2024/04/09
生コンポータルの製造設備、残コンst、HQ、展示場、試験棟、他の見学(後編)
静岡県伊豆の国市を本拠地としてコンクリートの開発と流通を行っている生コンポータルの特徴的な製造設備、残コンst、HQ、展示場、試験棟、他の見学についてご紹介(前編)https://maps.app.goo.gl/dDVgYEo6LiV7osxE9?g_st=ic
生コンポータルご見学のご案内(後編)
粒状化骨材製造
屋根つきの敷地で残コン由来の粒状骨材は分級される。
ストックされている粒状細骨材は非構造部材(ステコンや均しコンなど)向けに出荷される生コン「ヌテコン」やCLSM(Controlled Low-Strength Material)「イワモル」他非JISコンクリート「オワコン」「オコシコン」などの原材料として利用が進んでいる。
生コンポータルのヘッドクオーター
こちら、ヘッドクオーターを兼ねた施設群krシリーズでは各種製品の展示やゲストハウス・カフェの利用が可能。
実機製造されたコンクリートの試験棟
こちら、事業再構築補助金の採択も受けた実験・試験設備LabはJIS Q 17025認定取得を見込んでいる。各種先端コンクリートの試験練り等に供されるほか、外部試験の受託もできるようになる。
製品展示場
手前からポーラスアスファルト混合物、ポーラスコンクリート(「オコシコン」)、透水系コンクリート(「ドットコン」)の他に、敷地内には「オワコン」「オコシコン」「イワモル」(「まささ固」)などの展示が一般開放されている。
近隣実装現場見学
サカナヤステイ
こちらは、伊豆長岡温泉のグランピング施設「さかなやステイ」駐車場に採用された粒状化骨材を100%用いて製造・施工された造粒ポーラスコンクリート1,500m2(「オワコン」)は一般に開放されてある。https://maps.app.goo.gl/6RYXChK6SYiG4JHy8?g_st=ic
伊豆の国市の管理する里道(雑草対策)
残地や里道といった地方公共団体が管理する土地では雑草メンテナンスが課題となっている。伊豆の国市でも残コンを活用した資源循環「オワコン」や「イワモル」を防草材として採用している。https://maps.app.goo.gl/QYbKc276wnztGMwt5?g_st=ic
川の駅伊豆城山
こちらは、結合材を100%副産物高炉スラグ微粉末とした同じく粒状化骨材100%の造粒ポーラスコンクリート実装現場。
【Coming Soon】三島駅北口CCUコンクリート
なお、資源循環・脱炭素コンクリートシリーズ大3弾は4月〜5月にかけて三島駅北口目の前に実装を予定している。
関連記事:伊豆半島の玄関口【三島駅】北口の新ランドマーク【加和太建設】HQに資源循環・脱炭素コンクリート実装決定
生コンキャンプはいつだって誰だって大歓迎
生コンポータルの工場見学は「生コンキャンプ」としていつだって誰だって大歓迎の構え。宮本さんのLINEも公開されてあるので遠慮なくご相談ください。
「コンクリートをもっと身近に」
僕たちの「伝える」情報発信の歴史はブログ毎日365日3本以上も9年目を迎えるなどいよいよギネスに申請検討?的な境地に至ろうとしています汗。まだまだ、身近とはいえないコンクリートの貢献を広げるためにネットもリアルも交々に引き続き邁進するよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也