長岡生コンクリート
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2022/06/25

「夜の生コンを当たり前にしたい。業界の都合を押し付けるんじゃなく世界が求める形に変化すべき」

「夜の生コンを当たり前にしたい。業界の都合を押し付けるんじゃなく世界が求める形に変化すべき」

生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート)現在夜の生コンが隆盛を極めております。御殿場アウトレットの深夜工事に並走してこちらは夜間下水工事からお呼びがかかりました。インフラにとってコンクリートは必須。人々が眠るその時間帯にも普遍的に求められる生コンクリート。



大歓迎! 夜間の生コン

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出ました、夜間の下水工事に生コンクリートお届け。

とある道路会社さんが受注された沼津市大岡の現場だ。

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⚫︎参考記事: 「静岡全域・神奈川全域・山梨一部・東京一部を始め夜間の生コンクリートは庭コン・生コンポータルにお任せ」

生コン協同組合とか業界とかに嫌でも関わっていると違和感を感じることが多々ある。

「生コン・コンクリート業界の地位工場」

僕はこの言葉が奇妙に思える。

なんというか、自分達都合というか、そんな感じを覚える。

地位の向上ってのは結果であって目的ではない。

世間様の役に立ってこその地位向上であるはずなのに、それを目的化すること自体が土台おかしな話。

で、次にこう言い出す「完全週休2日」とか「働き方改革」を曲解して、「夕方3時以降の注文は受けません」とか、そんな感じ。

違うだろ、と。

晴耕雨読の産業にあって、土日を絶対に出荷しません、ってことがどれだけ現場に負担を与えることか。

別の日に休むとか、そんなもんいくらでも柔軟に対応できるだろ、と。

自分都合の押し付けだと。



目指せ、夜の生コンネットワーク化

庭コン・生コンポータルの強みはこれまで水を透す土間コンの普及の過程で築き上げた全国各地の生コン工場とのつながり。

ネットワーク。

縦割り階層を特徴とする建設・コンクリート産業にあって、地域や枠組み(生コン組合)の壁や階層を取っ払った緩やかな連携のあり方。

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その過程で生み出されたアウトプットがオワコンや透水コンなどこれまでにはなかった特殊コンクリートの流通だ。

ん?

特殊コンクリートの流通。

ここで、はたと気づく。

夜間生コンクリートの対応をする、あるいはしている生コン工場をマップで表示しちゃえばいいじゃん、である。

夜間の生コンの市場が先か、産業が夜間を対応するが先か。

鶏卵の論法になるが、現在は大半の生コン工場は夜間出荷に対応していない。

結果的に、夜に生コンが必要な施工者がいたとしても、そのニーズの受け皿がない。

つまり、市場が形成されない。

それが、現在だ。

その現在を変えるためには、まずは夜間に対応する工場を発信する必要がある。

これまでには仮にあったとしても埋もれていたそんな生コン工場を庭コン・生コンポータル得意の「情報発信」で伝える。

知られる。

必要とされる。

価値(夜間の生コン出荷)が市場と顧客に元に届く。

そんなプロセスだ。


夜間の生コンを当たり前にしたい。

そのためには、ニーズがあったら、まずは庭コン・生コンポータルが受け皿になりたい。

そして、その土地でやっている生コン工場を探す、なければやるとこんなにいいことがあるよと伝える、練ってもらう。

届ける。

透水コンもオワコンも、何もかも、のプロセスの果てに市場が形成されてきた。

製造・施工・消費ラストワンマイルが織りなす循環型市場で夜の生コンもフィールドを構築したい。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士