2022/03/24
生コン・圧送・職人「モノリスホールディングス(川村工業)やPUMP MANとの協業で広がる建設ネットワーク」
昨日はお馴染みPUMP MAN小澤さんの計らいでモノリスコーポレーション(川村工業)川村さんとのご縁に恵まれた。全国に左官職人のネットワークを持つ同社、そして圧送・ポンプのネットワークを持つPUMP MAN、生コン工場・生コンポータル協業の可能性。
生コン・圧送・職人
川村工業(モノリスホールディングス)
PUMP MAN
生コンビニ
https://www.nr-mix.co.jp/diy/sale/
職人・圧送・生コン 全国ネットワークでできること
左・モノリスコーポレーション川村剛さんと建設業に特化したITコンサルタントCQ黒田実緒さん。
おなじみPUMP MAN小澤さんの計らいで職員ネットワークを展開する川村さんとのご縁に恵まれた。
僕たちに共通するのは、「情報発信に力を入れて来た」ということ。
ホームページは作っただけでは意味がありません。
メッセージを届けたい「その人」に、伝えるための「入口」を用意してあげなければ見に来てもらえることはないでしょう。また、いくら良いものを持っていても、伝えなければ当然ですが伝わりません。
私はお客様の会社の一員として、会社の中の中まで入り込み、時には極寒の中、夜通し現場で取材し、建設業の中小企業の魅力を世の中に発信しています!
(ITコンサルタント CQより)
生コンポータルもここ数年情報発信のあり方を根本的に変えた。
「知られていないことは存在していないのと同じこと」を至言とし、毎日ブログ3本を更新する日々は7年目を数えている。
コンクリートや建設業はとりわけ情報発信という文脈が細い。
市場・流通構造が縦割り・階層で区切られていて、情報伝達も特定の脈に支配されている。
そのため、求人や集客がそれほど必要とされてこなかった。
極論だが、土建屋や生コン屋は口を開けて上(お上)を仰いでいれば口の中にご飯が入ってきた。
自分たちの価値を発信する必要がなかった。
数年前、僕はそれまでの役所や大手企業への訪問営業活動をある時一切やめてしまってWEBマーケに180度舵を切った。
ちょっと怖かった。
もしかしたら、仕事減るかも。
業界の外、一般の人に自分達の価値「生コン」を伝えて、何かになるのだろうか。
もちろん、1年2年では成果は全く上がらなかったものの、現在生コンポータルの売上の99%以上はWEB経由による案件である。
建設産業でこんなことやってる奴いねえだろうくらいに思っていた。
最初に圧倒されたのは数年前にご縁に恵まれたPUMP MAN。
「圧送・ポンプ会社なのにとことん情報発信してる」
生コン屋の僕がいうのもなんだが、意味があるのだろうか、と思っていた。
無論、意味は大ありだ。
そして、今回初対面の川村工業・モノリスホールディングスにも圧倒されることになった。
https://www.facebook.com/kawamurakougyou/
「いいね」がつかないでおなじみ(?)の僕のFacebookと違って、こちらは6,786人が「いいね」してる。
川村さんによれば、「記事によってはリーチ数が100,000に及ぶこともある」そうだ。
ゴイスーである。
そんなに人いるんだ、Facebookって感じである。
そして脅威的なのは、その求人力と言える。
人手不足のこの時代なんとHPにもあるように左官工事・土間工事職人全国200名体制。
広がる透水性コンクリートのネットワーク
ドライテック、オワコン、そしてこの夏登場するドットコン。
透水性コンクリート普及に関して今もなおボトルネックとなっているのは「施工」となっている。
生コンポータルでは本事業を通して全国800を数える生コン工場とのネットワークを構築した。
もの(材料)は出る。
なのにこれまで、オワコンやドライテックの施工に関して、「やったことないからできません」「(やりたくないから)土間コンの2倍・3倍かかります」といったような施工からの塩対応に悩まされ続けてきた。
そんな生コンポータルが「左官」「土間」専門職人のネットワークに接続する。
塩対応され続けた過去が嘘のように一新されてしまう可能性を孕んでいる。
施工・製造という両輪が圧送というトーションビームとともに回り出す。
たとえば、生コンポータルで受け付けた全国各地のオワコン案件をそのままこの協業に委ねてることができる。
それは、透水性コンクリートに限ったことではないはずだ。
建設現場で使用される先送りモルタルの代替品「エコスルプラス」をこの協業にそのまま委ねられる。
