2024/06/26
【残コン】をかすがいに始まる【製品】と【生コン】の《トモダチ作戦》でCNコンクリートの循環が始まる
これまで画一的な市場を奪い合ってきた敵同士と見做されてきた製品工場と生コン工場は今後「残コン」をかすがいとしてコラボレーションが始まり CNコンクリートの地産地消が始まろうとしている。
製品 vs 生コンの時代は終焉を迎えます
宮本さん、近所の製品工場の専務さんが年下だと言うことをいいことにガンガン話を強引に進めているようですー。。
二次製品工場の副産物
二次製品工場(土屋建材)で製造に伴い発生した副産物(写真)は今後各種CCU原材料(骨材、混和材)製造の原石として生コンポータル(株式会社 長岡生コンクリート)が仕入れを開始する。
残コナ(混和材)や骨材へ
二次製品工場で発生する副産物はCCU混和材(「残コナ」)の原材料として有効。含まれる水酸化カルシウムが二酸化炭素を固定(反応)することで炭酸カルシウムに変化することからCarbon Capture Utilization材料とすることができる。
加えて、粗骨材や細骨材(写真)を回収することも可能。含まれる水酸化カルシウム由来の炭酸カルシウムは同じくCCU材料としてカーボンネガティブを期待することができる。
養生ボイラーの排気ガス(CO2)高度利用も
こちら、高温蒸気養生のための設備。二次製品工場では生産性を向上させるためにこうした設備を設置していることが多い。
そのため、大気中に比べて高濃度のCO2が得られるとする見方もできる。夜間に稼働するこうした排ガスを利用することでCCU材料製造の効率化が期待できる。
先祖返り! 二次製品への適用
そんなCO2固定加工をされた各種原材料(CCU)はそのままに次製品工場に持ち戻されコンクリートの原材料として循環が始まる。
生コンと製品はライバルじゃないパートナー
こちらフローの生コン組合員工場がそのまま二次製品工場に置き換わるだけ。製品工場の生産工程で発生した副産物(残コン)は残コンstで加工されコンクリート二次製品の原材料に応用(当面は近隣生コン工場で製造)され循環が始まる。もう、生コンと製品はライバルではなくパートナー。
CNコンクリートは「生コンビニ」by JOISが売ります!
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
ナゲコン(着色) | 10,000円~ /m3/袋 |
別 | 1m3/袋 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
コンクリート実務家らのオンラインサロンJOIS
JOISが生み出すCNコンクリートは「コンクリートをもっと身近に」生コンビニで販売します。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなわけで、始まります、生コンと製品のコラボがCNコンクリートを生コン、製品両面で流通させるよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。