CNコンクリートはすでに流通している。地域で回す！（地域の生コン業界・組合主導） これまでの生コンがそうだったように、資源循環・脱炭素社会における残コン・CNコンクリートも地域で回す！（週刊生コン 2024/06/10）

地域で回せ！ 残コン・CNコンクリート

スラグブルーはCNの証

CNコンクリートが流通している地域の建設現場や生コン工場では見られるスラグブルーという現象はセメント抑制（高炉スラグ微粉末100%）の証。

関連記事：【スラグブルー】高炉スラグ微粉末だけ（普通ポルトランドセメント不使用）のコンクリートに見られる現象

CNコンクリートの原価は安い

CNコンクリートと聞くとさもたいそうな先端技術が集結してお値段も高額になるかと思いきや、こちら簡易舗装に用いられるなどその全てが副産物で構成されているため原価は安くなる。なお、販売価格は今後生コン組合などが主導して決まる見通し。

関連記事：オワコンの廉価版 【まさ固】 の原材料は全て副産物だから安いだけじゃなく環境負荷低減

「白い」もCNの証

この度伊豆半島の人気スポット「パノラマパーク」の臨時駐車場に完成したCNコンクリート舗装の特徴は「白」。原材料である高炉スラグ微粉末（製鉄所の副産物）や残コン（生コン工場や建設現場の副産物）自体が白色を呈しているため「白」はCNコンクリートの証とも言える。

関連記事：伊豆の有名スポット【パノラマパーク】の臨時駐車場が【CNツーリズム】に登録されます

バズ「オワコン」の練り水は「スラッジ水」

なお、数あるCNコンクリートのラインナップの一つであり現在民間の防草・排水にバズ中の「オワコン」の練り水はスラッジ水。今後、地域で回るCNコンクリートの重要な原材料として注目されることになる。

関連記事：オワコン製造しなくても【スラッジ水】を有料で【販売】できるこのチャンスを逃すな！

地域で回す！ 残コン・CNコンクリート

静岡県東部生コンクリート販売協同組合の志村栄一理事長はkのほど「地域で回す！残コン・CNコンクリート」への意欲を新聞紙上で表明した。

関連記事：建通新聞やコンクリート新聞など【建設系メディア】も取り上げ始めた地域主導の【CNコンクリート】流通

CNコンのご相談は「生コンビニ」by JOISまで

生コンビニ資材価格一覧

	単価	送料	最低 注文数量
オワコン	30,000円～ /m3	込	0.5m3
オコシコン	40,000円～ /m3	込	0.5m3
まさ固・ イワモル	20,000円～ /m3	込	0.5m3
生コンクリート	25,000円～ /m3	込	0.5m3
砂利・砕石・砂	15,000円～ /t	込	1t

取り扱い資材一覧表はこちら

・「貴社条件」（既往の支払い条件）でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先（工場や建材店）からの仕入れも可能です。
・「現場立会」（経験豊富な施工者を派遣）は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」（出張納品）を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。

でできること

製造設備等の視察を随時受け付けています

設備見学、工場見学は
随時受け付けております。

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技術開発プロジェクトへご参加いただけます

技術開発プロジェクトへの
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nagaoka-rmc@yr.tnc.me.jp

なお、コンクリート実務家らによるオンラインサロンJOISでは 残コン・CNコンクリートが循環・流通するまでのノウハウを開発・提案しています。

残コンさん、まさ固さん。オワコンの宮本さんですっ。コンクリート産業こそ地産地消・地場産業の象徴みたいなもんだからねっ。そんなミニマムモデルで一旦回ったCNコンクリートは世界中で再現可能ってことは興奮しちゃうよねっ。
「コンクリートをもっと身近に」
こうしたあり方をしっかりと一般の方にもわかる、伝わるように発信していかなければなりませんっ。水の次に流通する材料と言われるコンクリートでイノベーションを起こせたら、きっと最も大きな貢献ができるはずだから！
オワッコーﾝ‼︎

ぉ、おわ？？。。 こちらをご覧いただいている建設・コンクリートに携わる方におかれましてはぜひぜひJOISでご一緒にカーボン・ニュートラルへの道を進みましょー。。

ぉわっこーﾝ!

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。