2023/01/29
「生コンポータルは土間コンも作ってる。だから、オワコンやオコシコンとの比較ができる」
透水性コンクリートを知る前に、普通の土間コンクリートを知りたい。もっともなニーズに初めて気づいて初めて書いたblg。当然のことだが、生コンポータルはコンクリート全般を作って届けている企業。
透水性の押し売りではない「土間コン」
生コンによる土間コンBefore
土間コンBefore。生コンポータルでは透水性コンクリート(「オワコン」「オコシコン」)を「おすすめ」しているが、「押し売り」ではない。事実、生コンクリートを土間コンにも納品している。
あたしたちって、「オワコン」「オコシコン」ばかり紹介してるから、「土間コンディスってる」って思われがち?
YouTubeに寄せられた「営業だろそれ」という指摘
批判する気は無いけど、ただの営業だよね生コンの色ムラは当たり前だよ、だって下地材で仕上げ材じゃ無いのだからねw(※建築スラブの土間コンとお考えちがいをされています) 表面強度を出せば当然セメント色のグレー出てくるしそれが摩擦強度になるのだから、それと生コンは排水目的も兼ねてる浸透素材で良いなら固める砂で充分でしょ
駐車場ではなく建築のスラブ(土間)の解説をしていると誤解されている一般の方からの批判コメント。
こちとら、60年からの歴史ある生コンクリートPro集団。
だからこそ、土間コンに比べた透水性コンクリートのよさを伝えてるんだ。
さあ、僕たちが普段から収めている生コンクリートの現場を紹介するよっ。
「やっぱり透水性がいい」ワイヤーメッシュ
土間コンには何故か「ワイヤーメッシュ」の敷設が標準となっているのは我が国だけ。参考としたアメリカでは駐車場の土間コンにワイヤーメッシュは利用されることは少ない。
オワコンやオコシコンと違って土間コンの場合は施工前にこれをやらなくちゃだし、めんどいだけじゃなくコストも嵩んで、施工中も足元不安定だしね。
だから、あたしたちは施工フレンドリーな透水性コンクリートをお勧めしてるんだっ。
生コン打設開始
生コンクリートは流動性の材料であるため、作業者の方は全員長靴で靴下が濡れないようにしている。それだけでも、「スニーカーで施工できる」透水性コンクリートの「施工しやすさ」が伝わるだろう。
敷設と均しが終わったら待ちが発生「土間コン」
金鏝仕上げは均しが終わって水(ブリーディング)が乾いてから。透水性コンクリートと異なり、この工程が付加されるため作業は1日がかりを余儀なくされる。
土間コンに生コンを納めさせてもらって、深夜まで作業をされている方を見ると不憫で心が痛むんだ。
「敷き詰めるだけ」(敷設・均し・転圧) だから 透水性コンクリート
【東京】「お子さん1番活躍したよ! アウトドア大好き家族オワコンで水たまりや湿気に困らない薪棚土台をDIY!」浅田興業
透水性コンクリート(写真は「オワコン」)にすればさらに「水勾配」という排水のための傾斜をつける必要もない。いわゆる生コンも、透水性コンクリートも製造しているからこそ、両者の比較ができる。
土間コン After 「コンクリートをもっと身近に」
土間コンAfter。見事な仕上がり。先端コンクリートも、ベーシックなコンクリートも。生コンポータル(ポータルとは「宮殿の入り口」という意味)ではあらゆるコンクリートを紹介している。
「あれ?もしかして、ガチの土間コン紹介するの、生コンポータル史上初めてじゃね? 沼じゃね? 尊いんじゃね?」と気もそぞろ中の宮本さんですっ。
紺屋の白袴というべきか、普段から生コン・コンクリートのことばかり考えてるから「土間コンは当たり前」と思いがちで、透水性コンクリートの事ばかりを紹介してたコンクリートPro集団の僕たちだけど、考えてみれば一般の方にとっては「なんで土間コンがダメなのか」をきちんと知りたいよね。改心しました。
というわけで、上記がその理由です。
これからも、オワコンちゃんとオワコーンとともに。
「コンクリートをもっと身近に」
「伝える」情報発信頑張るよっ。
作者・宮本充也
※参考:「オワコン」直営施工のお値段目安
下地工事なし | 下地工事込み | |
---|---|---|
〜20㎡まで | ¥97,000 | ¥247,000 |
〜40㎡まで | ¥194,000 | ¥444,000 |
〜60㎡まで | ¥291,000 | ¥641,000 |
※計測した数量が施工範囲を超えた場合、実数精算となります。
※埋設物の撤去・調整・移設等に係る費用は含まれません。例:防草シート、設備管等
※オワコンは防草材として開発された製品です。
※車の乗り入れが想定される場所には50mm〜100mm(地盤状況によって調整)を推奨。
※従来製品(防草シートなど)に比べた耐久性(コンクリート)が特長である本製品は雑草が生えないということを保証してはおりません
(端部、隅っこからの雑草は不可避)
※年間平均気温が0度を下回らない地域のみの対応となります。
※施工当日の気温が氷点下となる場合は施工ができません。
※施工当日が雨天の場合は施工しません。
※納入車両が通る道幅は3m、高さは3.5m必要となります。満たさない場合は施工ができません。
※地下水流等により水が湧出している箇所は施工ができません。
※屋上・ベランダ等は対応外となります。
※商品特性上、ひび割れることがあります。
※天然材料の色や原料の成分により色の濃淡が発生します。
※施工準備のため敷地の一部及び水道・電気を貸与いただく場合があります。
※凍害・重車両の乗り入れ等不可抗力で発生した変形(割れなど)については免責となります。
※骨材飛散(剥離)は生じます
※小運搬一輪車(幅70cm・高さ2m)の経路が30mを超えたり不可能な場合は施工ができません。
※ロット違いにより色ムラや色違いが発生する場合がありますが品質に問題はありません。
※施工精度による不陸(凹凸)、ジョイントについては発生する懸念がありますので、基準についてはあらかじめ施工者にお尋ねください。
※当日や前日の雨天により施工箇所がぬかるんでいる場合は施工をいたしません。
直営施工をご希望の方は免責事項を承認したものとします。
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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