「オワコン」「オコシコン」開発などベンチスケールの実験に利用されてきたフィールド（伊豆の国市長岡925）をこの度展示場として整備が決まった。 「生コンビニ」が取り扱う各種先進コンクリートを体験しながらリゾートを楽しもう。

実験フィールド コンクリ展示場 リニューアル

ナマコンバレー（伊豆の国市長岡925）実験フィールド

こちら、ナマコンバレー（静岡県伊豆の国市長岡925周辺）のカフェLumber外構は元々R＆D実験用スペースとして各種チャレンジングな実験がベンチスケールで行われてきた。オコシコンやオワコンもこちらで開発された名残をとどめている。

「生コンビニ」展示場年内オープン！

なお、実験フィールド移転（墹之上683-3）に伴いこちらは各種コンクリートの展示場として年内を目処にオープンが決まった。写真は、全国販売が決まっているCNコンクリートの打設状況。

関連記事：普通の土間コン（駐車場とか家周り）でも 【カーボンニュートラル】 のススメ

生コンビニ取り扱い製品

	単価	送料	最低 注文数量
オワコン	30,000円～ /m3	込	0.5m3
オコシコン	40,000円～ /m3	込	0.5m3
まさ固・ イワモル	20,000円～ /m3	込	0.5m3
各種CNコン	生コン単価	込	0.5m3
ナゲコン（着色）	10,000円～ /m3/袋	別	1m3/袋
砂利・砕石・砂	15,000円～ /t	込	1t

取り扱い資材一覧表はこちら

展示されるコンクリートは「生コンビニ」が取り扱う、「オワコン」「オコシコン」「ドットコン」「CNコンクリート」など多様。カフェやリゾートが併設されているその空間で「コンクリートをもっと身近に」体験していただけます。

「ネットでもその場でも」 生コン相談フォーム

こちら、業者さん向けネット注文フォーム。

防草・排水・駐車場「オワコン」

キラーコンテンツ「オワコン」も、もちろん展示予定。

水をがぶ飲み！ 「オコシコン」

元祖透水性コンクリート「オコシコン」で水遊びもしてもらえるように予定している。

関連記事：【大分】「酷暑の夏に赤ちゃんやペットのことを考えたら迷わず透水性コンクリート」大分綜合建設

小澤辰矢の「ドットコン」も！

あの小澤辰矢が開発を手がけた「ドットコン」も見学可能。 隔月ペースだがナマコンバレーで開催されるコンクリート体験会にも参加くださっている。

関連記事：【島根】「周りが構造物で排水が困ったらこんな選択肢もあるよ！」横田興業

各種CNコンクリート

なお、ひび割れ抑制効果が通常のコンクリートよりも期待できるCNコンクリートはいくつかの種類を展示予定。

CN体験！ ナマコンバレーのLumber_resort

Lumber_resortご利用条件（2024/08/18 改定）

宿泊：20,000円/人（税別）→1泊2日素泊まり1組限定（4名定員）、当日1800〜CI翌日1000迄CO、全施設(stay/starry/quarry/ponds/nook）利用可 ※太字施設は時間内占有
日帰：50,000円/一組（税別）→1200〜CI当日1600迄CO、Quarry/Ponds/nook利用可、8名定員一組限定
（施設）
会議室（Quarry）：モニタ、プロジェクタ、スクリーン、ホワイトボード、ワインセラー、グランドピアノ、ドラムセット、ギター、ウォーターサーバー、冷蔵庫
露天風呂（Ponds）：サウナ、伊豆長岡温泉、インフィニティチェア、防水ヨギボ、タオル他アメニティ
2F（Stay）：ベッド4台、サウナ、ソファ、マッサージチェア、インフィニティチェア、シャワー、トイレ、流し、冷蔵庫
屋上（Starry）：バーベキューガーデン（ガーデンキッチン、足湯、ファイヤーサークル、屋根・全天候、揚重設備）
バックヤード（nook）：セルフバー（一般入場料3,000円フリードリンク）、流し
R＆D棟（Lab）：コンクリート試験室（ビジネスゲスト限定）
カフェ（Lumber）：パブリックスペース、利用は別会計、外構には植栽や各種コンクリート（生コンビニ）展示販売
予約フォーム：https://reserva.be/krresort
※ご予約の際に「CNツーリズム」お申し出で特典をご用意しております

ナマコンバレーでは #世界一有名な半島 伊豆半島のリゾートも楽しんでいただけます。

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。