2024/06/12
「コンクリートはミキサー車を呼ぶのと自分でこねるのと1立米は金額は大体どのくらい違うのでしょうか?」解説
頼まれてもないのにWEB上で交わされるコンクリート関連DIYの質疑応答にプロが顔と名前を晒して解説を加えるシリーズ「コンクリートはミキサー車を呼ぶのと自分でこねるのと1立米は金額は大体どのくらい違うのでしょうか」。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12218679177
ミキサー車 vs 自分でこねる
「コンクリートはミキサー車を呼ぶのと自分でこねるのと1立米は金額は大体どのくらい違うのでしょうか。」
金額だけで比べたら自分でやれば少し安いかもしれませんが大差ないでしょう。
私の地域では1㎥13,000円ほどで生コン頼めます。
時間を指定してこちらは軽便バイブもって待っていればいいだけ。
自分でやったら1㎥だけで数日に分けて何回か打つ羽目になりそうですね。
仕上がりも生コンの方がキレイだし、DIYで1㎥も打つなら生コン1択だと思いますよ。
地域差あるので金額は見積取ってみましょう。
口頭でその場で答えてくれるかも。
「金額だけで比べたら自分でやれば少し安いかも」は間違い
⇒参考記事:【徹底比較】「ホームセンターでDIY生コン(ドライ生コン)が一番安いはまやかし!」生コン価格
ベストアンサーのNDさんも陥っている罠。
「ホームセンターはなんとなく安そう」
参考記事をご覧いただければすぐにお分かりの通り生コン屋さんから届く生コンは圧倒的に安い。
当たり前のことだが、10t単位で大量仕入れする原料を使って製造工場で製造している。
ホームセンターに並べられているちまちま小ロットが価格で勝てるはずがない。
なのにもかかわらず、ロットの魔術というか。
ホームセンターに並べられているあらゆるものの激安感は人々の心理に深く影響を与える。
「大差ないでしょう」
は真っ赤な嘘であると断っておこう。
「こちらは軽便バイブを持って待っていればいいだけ」
これも、危うい。
そもそも生コン屋さんは常日頃からB to Bつまりプロを相手にしている。
バイブだけ持ってたって運ぶための一輪車や材料を配るためのスコップを持たずに鼻歌まじりですかしているような素人など相手にしてくれないはずだ。
「冷やかしなら帰ってくんな」
の世界だ。
生コン工場を馬鹿にしないほうがいいだろう。
「DIYで1m3も打つなら生コン1択」
は僕も同感。
1m3とはいえ、ドロドロ流動体が1m四方ものサイズになる。
自分でこねていたら最初の数回で楽勝で折れてしまうことだろう。
NDさんは随分生コン屋さんと親しげだから大丈夫なのかもしれないが、一般に生コン工場は素人(DIY)を相手にしない。
時間ばかりがかかって他のプロのお客様にご迷惑をお掛けするからだ。
とはいえ、DIYになるべく積極的に取り組もうとしている生コン工場も皆無というわけではない。
生コンポータル(庭コン)では一般に解放されている生コン工場を施工業者・製造業者マップで公開している。(マップは記事下部に掲載)
普段プロばかりを相手にしているとはいえ、それだけでは低迷する産業の課題を打破できないことを知っているからだ。
DIYという手段を通じて生コンが社会にもっと身近に理解されるようになる。
そのことで適正に生コン産業の担う役割を知ってもらう。
今回取り上げた質問では土間コンを普通のコンクリートでDIYを行う話だったが、そもそも素人(DIY)には難しいという問題もある。
型枠の準備や水勾配の考慮、ブリーディングの見極めや職人技が必要となる仕上げなど、準備段階からかなりレベルが高い。
家周りの防草やぬかるみ対策として防草シートや砂利敷きよりも効果ある物を作りたいと考えるなら、他の方法を検討した方が良いだろう。
もし、お庭や犬走りなど家周りの防草やぬかるみ対策として土間コンの施工を考えているなら、DIYでも比較的簡単に施工ができる造粒ポーラスコンクリート オワコンがおすすめだ。
