2022/05/18
【埼玉】「水を透さない気の毒な土間コンをサポートするために透水コン採用」岡庭建材工業・TO ALL
埼玉県。駐車場土間コン排水のために透水コン(ポーラスコンクリート)が採用された。意匠も考慮されて全体ではなく部分的に使用されることでコントラストが生まれる。これで排水設備も不要あるいは軽減されることでコストパフォーマンス向上。
製造:岡庭建材工業(担当:江川直人)、施工:TO ALL
排水設備の代わりに透水コン
施工Before。
先行して(水を透さない気の毒な)土間コンが施工されている。
全体を土間コンで施工せず、隙間(スリット)が残されており、この部分を水を通すコンクリート(透水コン、オワコン、その他)で施工する。
そのことで、集水枡やら側溝などの排水設備を不要、あるいは軽減するというアイデア。
さすが、施工経験豊富なTO ALLさんの見事な提案。
それに、銀盤平滑な(水を透さない気の毒な)土間コンと水をとおすために隙間が開けられているゴツゴツしたテクスチャの透水コン(ポーラスコンクリート)のコントラストはきっと映えるはずだ。
ああ、楽しみ。
それでは施工をご覧いただこう。
部分的な施工だから楽ちん
施工は実に単調でもしかしたら施工者が単調すぎて飽きてしまうかもしれない笑。
敷設して、レーキで均し、締め固める(振動プレートなど)。
以上、終わり。
部分的な施工だから楽ちん。
あっけない。
呆れる。
掘削して排水設備を設置して、高さを合わせて、みたいな面倒な作業が一切ありません。
にもかかわらず、TO ALLさんのようにガンガン積極的に水を通す土間コンに挑戦する施工者ばかりというわけじゃない。
何を勘違いしているのか、「やったことないのでできません」とか「(やりたくないから)土間コンの2〜3倍の費用となります」など、食わず嫌いを起こしている気の毒な施工者もまだまだおられるようだ。
かわいそう。
気の毒。
救いようがない。
消費者・施工者・製造者三方よしが水を透す土間コン
施工After。
じゃん、完成。
注目すべきは施工直後に靴だとか水道のホースを巻いておくやつだとかものを乗せてるってこと。
水を透す土間コンの真骨頂とも言える。
(水を透さない気の毒な)土間コンの場合これは絶対ダメ。
猫が乗っただけで、やり直し。
もう、すごい面倒臭いんですよ、(水を透さない気の毒な)土間コンは。
ほんと気の毒。
一方、水を透す土間コン(透水コン、オワコンなど)は、それがないってこと。
仕事もあっという間に終わるので施工者フレンドリー。
僕たち生コン工場にとっても、通常の生コンより付加価値のついた製品なので簡単に言えば、儲かるから製造者フレンドリー。
消費・施工・製造全てにとって都合がいいってわけ。
5000円ポッキリ?!(平米単価) 今ならキャンペーン実施中
そしてなんとそんな水を透す土間コン(オワコン)なら現在5000ポッキリで手に入る。
なんと、5500〜6500円が相場の水を透さない気の毒な土間コンよりも安い価格帯で手に入る。
信じられないキャンペーンが展開中って知ってた?
すごいよね。
これ、知ってて、もしまだ土間コンを採用あるいは提案しようとしている消費者・施工者は気の毒としか言いようがない。
かわいそう。
助けてあげたい。
頑張ってほしい。
というわけで、現場をとにかく大切にしている、現場相談員派遣は全国一律無料を標榜している、生コンポータルからのお知らせでした。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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