静岡県下では知らぬものなし泣く子も黙る100年企業野村商店がいよいよ「オワコン」の取り扱いに舵を切った。インターネットを通じて民間でバズ中の「オワコン」が老舗建材商社が手掛けることでどのような軌跡を辿るのか、乞うご期待にゃ。

泣く子も黙る【野村】が【オワコン】ローンチ

「オワコン」製造・施工体験会 for 野村商店

昨日（2024/06/06）は静岡県下で「知らぬものなし」のブランドを誇る野村商店営業の猛者の皆さんにお集まり位いただき防草・排水「オワコン」の営業研修が行われた。「俺にかかれば売れないものでも売ってみせるにゃ」「売りすぎてヒイヒイ言わせてやるにゃ」「文字通りオワコンでぺんぺん草も生えねえようにしてやるにゃ」など、気迫十分の猛者の皆さんを前に宮本さんもタジタジ。

「オワコン」は普通の生コンから作る「オワコンの素（Y弾）」

なお、普通の生コンに「オワコンの素（Y弾）」を投入して製造できるのが「オワコン」という実演。

さっきまで普通の生コンだったそれはたちどころに姿を変え「オワコン」完成。パチンコ玉のように景気良く生コン車のシュートから転がり落ちてくる。

オワコンの素は「生コンビニ」から

生コンビニ資材価格一覧

	単価	送料	最低 注文数量
オワコン	30,000円～ /m3	込	0.5m3
オコシコン	40,000円～ /m3	込	0.5m3
まさ固・ イワモル	20,000円～ /m3	込	0.5m3
生コンクリート	25,000円～ /m3	込	0.5m3
砂利・砕石・砂	15,000円～ /t	込	1t

取り扱い資材一覧表はこちら

・「貴社条件」（既往の支払い条件）でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先（工場や建材店）からの仕入れも可能です。
・「現場立会」（経験豊富な施工者を派遣）は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」（出張納品）を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。

※「オワコン」の素は10,000円（税別）/m3で「生コンビニ」からお買い求めいただけます。

生コンデスクフォーム

ご用命はWEBからお気軽に。

施工は簡単「職人じゃなくてもできる！」

こちらは伊豆の国市建設課が管理する里道に採用されているように、現在民間で圧倒的な実績を伸ばした「オワコン」は公共事業など大型発注機関での採用も広がっていく見通し。

「売れない理由が見当たらないにゃ」

製造・施工の体験の後は座学で「オワコン」の「売れない理由がない」ことについてディスカッション。

①仮に普通の生コン20,000円に対して「オワコン」30,000円だったとしても、m2単価（50mm厚）で考えれば生コンは通常100mm厚であることから2,000円/m2に対して材料原価で「オワコン」は1,500円/m2と十分伍することができるんだにゃ（防草・排水）。
②生コンには左官工など専門業者を招聘したり乾き待ちが発生することなどに比べて、「オワコン」は見てもらったように「砂利を敷き詰める要領」でほんの1〜2時間で施工が済んでしまうため作業人員（工事費）が俄然安く収まるんだにゃ。
③土間コンは水勾配やワイヤーメッシュ、排水設備などの設置が必須である一方、「オワコン」は水をがぶ飲みするコンクリートだから周辺工事にかかる費用も縮減できるんだにゃ。
（説明：みやにゃんだにゃ）

などを説明したところ、「うちは、野村にゃ？そこんとこわかってるにゃ？（売れない理由がない）」と強気な発言に気押された宮本さんだった。確かにインターネットを通じて民間でバズっている「オワコン」。静岡の老舗100年企業泣く子も黙る野村商店の営業チームの手にかかったら死ぬほど売れるに決まっているところを、くだくだと説明してしまい大変失礼いたしました汗。

野村社長の号令一下始まる野村の「オワコン」

結びとして、野村勝也社長から「オワコン」の販売を通して職員の皆さんが実りある職業人生を過ごしてもらいたいという言葉があった。生コンポータルとしても「直営施工」「現場立会」など充実したサポート（要らないと怒られてしまいそうだが）を通じてそんなのむにゃんの皆さんと楽しい職業人生を過ごしていきたいと思いました。

こちらは「オワコン」で防草・排水・駐車場をご希望の場合の料金目安。 「生コンビニ」が全国手配をしていますのでお気軽にご相談ください。

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。