2022/12/14
【静岡】「神社のご神木をお守りするのもコンクリ舗装(オワコン)のお役目です」伊豆中央コンクリート・仁科組
静岡県伊豆市。仁科神社入口及び境内周囲の舗装(雑草、ぬかるみ、排水対策)。16時過ぎからオワコン施工開始。
製造:伊豆中央コンクリート(担当:ゆきちゃん)、施工:仁科組(15m2、50mm厚)
神社 夕方からのコンクリート舗装 オワコン
神社 夕方から オワコン Before
施工Before。師走の夕方16時過ぎ。もう1時間もすれば辺りは真っ暗に日が落ちるまさにそのタイミングでオワコンの施工が行われようとしていた。
コンクリやアスファルトでは御神木(写真置く)根系への水と酸素の供給が絶たれてしまう。舗装をしないままにしておけば参拝者は雑草やぬかるみに苦しむことになる。仁科組仁科社長のお心配りでオワコンが採用された。
ちょっと、夕方からのコンクリ打設(施工)ってあんま聞かないよね??
「乾き待ち」の後「金鏝仕上げ」に移行するため土間コン作業は1日がかり。
また、コテムラなど水分の蒸発散むらにより発生する「色むら」は頻繁に施主と施工店の間にトラブルを生み出す。
通常の生コンクリートで施工する土間コンは「金鏝仕上げ」の前に「乾き待ち」(ブリーディング水と呼ばれる余剰水が乾くまで冬季であれば3時間程度の手待ちが発生)があるから、冬場は間違いなく朝1番からの施工が土間コンだね。
その点、オワコンの場合「乾き待ち」がなく、締め固めればそれでおしまい。
つまり、施工フレンドリーが売りなんだ。
だから、多くの施工店さんに愛されているんだよ。
マッハがウリのオワコン施工
まずは 鳥居下 玄関口 からオワコン施工開始。水を通すコンクリだから御神木の根系にもきちんと水と酸素をお届けする。踏圧がかからないため土壌の固結も防ぐため恒久的に樹木をお守りすることができる。
続いて境内周りの雑草抑えへ。まだ、明るいため1時間経過していないスピード感。この後振動プレートなどを用いて締め固められて完成。ブリーディング水が引くのを待ったりや金鏝仕上げがないためそのまま帰宅可能。
仁科神社 入口 雑草抑え オワコン After
オワコン施工After 翌朝の様子。コンクリだから雑草は抑えられ砂利と違って散らかったり凹んだりぬかるみもない。水を通すから水が溜まったり排水勾配を気にする必要もない。
別のアングルから。檀家さんにとっても歩行しやすく自然にとっても健全な環境がオワコンで整備された。自然と調和するコンクリートの実践となる。
「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」を「もっと身近に」することで美しい環境が創造されるんだ。
自然と調和するオワコンの購入方法は?
Amazonとか楽天でポチで買えないっていうか。
どーやって購入できるか教えてよー。
材料 | 工事を依頼 | DIY | 透水性能 | DIY難易度 |
---|---|---|---|---|
砂利+防水シート |
10万円 | 4万円 | 〇 | ★ |
土間コン |
15万円 | 5万円 | × | ★★★★★ |
ドライテック |
22万円 | 15万円 | ◎ | ★★★★ |
オコシコン |
20万円 | 13万円 | ◎ | ★★★ |
オワコン |
9.7万円 税込(※) |
4万円 | ◎ | ★★ |
「オワコン・工事を依頼」以外は税別です。
※障害物撤去は含みません。
※掘削・残土処分・下地工など事前工は含みません。
オワコン・オコシコン購入方法
① 無料紹介(庭コン)
施工経験豊富な最寄りの施工業者を無料でご紹介いたします。
② 交渉代理(相談フォーム)
施主に代わって施工店へオワコン・オコシコンについての交渉を代行いたします。
③ 簡易診断・相見積(あとだしじゃんけんワークス)
「その見積大丈夫?」入手した見積が相場観から比べて高いのか安いのか?専用フォームに添付して送信。プロから無料で簡易診断や相見積が得られます。
④ 施工立会
「初めての施工でも大丈夫」 生コンポータルの職員が無料で現地に立ち会って施工のコツを施工店に伝授。
⑤ 材料購入(生コンビニDiy)
とにかく安くしたいなら!注文フォームから全国一律・配送料込みでオワコン、オコシコンが届きます。
ご興味のある方は相談フォームからご相談ください!
ちょっとした質問なら宮本さんの個人LINEでも受け付けてるから気軽に連絡してね!
夕方からのコンクリは生コン屋さんがとっても喜ぶ
今日は2回目のラジオ番組(「包丁を捨てよ、飲みに出よう。」)が17:30〜予定されているけど特段緊張とかあれこれ考えるとかがない宮本さんだぞっ。
生コン屋さんならみんな知っての通りなんだけど、朝1番(07:30〜とか08:00〜)の出荷ってとっても立て込んでいるんだ。
で、説明にもあるように、土間コンは必ず朝1番を要求してくるんだ。
そのせいで施工・製造の間でギクシャクしちゃうんだね。
一方、今回のように夕方から普通に施工できるコンクリ「オワコン」がバズる・普及することはそのまま生コン工場にとってもありがたいことなんだね。
「コンクリートをもっと身近に」
みんなが喜ぶ、みんなが助かる、そんなオワコンも、「知らない」ままなら「存在していない」のと同じ、だからこそ僕たちは「知っている」に変えていかなければならないんだ。
オワコンちゃん、オワコーン。
引き続き、情報発信がんばろうっ。
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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