2024/01/09
「家庭用パデルコート完成?!」パデルとコンクリート(残コンブロック)で地域おこしに挑戦! #2
地域おこしプロジェクト #世界一有名な半島 の同志らで始まったシリーズ「残コンとパデルで地域おこし」はなんと来月2月にはプロトタイプのパデルコート建設を見込んでいる。コンクリートと国際的人気スポーツパデルの意外な相性について。
パデルコート by 生コン工場
なんでプロパデル選手が生コン工場に?!
右からfmいずのくにの相棒・山口イケメン、プロパデル選手の庄山さん、GENJO和尚、遠藤さん。この度、パデルとコンクリート連携の可能性探究ということで生コン工場を訪ねたご一行。
残コンでパデルコート建設?!
比較的良質な残コンはこちらの型枠に打設されブロックとして再生に向かう。なお、本プロジェクトではパデルコートの強化ガラスや支柱の役割を残コンブロックに期待している。パデルとコンクリート(残コンブロック)で地域おこしに挑戦! #1
左・GENJO和尚と右・庄山大輔選手。残コンstで改質(粒状化)された残コンの前で記念撮影。粒状化された残コンはまさに「オワコン」としてパデルコートの床面に施工を計画している。
生コン工場はパデルプレイヤーにとっては夢の国?!
コの字に組み立てられた残コンブロックのストックヤード(材料置き場)は直ちに練習場として意味づけをされる。
生コン工場にラケットとボールを持ち込めば直ちに練習場と化す。
ヤードの隔壁はそのままパデルプレイヤーにとっては自主練スペース(精神と時の部屋)に。背面にも壁があることが重要だそうだ。なお、こちらのスペースはGENJO和尚に大変お世話になっているフェラーリ・アルベルトが管理しているから今後もパデルプレイヤーにとって好適な環境を維持することが約束される笑。
また、「オコシコン」などの残コンで製造されたブロックは吸音作用により騒音被害の軽減が期待できるかも、といった可能性の探究をみんなで楽しんだ。
残コンブロックで家庭用パデルコート?!
パデル専用の自動球出し機「スリンガー」とコの字に組まれた残コンブロックさえあれば家庭用パデルコートの完成。残コンブロックの設置のための重機やユニックなどのレンタル費用と回送費であっという間に「家庭用パデルコート」という製品パッケージが完成。
片面コート(幅10m × 長さ4m × 高さ3m)の残コンブロックがあればそこはストリートパデルコートとしてパデルプレイヤーの遊び場所に変貌。生コン工場には「土間」も「ブロック」も「重機」もあるため、操業していない休日などであれば直ちに練習場を提供することができる。また、工業団地に位置する生コン工場であれば比較的騒音被害なども気にすることなく楽しめる。
2月プロトタイプ建設予定地は伊豆の国市高原
残コンにより建設を予定している現地視察。およそパデルコート2面ほどをゆとりを持って設置できる面積。なんと土地所有者の奥さんはICCに勤務しているけいこちゃんということが発覚笑。
お昼は伊豆の国市のうなぎの名店「だいちゃん」で鰻重。
夜はこちらも市内の名店与太呂で新鮮な海の幸に舌鼓。
2月にはプロトタイプが完成します!
生コン工場はパデルコートを製造するための要素(床材、壁、支柱、基礎、重機)が全て揃っている。2月下旬にはプロトタイプの残コンパデルコートが完成を見込んでいる。
「コンクリートをもっと身近に」
昨日もつくづくと思い知らされたけど、コンクリートをさまざまな別の視座から眺めることは新たな市場と顧客を生み出す有意なアプローチの一つなんだねっ。パデルやりたくともやれなくて困っている人にチャンスを提供できるのもコンクリートなんだからさっ。 やっぱり僕たちの本業はコンクリートだからそこから離れるわけにはいかないけれど、それでもコンクリートの専門家としてさまざまな視点を別の業種の方々との交流を通して育んでいくことってとても重要だねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也