2025/01/30
「剥き出しの崖をそのままにしとかない」 1:4モルタルによる法面(急斜面)吹き付け工法
「水の次に流通する材料」と言われるコンクリートの貢献は多岐にわたる。今回ご紹介するコンクリートは1:4モルタルによる急斜面(法面)吹き付け工法。
地面全部どこもかしこも 1:4モルタルについて
本日ご紹介するコンクリートは1:4モルタルによる法面吹き付け工法でっす。
1:4モルタルの吹き付け
こちら、急斜面など法面に1:4モルタルを吹き付けるための機械。今日は、モルタル吹き付け工事ってについてご紹介します。
急斜面における作業
1:4モルタル吹き付け工事って何?
急斜面に1:4モルタルを吹き付ける工事の目的は、主に以下の点にあります。
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土砂の侵食防止: 急斜面は降雨や風で土砂が流出しやすいため、モルタルを吹き付けることで表面を固め、侵食を防ぎます。
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安定性の向上: モルタルが斜面に付着することで、土壌の安定性が向上し、崩落や土砂災害を防ぐ効果があります。
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景観の改善: モルタルで仕上げることで自然の風景に溶け込むデザインが可能となり、景観を向上させます。
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植生促進: モルタル表面に植物が根付くことで、さらなる土壌の安定化を図り、生態系を促進します。
これらの目的を達成することで、安全で持続可能な環境を築くことができます。
生コン(モルタル)は水の次に流通する材料
「オワコン」「オコシコン」もそうだが、生コン(モルタル)適用箇所は地面全部(舗装や法面保護)、柱、梁などの構造物、ダム、テトラポット、基礎構造などの重量物など、多岐にわたる。「水の次に流通する材料」たる所以である。
生コンは「生コンビニ」から購入全国どこでも
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
各種CNコン |
生コン単価 | 込 | 0.5m3 |
ナゲコン(着色) | 10,000円~ /m3/袋 |
別 | 1m3/袋 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
【参考】生コン/モルタル/セメントの違い
一般の方がまず最初に戸惑うこの違いについて生コンポータル HPに実装されているオワコンちゃんのチャットGptに質問してみました。以下、Chat Gptからの回答。
生コン、モルタル、セメントは建設において重要な材料ですが、それぞれの特性と用途が異なります。
生コン(生コンクリート)は、セメント、砂、骨材(砂利)などを混ぜ合わせて作られた建築材料です。水を加えることで硬化し、高い圧縮強度を持つため、柱や床などの構造物に使われます。
モルタルは、セメントと砂、水を混ぜたもので、主に接着剤としての役割を果たします。レンガやブロックを積む際の接着や、壁の仕上げに使われることが多いです。生コンよりも強度は低いですが、流動性が高いので扱いやすい特徴があります。
セメントは、モルタルや生コンの主成分であり、粉末状の材料です。水と反応し硬化して固まる特性があります。セメント単体では構造材料として使われず、他の材料と混ぜて使用されます。
このように、それぞれの材料は特性が異なり、用途に応じて使い分けられます。
なお、生コンポータルの「生コンビニ」ではあらゆるコンクリートに関するご質問・お問い合わせに対応しています。
AIがとても便利で豊かにした現代だからこそ「現場」人と人とが協働する場所が大切になって行きます。今後も、生コンポータルでは現場至上主義で現場の価値をお届けしてまいります。
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そうするだけで、きっと世の中はまだまだ明るく豊かになるはずだから。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。