長崎県時津町。戸建て駐車場にオコシコン採用。当初業者に施工を依頼するも「施工できないと」断られた。YouTube等を見て自分でもできると思い採用した。次回は犬走をオワコンで検討しているそうだ。
製造：長崎生コンクリート、施工：DIY（36m2、100mm厚、3名、2時間）

ハウスメーカーや工務店に断られてオコシコンDIY

業者に断られてオコシコンDIY Before

駐車場オコシコンBefore。当初施主らは施工店と交渉をしオコシコンを希望したが「やったことないのでできません」という塩対応に遭いやむなく次の手を模索した。

【参考】生コンビニDiyで材料購入

一般・DIYerによるオコシコン

オコシコン施工はオワコンなど透水性コンクリート（ポーラスコンクリート）一般と同様に「敷き詰めるだけ」（敷設・均し・転圧）であるため、一般・DIYerにとっても敷居は低い。写真は材料を敷設しアメリカンレーキ（写真）で平坦に均している様子。

こちらは転圧（締め固め）状況。施工に慣れていない一般の方には薄ベニアなどを1枚敷いた上で締め固めることを推奨している。このことでプレートマークと呼ばれる段差が生じにくく、また荷重も分散されることで空隙つぶれを防ぐこともできる。

【参考】オコシコン動画マニュアル

当社旧製品「ドライテック」と改良した「オコシコン」いずれもポーラスコンクリートに関してProが施工しつつその違いを述べている動画。施工方法そのものは「敷き詰めるだけ」（敷設・均し・転圧）。こうした動画を参考にしDIYに挑戦する一般の方も少なくない。

【参考】ドライアウト（骨材飛散）にご注意ください

特にDIYなど慣れない施工の場合は締め固めが遅れ表面の材料が乾くことで骨材剥離が生じる懸念がある。写真は旧製品「ドライテック」に生じた骨材剥離。

DIYオコシコン完成 After

締め固めた上を歩行しても足跡が残ることはない。この点は生コンクリートを用いて施工する日透水の土間コンに比べて施工が簡単（早く終わる）だ。

施工After。3名2時間で完成した駐車場は一般・DIYerによるもの。今後もオコシコンやオワコンなど先端プロダクトを断り続ける Pro施工店に未来はないだろう。

【参考】犬走に「オワコン」

犬走（隣地境界部分）は日があたりにくく、ジメジメ湿気が問題となる。非透水のコンクリで舗装してしまうと排水や床下浸水の懸念、また、砂利を敷いておくだけだと雑草や害虫、猫の糞尿などによる異臭や近隣トラブルの原因となりかねない。写真はオコシコンの姉妹製品「オワコン」が施工された犬走の様子。

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