2022/06/16
「静岡全域・神奈川全域・山梨一部・東京一部を始め夜間の生コンクリートは庭コン・生コンポータルにお任せ」
庭コン・生コンポータルの運営母体は生コン工場である。イケイケの生コン工場だ。「0.5m3(最小ロット)に魂を燃やせ」。「3マセンはいけません 知りません・分かりません・できません」。超体育会系のノリの生コン屋さん有限会社長岡生コンクリートはもちろん夜だって、深夜だって、生コン配達しています!
夜の生コン「ヨルナマ」いかが?
夜です。
夜でも練ります。
ヨルナマ。
練り手はニューカマー「りょうちん」こと瀬戸さん。
二十歳の生コンパーソンである。
ワンマンオペレーションで所定の配合を製造する。
庭コン・生コンポータル「ヨルナマ」どこまでカバーしているの?
今回の配送先は御殿場アウトレット。
JISで規定されている荷下ろしまでの時間は1時間半。
静岡県伊豆の国市に位置する有限会社長岡生コンクリートからはお昼であればせいぜい御殿場や熱海、富士市あるいは伊豆市の南部あたりまでが配送領域。
一方ヨルナマではご当地静岡全域を始め、神奈川全域、一部山梨、一部東京都などをカバーしている。
さらに、庭コン・生コンポータルの最大の強み。
全国各地のイケイケの生コン工場1000との連携を通して、日本全国ヨルナマが対応できる工場を探すようなこともしている。
生コンのことならなんでも聞いてって感じだ。
夜中生コン出荷の舞台裏
深夜出荷された生コンの荷下ろしの頃には明るくなってきてしまった。
また、生コンは出荷しておしまいってわけにはいかない。
こうして製造設備をおよそ1時間かけて洗浄する。
練って洗って、全てはニューカマーりょうちんが手がけた。
つい2年前までは高校生だった若手だ。
って感じで、舞台裏ではかなり大変な作業が伴うので、ガチで夜間出荷という形でオーダーされる場合にはそこそこお値段張りまっせ。
詳しくは問い合わせてね。
ヨルナマ安くする方法
夜中の生コンってだけで数十万となってしまうケースもある。
「ちょっと打設したいだけなのにそんなになんの??」
さっき見てもらったように、夜中の生コンでも舞台裏は結構大変なんです。
だから仕方ないんです。
とは、ならない。
JIS規格からは外れてはしまうけれども、裏技があるんです。
そう。
超遅延剤という特殊混和剤を利用して昼間(夕方)仕事終わりの最後のバッチで製造した生コンを夜まで眠らせる(セメントの凝結や水和反応を遅延させる)という技。
これを駆使すれば、仮に6時間経過した生コンだったとしても、現場について荷下ろしするときでもフレッシュホヤホヤな状態で施工ができる。
そんな裏技がある。
工場によって価格はまちまちだと思うがこのやり方なら比較的安価に、さらには対応してくれる工場の数も多めになることだろう。
というわけで、夜の生コン「ヨルナマ」いかが?
水野次に流通する材料生コンのニーズは夜討ち朝駆けで現れるもの。
「めんどくさいのでやりません」
そんなこと言ってたらいつまで経っても舗装の95:5(アスファルト:コンクリート)の比率は変わらない。
求められているうちが花だ。
もちろん、ラストワンマイルに負担を強いる形ではない。
きちんとシステムとして循環し誰にも皺寄せを寄せない形で。
夜の生コンヨルナマを日本の標準として行きたい。
宮本充也