2023/06/23

「生コンカレーは人知れず縁の下の力持ちとして活躍する生コンをもっと広く知ってもらうために開発されました」

いよいよ開発も大詰め。パッケージデザインもおよそ完成した「生コンカレー」はコンクリート産業のことをもっと広く一般に知ってもらうための仕掛け。

「残すなよ」圧かけるカレーライス

今日は「残すと残コンカレー」ということで生コンクリートと知られざる社会問題「残コン」をPRするために現在開発中の「生コンカレー」のご紹介をしますー。なんと、イメキャラに自分たちが採用されましたですー。。

道の駅にも登場？！

今回のカレーの特徴は、「作りました。話題になりました。終わりました」で済まさねえ意気込みで開発してるってとこなんだ。実は、このカレーのプロジェクトを指揮しているのはゴリゴリの現役カレープロデューサーなんだ。
もちろん、当初の目的の通り販促品として生コンポータルのお取引先様にはお配りするだけでなく、道の駅だのスーパーだの一般流通にも乗せて「コンクリートをもっと身近に」を意図してるんだぜっ。

「コンクリートをもっと身近に」

「生コン」とは橋やビルを支える基礎として利用されるコンクリートが固まる前の状態のことを言います。「生コンカレー」は人知れず縁の下の力持ちとして活躍する「生コン」をもっと広く知ってもらうために開発されました。

そうなんです。「生コンカレー」はいつもの宮本さんのおふざけではなくってきちんと「残コン問題」など社会に伝えたり、知られざるコンクリートの貢献を広げるために、という趣旨でつくられるんです。「コンクリートをもっと身近に」いい機会ですので、改めて、残コンや生コンポータルの活動についてご紹介しまっす。

残コンとは？

残コンの不正利用がもとで大きな社会問題となった事件は記憶に新しい。

参考記事：戻りコン不正再利用で4棟が解体の憂き目に、川崎市は8棟を建基法違反と判断

残コンソリューション開発

RRCS（代表理事・野口貴文先生）の指導を仰ぎながら進化し続ける「残コンst」で粒状化再生骨材が生産され、JIS外品の生コン（「オワコン」「オコシコン」「イワモル」「ジオポリマー」など）の原料として利用が進む。https://youtu.be/nPkMl-fK-Gw

キラーコンテンツ「オコシコン」「オワコン」

「オコシコン」by YNKワークス。

「オワコン」は日経クロステックでも紹介されるほどのバズプロダクト。いずれも、JIS A 5308に規定されていないため、粒状化再生骨材の出口として利用が広がっている。また、雑草・排水など身近な暮らしの「困った」のソリューションとしても一般の方々からの問い合わせが多い。

「庭コン」「生コンビニ」でもっと身近に！

現場サポート「生コンビニ」
	単価	送料	最低注文数量
オワコン	30,000円～ /m3	込	0.5m3
おこしこん	40,000円～ /m3	込	0.5m3
生コンクリート	15,000円～ /m3	込	0.5m3
オワコンの素（Y弾）	10,000円 /1m3分	別	1袋
バルチップ	5000円 /1袋	別	1袋
置くだけ土間コン・ドットコン (1枚あたり0.81m2)	5,000円 /枚	別	1枚
ヌルコンDIYキット駐車場1台分	17,000円 /kg	別	1セット
ヌルコンDIYキット駐車場3台分〜	52,000円 /kg	別	1セット
オワコン袋タイプ（オワモル）	1,500円 /袋	別	1袋

・「貴社条件」（既往の支払い条件）でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先（工場や建材店）からの仕入れも可能です。
・「現場立会」（経験豊富な施工者を派遣）は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」（出張納品）を施工研修としてご利用いただけます。
・CP「オワコンを施工したら【1万円】差し上げます」まだオワコンを施工したことのない業者様へは予告なく打ち切ることがあります。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。

※　生コンビニではドライテックの取り扱いは終了しました。改良品「おこしコン」をご利用ください。

※　一般・DIYerの方は生コンビニDIYをご利用ください

現場サポート「生コンビニ」では各種支援コンテンツが充実している。無料業者紹介「庭コン」では受け付けた案件を施工に積極的な業者に無料でお繋ぎするサービス（無料送客）も充実。

ざっくり紹介すると生コンポータルはこんな活動をしているコンクリートの専門家集団なんだなっ。古巣元気な生コンネットワークには大歓迎してもらって6月30日には復活も果たせる生コンポータルは「コンクリートをもっと身近に」するために日夜仲間たちと励んでんだっ。当日はカレーを仲間たちに振る舞う予定だぜっ。あいつらが喜んでる顔が目に浮かぶぜっ。

カレーとコンクリで「もっと身近に」

残コンさん、残コン姐さん。今日はいよいよ開発も大詰めを迎えている生コンカレーと改まった生コンポータルのご紹介ご苦労様でございますっ。いやっ、6月30日が楽しみすぎてさっ、いろんな旧知に連絡して当日は誘い合わせてワクワクで現地に向かうつもりですっ。福井と言ったらカニ！夏だけど、蟹！楽しみだなー！！一緒に行きたいよっ、て人いたら宮本さんGptまでお気軽にネッ。
「コンクリートをもっと身近に」
というわけで、今回はカレーのご紹介でしたっ。コンクリって橋やビルの基礎資材として人々の繁栄になくてはならない重要な役割を果たしてる割には全然身近じゃなかったりするよね。そこに課題を立てて始めた生コンポータルはコンクリートが身近になることならなんだってやるコンクリートの専門家集団さっ。知られてないことほど不幸なことはないからね。ちゃんと伝えていこう、僕たちの素晴らしい貢献を。
オワッコーﾝ‼︎

ぉ、おわ？
「生コンカレー」て聞くと話題性だけで美味しくないイメージがあるかもしれませんが、これ、実は、すごーく美味しいのでした。。みなさん、お裾分けをお楽しみにー。

残コン‼︎ オワッコーﾝ‼︎

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本充也

主な著者
宮本充也

1級（舗装・造園・建築・土木）施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者（乙4）/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定（1級）/エクステリアプランナー（2級）/運転免許証（大型・中型）

勉強中の資格：宅建士