造粒ポーラス構造を採用したコンクリートで内部に無数の隙間を持ち、雨水などの水分を全て通して排水することができ、草が生えてこないように蓋(防草)をすることができる。
価格も決して高くなく普通の生コンクリートに近い価格でありながらDIY可能なコンクリートだ。
「撒いて→均して→締め固める」の簡素化された手順で素人DIYerでも施工が可能だ。
この簡素化された施工については、ぜひ下記動画を見てもらいたい。
オワコンのDIYをご検討なら生コンビニお任せ
家周りのお庭、犬走、駐車場などへのオワコンDIY施工をご検討なら、ぜひ生コンビニを利用してほしい。
生コンポータルで取り扱うオワコンの材料のみを販売しており、DIYをはじめるためにオワコンを取り寄せることができる。
高性能な透水性コンクリートを普通の生コンクリートに近い価格で購入可能だ。
下記に生コンビニで取り扱う資材の材料価格表を掲載するので、ぜひ検討の参考にしてほしい。
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
オワコンなら直営施工も承ります
DIYではなくプロによるオワコン施工をご希望なら、生コンポータルによるオワコン直営施工を利用してほしい。
オワコン施工経験豊富なプロを現地に派遣し、現場に合わせたオワコンを最適な形で施工させて頂く。
オワコン施工経験豊富な庭コン直営施工ならこちら。
一応お施主様の地元施工業者にマップより直接ご相談いただき、オワコンの施工を行ってもらうことも可能だ。
お施主様の都合に合わせた方法で、オワコン施工を相談してください。
地元施工業者に直接施工を依頼するならこちら。
防草・排水 | 防草・排水・駐車場 | |
---|---|---|
〜20㎡まで | ¥168,000 | ¥204,000 |
〜40㎡まで | ¥232,000 | ¥302,000 |
40㎡〜(単価) | 5,000円/m2 | 6,500円/m2 |
こちらの価格表は目安となります。詳しくはお問合せください。
※除草をご希望される方は〜40m2までは予め実費のお見積もりを行います。なお、40m2〜をご希望される場合は1,000円/m2で承ります。
※防草・排水(50mm厚)は現地盤にそのまま「オワコン」を施工します
※防草・排水・駐車場は下地施工として「オワコン」を100mm厚で施工します
※計測した数量が施工範囲を超えた場合、実数精算となります。
※埋設物の撤去・調整・移設等に係る費用は含まれません。例:防草シート、設備管等
※従来製品(防草シートなど)に比べた耐久性(コンクリート)が特長である本製品は雑草が生えないということを保証してはおりません(端部、隅っこからの雑草は不可避)
※年間平均気温が0度を下回らない地域のみの対応となります。
※施工当日の気温が氷点下となる場合は施工ができません。
※施工当日が雨天の場合は施工しません。
※納入車両が通る道幅は3m、高さは3.5m必要となります。満たさない場合は施工ができません。
※地下水流等により水が湧出している箇所は施工ができません。
※屋上・ベランダ等は対応外となります。
※商品特性上、ひび割れることがあります。
※天然材料の色や原料の成分により色の濃淡が発生します。
※施工準備のため敷地の一部及び水道・電気を貸与いただく場合があります。
※凍害・重車両の乗り入れ等不可抗力で発生した変形(割れなど)については免責となります。
※骨材飛散(剥離)は生じます
※小運搬一輪車(幅70cm・高さ2m)の経路が30mを超えたり不可能な場合は施工ができません。
※ロット違いにより色ムラや色違いが発生する場合がありますが品質に問題はありません。
※施工精度による不陸(凹凸)、ジョイントについては発生する懸念がありますので、基準についてはあらかじめ施工者にお尋ねください。
※当日や前日の雨天により施工箇所がぬかるんでいる場合は施工をいたしません。
直営施工をご希望の方は免責事項を承認したものとします。