくて、オクドさんたちが取り組んでいるゼロセメントコンクリートで置くだけ土間コンを施工している様子ですね。
プレキャスト舗装版に適応することでなんかいいことあるんすかね。。
プレキャスト舗装版に適応することでなんかいいことあるんすかね。。
【大阪】「生コン車でゼロセメントコンクリート・granZ concreteは作れます」奥村組土木工業
それがいいことだらけなんだ。
ゼロセメントコンクリートは特殊品のデパートみたいなコンクリート(電炉スラグ骨材、高炉スラグ微粉末、海水etc..)だから、フツーの生コン工場でフツーの生コンのように手に入れることができないから、曲芸みたいなことまでして作っているんだな。
写真は、寝屋川コンクリートに生コン車を借りて製造しているゼロセメントコンクリートだ。
こんなんじゃフツーに普及できねーってことで、生コン工場で残コンと一緒にプレキャスト舗装版として製造しちまえばそれこそILBやら平板ブロックのような手軽さで手に入るようになるってわけさ。
ゼロセメントコンクリートは特殊品のデパートみたいなコンクリート(電炉スラグ骨材、高炉スラグ微粉末、海水etc..)だから、フツーの生コン工場でフツーの生コンのように手に入れることができないから、曲芸みたいなことまでして作っているんだな。
写真は、寝屋川コンクリートに生コン車を借りて製造しているゼロセメントコンクリートだ。
こんなんじゃフツーに普及できねーってことで、生コン工場で残コンと一緒にプレキャスト舗装版として製造しちまえばそれこそILBやら平板ブロックのような手軽さで手に入るようになるってわけさ。
試験施工は12月6日関東技術事務所で
やあやあ、残コンさん、残コン姐さん、お勤めご苦労様です。
こちらとってもイノベティブなプレキャスト舗装版(残コン、ゼロセメントコンクリート)はきたる12月6日に東松戸の関東技術事務所(国土交通省)で試験施工に付される予定になっているんだ。
残コンやゼロセメントコンクリートで製造された舗装版なら環境負荷ゼロだろ?
それに、「置くだけ」ってことは「交換可能」しかも交換した後にリサイカブルってことが特長になるんだね。
原産地は生コン工場。
残コンと一緒にゼロセメントコンクリートも作ってしまって型枠に打設して奥岳。
時期が来たら出荷され製造される。
交換されたプレキャスト舗装版も生コン工場で受け入れて骨材にしてまたプレキャスト舗装版にしてもいいかもしれないね。
永遠のクローズドループ。
資源循環の一つのあり方だね。
生コンと道路。
これまで互いに「競合」という文脈で相対していた2つの存在が「協業」という文脈にアップグレードするだけで、突如ブルーオーシャンが広がるんだね。
さあ、オープンイノベーションを加速させよう。
互いが互いを尊重し、創発を生み出す、生態系型ものづくり。
その先に実現するホワイトカーボン(野口貴文教授提唱)の地球。
「コンクリートをもっと身近に」
今日も明日もコンクリートの現場に寄り添いどんどんものづくりを加速させていこう。
姐さん、残コンさん、よろしくね!
こちらとってもイノベティブなプレキャスト舗装版(残コン、ゼロセメントコンクリート)はきたる12月6日に東松戸の関東技術事務所(国土交通省)で試験施工に付される予定になっているんだ。
残コンやゼロセメントコンクリートで製造された舗装版なら環境負荷ゼロだろ?
それに、「置くだけ」ってことは「交換可能」しかも交換した後にリサイカブルってことが特長になるんだね。
原産地は生コン工場。
残コンと一緒にゼロセメントコンクリートも作ってしまって型枠に打設して奥岳。
時期が来たら出荷され製造される。
交換されたプレキャスト舗装版も生コン工場で受け入れて骨材にしてまたプレキャスト舗装版にしてもいいかもしれないね。
永遠のクローズドループ。
資源循環の一つのあり方だね。
生コンと道路。
これまで互いに「競合」という文脈で相対していた2つの存在が「協業」という文脈にアップグレードするだけで、突如ブルーオーシャンが広がるんだね。
さあ、オープンイノベーションを加速させよう。
互いが互いを尊重し、創発を生み出す、生態系型ものづくり。
その先に実現するホワイトカーボン(野口貴文教授提唱)の地球。
「コンクリートをもっと身近に」
今日も明日もコンクリートの現場に寄り添いどんどんものづくりを加速させていこう。
姐さん、残コンさん、よろしくね!
はいー。。
任せとけ!残すなよ!!
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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