2023/07/28
【滋賀】「土のままだと草、害虫の温床。雨の日にぬかるむ、段差に足を躓く」京都福田・T's Factory
滋賀県大津市。側庭と前庭の草おさえに定番の「オワコン」が採用された。また、水勾配を設定せずに平らにしたいという希望にも応えた。
製造:京都福田(担当:山城修二)、施工:T'sFactory(担当:平井嵩人、50mm厚、3名)
側庭と前庭の草おさえ
まずは、草抜きから。
土のままにしておけば草は生えてくる、害虫の温床となる、雨の日にぬかるむ、段差に足を躓く。
玄関前アプローチ脇は水勾配をつけずに真っ平らにという希望も。
生コンビニで材料到着したら敷き均し
現場サポート「生コンビニ」から届いた材料(オワコン)は奥から手前へと逃げるように広げる。
前庭までの敷き均し完了。この時の平坦性が仕上げにそのまま影響するためレーキやプラゴテで慎重に均す。
狭いところは手作業で締め固め
締め固めは広い箇所では振動プレートなどが有効だが、入り組んだ狭い側庭などでは木製タンパ(写真)で手作業となる。
締め固めも同じく、奥から手前へ。なお、通常の土間コンと違ってドロドロと流動性を有していないことから足元はスニーカー。施工中もその上をストレスなく歩行可能。この特徴は他でもない工事業者にとって大きいアドバンテージとなる。
オワコン仕上がりAfter
短時間で家周りの雑草おさえは完了し、雨の日にも水たまりの生じない平らで快適な空間は恒久品コンクリートが生涯支える。
今やコンクリートは「オワコン」が当たり前
段差なく平らなコンクリートは透水性を有しており水たまり、雑草、害虫、猫の糞害などを未然に防いでいる。
「コンクリートをもっと身近に」
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強烈な日差しをみなさん実感しているところだと思いますが、屋外は常に猛烈な紫外線や風雨にさらされております。雑草を抑えるために防草シートやアスファルト舗装なんかもあるけれど、いずれもプラスチック・有機物なので劣化してしまうんだよね。耐久性に関してはガラスや陶器の仲間「コンクリート」一択ですっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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