施工直後は、きれいで見栄えするのは当たり前。消費者が1番気にしているのは、数ヶ月・数年経過した後の製品。生コンポータルでは施工実績の紹介に加えて、施工後のオワコン紹介もコンテンツに加えた。駐車場・人工芝、その後の様子について。

駐車場や人工芝として用いられているオワコン

乗用車2台が利用するオワコン駐車場

施工直後に比べて白く色が明るくなってくるオワコン。静岡県伊豆地方の戸建て住宅駐車場や庭舗装に採用され半年が経過している。表面には割れ・凹みは見られない。

　【参考】駐車場オワコン施工時

カーポート基礎コンクリート固定の目的もありオワコン施工は2層に分けて行われた。

施工After。直後はネズミ色に濃く湿っているため、数日経過したオワコンのイメージは分かりにくい。そのため、新シリーズとして「オワコンあれから」で実際にHPやSNS、動画で謳われている性能は保全されているのかを紹介している。
関連記事：【後編】「たった1日でカーポートと駐車場（土間コン）が完成。究極の施工フレンドリーの実現」YKKap・エクスショップ

人工芝の下地にもオワコン採用！

縁側の舗装は下地を50mmでオワコン施工しそのまま直後から人工芝の貼り付けが行われた。

【参考】動画によるオワコン下地＋人工芝マニュアル

動画ではオワコンを施工した直後から人工芝を敷設する方法が詳細に解説されている。流動性のある生コンクリート（非透水性の土間コン）と違って直後からピンが固定されそのまま所定の強度まで硬化する。

#short オワコンその後

人工芝の上でくつろいで自撮りするときもマスクを欠かさない律儀なお施主さんからお喜びのFacebook共有があった。また、車両乗り入れのある箇所も一部あるものの既往の人工芝では生じる凹みは見られない。

非透水性の土間コン時間が経つと？

特に北側に面した土間コンクリート（写真）の場合、黒かびやこけなどの繁殖により黒ずんでくる。これは、非透水性であることから路面に長時間水分がとどまり乾燥しないことが原因。

さらに「タイヤマーク」（タイヤ痕）と呼ばれる汚れも白い非透水性の土間コン表面で目立つ。一方、オワコンやオコシコンなど表面が荒々しいテクスチャの場合こうした現象は目立ちにくいとされている。

（出典：まだドライテック使ってるの？安く＆改良された「オコシコン」にモデルチェンジされました！（庭ファン））

水はひとときも表面にとどまらずすぐさま吸収され保水・透水される。雨水は大地が何にも覆われていなかった時代と変わらず地盤いかに浸透し地下水系に還元される。

機能（駐車場）にもくつろぎ（人工芝）でも「オワコン」

簡易駐車場（～20m2の場合）の他材料との比較

材料	工事を依頼	DIY	透水性能	ＤIY難易度
砂利＋防水シート	10万円	4万円	〇	★
土間コン	15万円	5万円	×	★★★★★
旧製品ドライテック	22万円	15万円	◎	★★★★
オコシコン	20万円	13万円	◎	★★★
オワコン	9.7万円 税込（※）	4万円	◎	★★

「オワコン・工事を依頼」以外は税別です。

※障害物撤去は含みません。
※掘削・残土処分・下地工など事前工は含みません。
※当社旧製品「ドライテック」の取り扱いは終了しました。

大量の記事や動画、SNSを参考に、こうした比較資料は「一生に一度の買い物」になりかねないコンクリートを検討する上で安心材料となる。