2021/09/27
【神奈川】「転圧のタイミングがわからない」「手のひらで材料に触ってペーストがちゃんと移る時間内で」小田原生コン・中村建設
神奈川県小田原市。ドライテック採用理由は水捌けの悪さと四方レベルが決まっている為、水勾配が取りにくい為です。 施工のコツについて。
製造:小田原生コン、施工:中村建設(担当:小倉涼、35m2、100mm厚)
締め固められるドライテックの状態とは
施工Before。
水捌けの悪さ。
四方レベル(高さ)が決まっている為、水勾配が取りにくい。
ドライテック採用の理由「水はけ」「水勾配」「水たまり」。
局地的流通はあるにせよ、現在我が国でエクステリアなど小ロットシーンに全国区でポーラスコンクリート(透水性コンクリート)を供給できるプロダクトブランドは「ドライテック」「オワコン」のみ。
今後深刻化する水災害はより身近に人々の暮らしを危ぶむ。
「玄関前の水はけ」
目下の問題として人々の意識に登るようになっている。
事実、家周りの水はけが悪い!水たまりができてしまう庭の改善方法を紹介|お知らせというブログは1週間に1000PV以上も稼ぐ人気記事だ。
消費者は上記MAPを参考に地元の施工店に直接・無料で相談ができる。
プランや見積もりを複数取り寄せ相見積もりすることである程度絞り込まれる。
「その見積もり大丈夫?」あとだしじゃんけんワークスではあとじゃん先生から無料で見積もり診断・添削を3営業日以内に回答がもらえる。
「大丈夫、安心して交渉を続けてください」
「ずいぶん高い見積もりですね。〜〜円/m2がその辺りの相場ですよ」
そんな回答があれば、消費者は安心して忙しい中庭づくりに集中できる。
それでは、施工開始だ。
施工フローは至ってシンプルでブログや動画で無数に紹介されている。
「初めて施工するので不安」なんて施工業者には無料の現場指導員派遣が用意されている。
そんな施工上の最もよくある質問「転圧(プレートコンパクタ)のタイミングがわからない」について。
写真のように、「手のひらで材料に触ってペーストがちゃんと移る時間内で」が答えだ。
仮に乾いてしまっているようならそれは「遅すぎる」のでフレッシュな材料で置き換える必要が出てくる。
また、端部をタンパで叩き込んだ際に空隙がペーストで潰れてしまうようであればそれは「早すぎる」のサインだ。
可使時間(かしじかん)内の適切な状態で締め固めるように現場では指導が入る。
安心だ。
それに、一般人がDIYに挑戦するくらいだから、施工の難易度は高くない。
周囲が土間コンで囲まれレベル(高さ)が決まっており排水設備もない。
こんな場合施工者は勾配を気にしながら通常は施工を強いられるが、ドライテックの場合何も気にすることがない。
なり(そのままの地形に沿って)で敷設し、均し、転圧すれば完成。
施工After。
35m2およそ乗用車2台分程度の面積でもあっという間に終わってしまうのがドライテックの特徴だ。
土間コン(普通の生コンで打設する舗装)の場合は同じ作業人員だとしても8時間丸一日かかってしまう。
その空いた時間(お釣り時間)に施工者は他の作業、例えば、掘削・残土・路盤・型枠(配筋は要らない)や、あるいは周辺工事のカーポート、ウッドデッキ、植栽、ブロック積みに作業人員を配置することができる。
それはそのまま施工人員の最適化、つまりダイレクトにコストに関わってくる話題だ。
「材料は高くとも、原価は抑えられる」ドライテックの強みとなっている。
あとじゃんアライアンス施工店大募集!
⚫︎参考記事:【募集】「庭コン優先送客の施工業者《あとじゃんアライアンス》に参加ご検討しませんか?」あとだしじゃんけんワークス
通常消費者は上記MAPを参考に主体的に施工業者を探す。
一方、あとだしじゃんけんワークスには煮詰まった状態で見積もりの妥当性について相談が寄せられる。
「あ、この見積もり高いですね」となった場合にはあとじゃんアライアンス施工店の出番だ。
MAPでおすすめ表示されている施工実績豊富な施工業者の方々にエリアに応じて「送客」がなされる。
概算見積もりで納得してもらっている消費者を送客することになるので、双方ともに手間と時間が省けられた状態だ。
今、そんなあとじゃんアライアンス施工店を生コンポータルでは募集している。
1県1〜2件のパートナーが理想だ。
もしもあとじゃんアライアンスで多くの集客を希望する施工業者がいたらぜひ迷わず連絡をよこしてほしい。
今後生コンポータルでは施工業者向けサービス「生コンビニ」をさらに充実させていく予定だ。
施工現場で必ず使う生コンはもちろん、ドライテック、オワコン、残土処分、路盤(残コン再生)、埋め戻し材(流動化処理土)をはじめ、各種建設資材が生コン工場でワンストップで手に入るように整備していく予定だ。
さらに、あとじゃんペイ(あとじゃん先生がカトちゃんぺをパロったロゴ)と言って、登録しさえすれば生コンビニ工場から信用取引(口座取引)で各種資材を購入することができるようになる予定。
庭コン登録、あるいはあとじゃんアライアンスに参加していれば、集客も仕入れも安心して仕事に集中できるようになる。
生コンポータルでは引き続きラストワンマイル(製造・施工)が束縛なく創発できるようなシステム構築を念頭に活動している。
消費者も、流通も、ラストワンマイル(製造・施工)もみんな笑顔で互いに尊重しあいものづくりに集中できるような。
誰もが招かれ必要とされるような産業を実現できるように。
そんなぼんやりとした夢の実現に夢中で走っている最中だ。
宮本充也