やりたいけど、重石(余計な管理や規格)のせいでやれなかったアレコレがやれるようになる。
建設・コンクリート工事のエンジンは生コン・圧送・職人
ゼネコンは管理しているのであって、実際に形にするのは生コン・圧送・職人だ。
これまでの産業構造では互いに壁と階層で分断されコミュニケーションは絶たれていた。
インターネットのこの時代、それぞれのラストワンマイルが情報発信に心血を捧げた。
いよいよ出会った。
一体何が起きるだろう。
いや、やりたいことはなんでもできるようになるだろう。
<p形にする人が首を縦に振らなければ形はできない。
裏を返せば、そんな形にする人たちが連携を始めたということは、僕たちが「すべき」と思っていることはなんでも「できる」ことを意味する。
僕たちが「やる」といったら「やれる」のだ。
特殊コンクリートも、残コンソリューションも、何でもかんでも。
登場人物全てが「やる」と言い出す。
これまで規格やら枠組みやら「できない理由」で僕たちを阻んできた全ては今打破されようとしている。
⚫︎参考記事: #JISを変えよう 「万博に使用する生コンクリートの種類を少なくしよう」船尾サンコン
ラストワンマイルの分断が解けた。
そして、建設・コンクリート産業を規定してきた全ての要素が1つのプラットフォームに参集した。
壁と階層でこれまで抑圧されてきたタレントたちが一斉に飛び立つ。
特定の意図(発注省庁や規格・ルールブック)の力を借りることなくラストワンマイルが創発し始める。
エネルギーの伝達スピードはこれまでの機械的な産業構造の比ではない。
建設エコシステムが循環し始める。
だからこそ、僕たち生コン工場は生コンを練って運ぶにこれまで以上に集中できるはずだ。
協業は、直ちに始まる。
宮本充也
※透水性コンクリート(オワコン、ドライテック)等入手方法はこちらから。
現代、ウェブやSNS(庭ファンなど)で容易に専門知識も手に入る。
透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)に興味を持った施主はマップ(下段参照)から直接施工者に相談。
直接交渉だから余計な仲介手数料やバックマージンは心配ご無用。
【施工者】やったことないから不安・・・どうやって仕入れる?
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さらに施工当日は現場相談員を無料で派遣、施工をサポート
実際の現場には無料で経験豊富な施工相談員が派遣される。詳細→現場相談員について
仕入れは普段付き合いのある業者から可能、または当サイト掲載業者からも
掲載されている材料や施工については、生コンポータルから施工・製造をレクチャー。今は取り扱いがない施工者・生コン工場でも取り扱いをし始めるケースも多い。または当サイト庭コンにて掲載しているマップから購入も可能。
【施工者】支払い方法は貴社条件で
生コンポータルでは初めての取引でも通常仕入れと同じように買掛可能※。
※決済には全てウェブで完結の簡単な登録が必要。
お施主さんには下記サービスもおすすめ。
手間をかけたくないなら全国対応エクスショップ(エクステリアネット販売日本一)やお庭づくりは0円マッチング庭コンも便利!
提示された見積もりやプランはあとだしじゃんけんワークスで無料診断が受けられる。
LINEでの受付(宮本の個人アカウント)も行っている。
「雑草やぬかるみ、水たまりだけ解消できればそれでいいんだけど」
もしもそんなニーズであるならば、雑草・ぬかるみ・水たまり対策コンクリ「オワコン」は現在、材料30,000円、工事一式88,800円で販売中。
⚫︎参考記事:《快適な庭》「材料30,000円です。任せても工事一式88,800円です。防草シート+砕石(化粧、防犯)敷きを検討中なら!」雑草・ぬかるみ・水たまり対策
⚫︎参考記事:雑草・ぬかるみ・水たまり解消「オワコン一式 《88,800円》 今なら全国一律で請け負います!!」生コンポータル
⚫︎参考記事:【募集】「全国一律5,000円/m2で請け負う《実験用》駐車場タイプの造粒ポーラスコンクリート《オワコン》施工」
このように、今では透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)は土間コン同様に容易に手に入るようになった。
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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