2024/06/25
脱炭素・資源循環の扉を拓くのは【非JISコンクリート】です
大阪広域生コン協同組合がぶっ飛んだ発表を行った。なんと、公的な組織でありながらJIS A 5308 の要求の及ばない生コンクリートの製造・出荷・販売を表明。脱炭素・資源循環の扉を開くのはJOISだ。
売るぜ!非JISコンクリート 資源循環・脱炭素
JIS外品を販売へ
CamScanner 2024-06-25 10.19.pdf
JOISで協業中のサンコンさん(大阪兵庫生コン工業組合所属の船尾さん)が所属する大阪広域生コン協同組合ではなんとこのほどJIS外品を公式に取り扱うことを発表した。(出典:コンクリート新聞)
JOISとはJapan Out of Industrial Standard
現在制作中のJOISホームページ原案。かなり走ってる内容に一同ドキドキしている。
大阪広域エリアでは非JISコンの潜在需要は500,000m3と推計され資源循環・脱炭素といった文脈が活きる市場として期待されている。今後、JOISでは大阪兵庫のエースサンコンさん(本名・船尾さん)をリーダーとして非JISコンクリートの市場開拓を推進する。
JOISはオンラインのR&Dプラットフォーム
写真は白石建設らが手がける2x3コン試験練りの様子。なんと、高炉スラグ微粉末7割に対して高炉セメント3割、BCを通り越してBD(JIC森先生)とJOISの探求は果てしない。なお、JOISは研究よりも実装を優先つまり「売れるコンクリート」を旨とした交流が頻繁に行われている。
予算紹介じゃない具体性のあるプロジェクト
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
JOISでは生コン工場のみならず組合単位で非JISコンクリート(脱炭素・資源循環)に取り組むプロジェクト支援なども行われている。予算消化ではないいきた研究、成果をきちんと産む取り組みが広がる。
非JISコンクリートは「生コンビニ」で売る!
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
ナゲコン(着色) | 10,000円~ /m3/袋 |
別 | 1m3/袋 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
※「生コンポータル」「生コンビニ」(当サイト)では原則対象を個人事業主・法人として販売を行っており、 DIYer様からのお問い合わせといたしましても個人事業主・法人対象のサービスを提供いたします。
なお、個人様からのお買い求めは事前振り込みを原則とし、生コン車の拘束時間(30分以内、超過する場合は所定の位置に荷下ろし) 他をご理解いただいた上でのサービス提供とします。
生コンデスクフォーム
JIS A 5308を前提とした画一的な既往の流通ではなくインターネットを通じた新しい開放的な流通「生コンビニ」では各種非JISコンクリートの販売を推進している。
「コンクリートをもっと身近に」
これからもJOISを通じてコンクリートが本当に身近に感じられる素敵な社会を創造してまいりましょうっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。