2022/08/02
【埼玉】「消費者も施工者も製造者(生コン工場)も一流どころとしか取引しないことに決めました」渋谷建材・YNKワークス
埼玉県さいたま市見沼区。アパート犬走の防草としてオワコン採用。除草作業のコストを考えるとオワコン一択だったそうです。YNKワークス横山社長からの提案!
製造:渋谷建材(担当:Yuuta DT)、施工:YNKワークス(80m2、30〜50mm厚、3名、2時間30分)
施工者から提案されてます!
こちらの現場は戸建て住宅ではなくアパート外構。
破竹の勢いで普及するオワコンの採用はたいてい一般消費者の方がネットで「オワコンいいじゃん!」となって施工者に相談を寄せることから始まる。
「ん? オワコン? やったことないぞ」
施工者はそんな感じで反応し、①「やったことないのでできません」、②「(やりたくないので)土間コンの2〜3倍の見積もりとなります」と塩対応するか、③YNKワークスの横山さんのように積極的に取り組むかのどれかになる。
昨日もall round新井さん(③の人)とこの辺の話をしてた。
「どうして大半の施工者はやりたがらないんだろう」
およその施工者は「失敗が怖い」「新しいことを面倒ごとと認知している」。
なぜって、ハウスメーカーの下請けなど依存的な仕事を普段しているから守られすぎている。
自ら大海原に漕ぎ出そうとするチャレンジャーはいそうでいない。
それが負圧となってイノベティブなプロダクトは敷衍しにくい。
①と②の人を③に矯正することは不可能だ。
庭コン・生コンポータルとして選択しうる行動はとにかく③の人(イノベーター)と共にあることと、消費者(とりわけイノベーターであるDIYer)に対して情報発信をしつこく行うことの二択となる。
③の人(イノベーター)はこんな人たちです
庭コンで紹介されている施工者の中にも残念だけど①と②がいる。
玉石混交だ。
これまで名刺交換したり、セミナーに参加されたりしている施工者の方々から許可をいただいて掲載しているのがこちらのリスト。
いちお、面識のある方々。
だけど、①と②は混じってます汗。
で、その中でも③(イノベーター)には「おすすめ」を表示するようにしています。
その地域での施工実績がしっかりされている方々や庭コン・生コンポータルが頼りにさせていただき送客を優先的にさせていただいている先様。
だから、あれこれ相見積もりするのもいいけど、最寄りの「おすすめ」に連絡して取り寄せた見積もり・プランを起点に検討するのがいいだろう。
他の材料と比べて本当に安いの?
材料 | 工事を依頼 | DIY | 透水性能 | DIY難易度 |
---|---|---|---|---|
砂利+防水シート |
100,000 | 50,000 | 〇 | ★ |
土間コン |
150,000 | 50,000 | × | ★★★★★ |
ドライテック オコシコン |
200,000 | 130,000 | ◎ | ★★★★ |
オワコン |
88,800 | 30,000 | ◎ | ★★ |
知らなかったでは済まされないかも!
庭材料で【最安】とされる砂利敷と同等もしくは安価なオワコン
一生に一回の庭づくりとなりかねない。
だから、精一杯、誠心誠意あれこれ調べてみたらいいと思う。
例え信頼に足る③の業者さんだったとしても鵜呑みにせずに調べてみるときっと庭づくり楽しくなるはず。
DIYできるほど簡単施工がオワコンの強み
アパートのメンテナンスは十人ではなく管理人マター、つまり、保有者が責任を持たねばならない。
駐車場は土間コンが施工されているから雑草生えてこないけど、家周りや排水スリット部分は何かしたら対策しとかんとまずい。
除草作業のコストを考えると「オワコン一択」だったそうだ。
このところYNK横山社長は積極的にオワコンをお薦めされているようだ。
この場をお借りしてあざま〜す。
オワコンはコンクリートの一種だから砂利や砕石舗装と違って小石が散らかることがない。
ぎゅっと固まってる。
防草シートなどプラスチック製品とも違うので劣化して雑草に突き破られることもない。
無論、水は立ち所に吸収されるため、排水を懸念することもない。
「土間コンよりも安い」、条件によっては、「砂利舗装よりも安い」究極の舗装材といっていい。
【参考】オワコンが土間コン(生コン)より安い理由
施工手順 | 土間コン | オワコン |
---|---|---|
1)掘削 | 200mm~ | 150mmに削減 |
2)残土処分 | 200mm × 面積 | 150mm × 面積に削減 |
3)路盤 | 100mm~ | 省略 |
4)メッシュ配筋 | 有 | 省略 |
5)コンクリート工 | 100mm~ 数時間から半日の水引を待ってから仕上げ |
オワコン150mm 状況によってセメント安定処理路盤を兼ねる |
6)養生 | 当日〜翌日は立ち入り厳禁 | 直後から歩行や軽作業可能(時短) |
上の表は土間コン(生コン)とオワコンの施工手順を比較したものです。
材料費としては、2層で路盤を兼ねた150mmのオワコンは、生コンクリートよりも高くなります。
しかし、以下のとおり工事費は作業人員2名分ほど縮減できるので、総費用は生コンよりも安くなる傾向にあります。
・掘削・処分残土量が減ってる
・路盤材料使わない
・ワイヤーメッシュ配筋しない
また、施工直後から軽作業(カーポート屋根設置)ができる などのメリットもあります。
誰といるかが重要だ。
庭コン・生コンポータルが届けるオワコンをはじめとするコンクリートの流通は3つの属性「製造」「施工」「消費」で構成されている。
先ほども述べたように、それぞれの属性の中にもやる気ある人、やる気のない人ってのが存在する。
プロダクトを普及させる上で「やる気のない人」にいくら寄り添っても物事は動かない。
リーマン根性丸出しの「決められたことをやってりゃいい」リーマン根性丸出しを相手にしてたら永久に製品は売れない。
それぞれの属性の中で一流どころに寄り添い一流どころと共に仕事をしなければならない。
おかげさまで製造、施工の一流どころはこれまで交流を果たすことができた。
そこがヘッドピンとなる。
消費の一流どころを庭コン・生コンポータルでは、DIYerと定義した。
今後DIyerへの情報発信や取り組みが加速する。
新企画「DIYエクササイズ」も始まろうとしている。
各種DIY資材の取り扱いも加速する予定だ。
【参考】庭コン・生コンポータル取り扱いDIY資材価格一覧
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | ※ 参考価格 | |
---|---|---|---|---|
砂利・砂・砕石 | 15円/kg | 込 | 1000kg | 56円/kg |
乾燥生コン・乾燥モルタル | 20円/kg | 込 | 1000kg | 33円/kg |
オワコン | 20円/kg | 込 | 2000kg | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 | 別 | 1セット | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 | 別 | 1セット | - |
※参考価格:袋タイプをホームセンターで買う場合の価格です。
DIY向け資材を購入するメリット
・重い袋タイプを運ばなくても、資材が自宅までトラックで届きます。
・工業規格と同じ配合なので高品質です。
・資材を置き配することができます。
DIY向け資材購入の注意点
・注文ロットは500kg刻みとなります。
・お支払いはpaypay、現金にて当日または事前決済となります。
方針がいよいよ固まった庭コン・生コンポータルはここから第三者に依存することなく唯我独尊の道を歩むことになる。
誰かに依存しません。
誰かを頼りません。
誰かを助けません。
守りません。
いつもありがとうございます。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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