静岡県伊豆市。仁科神社に献納されたオワコンは御神木の保護、そして雑草・ぬかるみ対策、歩行者の安心・安全にその後も役割を果たしている。

自然（樹木）と調和・自然（雑草・ぬかるみ）と棲分

御神木の根っこに丸かぶりオワコン

仁科神社境内に作用された「オワコン」は御神木の根系直上に丸かぶり。通常の非透水性のコンクリートやアスファルトであれば、根系に新鮮な水や空気が届けられず問題が生じる。

【参考】オワコンが水を吸い込む様子

オワコンは透水性を有しているため、根系に水（または酸素）が届くのを妨げない。

【参考】コンクリートのマルチング効果

英語から翻訳-マルチは、土壌の表面に適用される材料の層です。マルチを適用する理由には、土壌水分の保全、土壌の肥沃度と健康の改善、雑草の成長の減少、および地域の視覚的魅力の向上が含まれます。 マルチは通常、しかし排他的にではなく、本質的に有機的です。永続的または一時的である可能性があります。 ウィキペディア（英語)

水を通すコンクリートで根系を保護することで、踏圧による土壌の固結（による土壌の透水性の喪失）予防や地温の調節など「マルチング」としての効果を発揮することもオワコンの有する性能だ。

神社境内「オワコンあれから」動画レポート

施工後の実際の現場を訪ねショートムービー（ #short ）を撮影することでその後の実際を伝えるシリーズは生コンポータルYouTubeサブ垢から現場施工中の様子も含めて豊富に視聴可能。

境内の雑草・ぬかるみ対策としても活躍

未舗装部分にオワコンを施工することで夏の風物詩「町内会の皆さんによる草取り」も過去のものとなる。また、雨天時もぬかるまず年配者の歩行にも安全性を提供できる。

【参考】オワコン施工中の様子

関連記事：【静岡】「神社のご神木をお守りするのもコンクリ舗装（オワコン）のお役目です」伊豆中央コンクリート・仁科組

オワコンの施工は「敷き詰めるだけ」（敷設・均し・転圧）であることから夕方からの施工でもあっという間に終了するため日がまだ明るいうちに完成。冬場深夜にまで及ぶ土間コンに苦しんできた施工店にとっては天国みたいな施工環境だ。

みんなの為に「土間コンはもうやめよう」

写真引用：社長☆マサオくんのブログ

図引用：土木ＬＩＢＲＡＲＹ

「敷き詰めるだけ」（敷設・均し・転圧）のオワコン（/オコシコン）に対して、これまでの非透水性「土間コン」はブリーディング水という余剰水が浮いてからでなければ仕上げ作業に移行できないことからとりわけ冬場に作業は深夜にまで及ぶことも作業員の負担やコスト増の原因となっている。

作者・宮本充也

※参考：オワコン・オコシコンお買い求め方法

簡易駐車場（～20m2の場合）の他材料との比較

材料	工事を依頼	DIY	透水性能	ＤIY難易度
砂利＋防水シート	10万円	4万円	〇	★
土間コン	15万円	5万円	×	★★★★★
旧製品ドライテック	22万円	15万円	◎	★★★★
オコシコン	20万円	13万円	◎	★★★
オワコン	9.7万円 税込（※）	4万円	◎	★★

「オワコン・工事を依頼」以外は税別です。

※障害物撤去は含みません。
※掘削・残土処分・下地工など事前工は含みません。
※「オコシコン」旧製品「ドライテック」の取り扱いは終了しました。