2022/08/13
【生コンカレー】 生コン業界に激辛?! あなたは《辛度7》 に耐えられるか? 「食べきれない?!」 《残コンカレー》 も残さず食べてね!! 【ノベルティ】(案)
プロジェクト #世界一有名な半島 には多様な背景の人々が集まり流動的に交流している。この度企画が立ち上がった生コンカレー「あなたは辛度7に耐えられるか」は地震から人々を守るコンクリートを示し、フードロスにかけて残り物としての残コン問題をユーモラスに伝える。そんなノベルティとして「生コンカレー」開発が始まった。
生コンカレー
⚫︎参考:https://novelty.btech.jp/lp/curry/
ありますね、あります。
ノベルティカレー。
現在、庭コン・生コンポータルではオワコン(透水性コンクリート)のイメージキャラクター募集をかけている。
⚫︎参考記事:【10万円進呈】「なんと、プロも参戦? あたくし、ちょっと怖くなってきました汗。オワコンちゃんキャラクター募集」
ものすごい数の応募が寄せられていていずれも選べないくらいの傑作。
「え? これから選ばなきゃいけないの?」
ちょっと日和気味の僕は「選ばれなかった人のために何かを配りたい」とそう考えた。
いわゆる、ノベルティってやつだ。
あるいは、他にも88800円cpとか5000円cp、はたまた無料cp(オワコン・ヌルコン)など種々のcpを展開しているが、やっぱり「外れました」って通知するのは忍びない。
何か配れねえかなあ。
そんな時に近いところにいました、インスタントカレーを作ってる人が。
「辛度7に耐えられるか」カレー
こちらも最近身近にいらっしゃるロテックパイセンのキレッキレのアイディア。
本気か悪ノリか判断しあぐねるゾーンにぶっ込んでくるのがパイセンの技だ。
「カレーと言ったら激辛でしょ」
罰ゲームを前提としたこの発想はそのままコンクリートが大地震に耐えるという性質とつなげられ「辛度7に耐えられるか」となったのだろう。
やりますな、パイセン。
こういうの放り込まれると僕もなんか悔しくて何か捻り出したくなるんすわ。
「業界のマグニチュード大爆発」カレー
庭コン・生コンポータルの常なるテーマが、階層・縦割りで分断されてきた産業ラストワンマイルの救済。
⚫︎参考記事:《コンクリートサロン》「コンクリート業界で本音をぶつける機会はあるだろうか」 #3
産業を水平(ホリゾンタル)に表現すれば見栄えするが、実際は2枚目の写真のように垂直(バーチカル)な構造となっている。
そんな底辺にいる生コン工場の怨念(マグニチュード)が大爆発した形で「激辛」「辛度7」ってどうだろう。
どうだろうと言われてもなんだろうって感じだろうけれども。
で、配られて、一応味見するわけだが、ものすごく辛くてとても1人では食べおおせられないのだ。
「残コンカレーも残さず食べてね!」
ここで、庭コン・生コンポータル20年以上の課題である「残コン」に話頭が及ぶ。
ついでにカレーをこのところ露出度が高まってきている「残コン」にかける。
「めっちゃ辛いから食べきれない」
そんな日和った(?)相手に突きつけるわけだ。
「カレーも残すんですか?」と迫るわけだ。
「カレーも押し付けるんすか?」と。
気合い入れてリサイクル(食べ切る)方法を考えましょうよ?ねえ?ってね。
ちなみに、庭コン・生コンポータルではすでに残コンの再利用方法を確立し運用・普及に努めております。
こんな感じでキャッチーに「残コン」問題を世に発信するわけだ。
地場産業「生コン」らしくご当地食材をふんだんに使用したカレー
例えば当社らが操業(ICC)する土地は伊豆地方。
#世界一有名な半島 を目指す素晴らしい地域。
そこに暮らす人々はこの半島を愛してやまない。
そんな地域の特産品。
思い浮かぶところでは、みかん、お茶、柿、いちご、乳製品、葡萄、クラフトビール、椎茸、わさび、鮎、多分他にもいくらでも出てくる、本当に本当に豊富にある。
例えば、そんな食品を掛け合わせてブレンドしたカレーなんておもろいじゃないか。
生コン=地場産業 のPR効果もある。
これを生コン屋さんが配るわけだ。
で、パッケージにあれこれ蘊蓄が説明されている。
地域に関すること。
食品の効能。
料理する時のお湯を「温泉」にしたっておもろいかもしれん。
八の坊の5代目に聞いたところではどうやら伊豆長岡温泉は「飲める」らしい。
だから、食品にだって使えるんじゃないか。
アイディアは止まらない。
生コンカレーのパッケージ化で他の生コン工場にも提案
パッケージデザインをの余白などを利用してシールなどで「別の地域でも利用可能」にしたら面白い。
例えば、姉妹工場・白石建設(岡山)でも同様のカレーを作ってみる、とか。
岡山といえば、鬼と桃。
桃をふんだんに使ったカレーで、鬼がメロメロになっているデザインとかどうだ。
どうだ、と言われても、はい、としか言いようがないと思うけれども。
どこか特定の地域の生コン工場でしか利用できないカレーではなく、なるべく再現性の高いものになればきっと共感が生まれていろんな工場も「うちもやりたい!」と声を上げてくれるかも。
そんで、生コンを配達した時に伝票と一緒に運転手さんがカレーを渡すわけである。
で、そのカレーを荷受人である施工者さんが夕飯に食べる。
「おっ、お父さん、カレーが灰色だよ!」
科学技術の進歩たるや凄まじい。
「生コンと言ったら灰色だろ」
短絡的なイメージから聞いてみたところ、難なく灰色出せるらしい。
すごい。
食品用顔料とでもいうのだろうか。
すごいね。
コンクリートと一緒だね。
いろんな色で染められるんだね!
でも、固まらないで胃に消化されるわけだけれども。
で、食べながら、お子さんも交えてご家族は、「生コンのなんたるか」や「残コンって一体何?」とか「ご当地の特産品」について学ぶことができる。
社会や理科の勉強につながるかもしれない。
ヒエラルキーの底辺と見做されている生コン工場がきちんと見出されて魅力ある仕事であることが理解されるはずだ。
書いてて思ったが、やっぱ「汎用性」「再現性」重要だな。
これ、伊豆半島、伊豆の国市の生コンポータルやICC(長岡生コンとさくら生コンが出資してできた生コン製造拠点)だけのコンテンツにしてはダメだ。
なるべくいろんな工場で作ってもらわなければつまらない。
そうでなくてはコンクリート・建設の理解は進まない。
あ、面白い、これ。
早速この後彼に会うし、20日は白石建設さんで業界関係者が大勢集まるから色々相談に乗ってもらおう。
生コンカレー
うん、これ、絶対いける。
行こう。
と思って、目の前で受験勉強に勤しんでいる長男に「灰色の生コンカレー食べたい?」って尋ねたところ「きもっ」という返事が返ってきた。
中学生から「きもっ」と褒められ前途がいよいよ明るい。
気合い入れていくぞおめえら。
というわけで、また次回!
宮本充也
※ちなみに「生コン」「カレー」とGoogle画像検索をするとなかなかパンチのある検索結果を楽しむことができます。