2023/10/11
【安心】「オワコンの素さえあれば現場で余った生コンからもオワコン作れます」
色々お騒がせ中の「オワコンの素(Y弾)」の医薬用外劇物指定の件は昨日(2023/10/10)県の立入検査を終え期日前に輸入・販売業登録が完了する見通し。
輸入・販売業登録申請完了のお知らせ
輸入・販売業の登録申請が完了しました
5年前に監督官庁自体も気付かぬうちに医薬用外劇物に指定されていた二酸化アルミニウムナトリウムを含む現行の「オワコンの素(Y弾)」の保管状況。次回輸入から新タイプ(医薬用外劇物を含まない品物)に変更となる見通し。
オワコンの素・Y弾についてのお知らせ
令和5年9月15日
お客様各位
「オワコン」並びに原材料「Y弾」の方針について
有限会社 長岡生コンクリート
代表取締役 宮本充也
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご支援を賜り、誠に厚く御礼申し上げます。
さて、このたび、透水性コンクリート「オワコン」並びに同製品の製造・加工に用いられている原材料re-con zero evo・「Y弾」に関する方針を以下のように定めましたのでご案内申しげます。
1. 次回輸入分より、医薬用外劇物「二酸化アルミニウムナトリウム」を用いない(代替品を使用した)新たなre-con zero evoを「オワコン」原材料「Y弾」といたします。
2. 厚生労働省より定められている本年10月31日までに当社らでは毒物劇物取扱責任者を専任で備え輸入・販売の登録を行います。以降もお客様各位におかれましては現製品のご使用をいただけます。
3. 一部一般のお客様より、「オワコンは有害物質が出たので作っていないと言われたが本当なのか?」という問い合わせがございました。別添SDSに明らかなように根拠のない風聞です。このような第三者からの行為により事業上の損失が発生しないよう適切な告知活動を徹底してまいります。
なお、当社経営理念である「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」のいわば根幹ともいうべき本事業「オワコン」並びに原材料「Y弾」に対する妨害行為に対しては常に厳正な対処をしてまいります。
まずは、略儀ながら書中をもちましてお知らせ申し上げます。
敬具
本件に関するお問い合わせは、担当者または当社HPまでお願い致します。なお、お伺いしてご説明させていただくことも致しますのでお申し出ください。
HP 生コンポータル https://www.nr-mix.co.jp/
競合先からと推定される当社事業に対する妨害行為に対応して作成された文書。遵法性はきちんと保全されている。
関連記事:「オワコンは有害物質が出たので作っていないと言われたが本当なのか」
「オワコンの素」は「生コンビニ」から
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
おこしこん | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 15,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オワコンの素(Y弾) | 10,000円 /1m3分 |
別 | 1袋 |
バルチップ | 5000円 /1袋 |
別 | 1袋 |
ドットコン型枠 (1枚あたり0.81m2) |
3,800円 /枚 |
別 | 1枚 |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 /kg |
別 | 1セット |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 /kg |
別 | 1セット |
オワコン袋タイプ(オワモル) | 1,500円 /袋 |
別 | 1袋 |
なお、「オワコン」の工事業者や製造業者など専門企業らは「オワコンの素」または、材料「オワコン」を「生コンビニ」からスマホで注文することができる。
【参考】「残コン」から「オワコン」も作れ〼
こちら、「ドットコン」の製造に用いられたコンクリートのあまり(残コン)は「オワコンの素( Y弾)が投入・撹拌され「オワコン」に。
現場で生コンを利用するとほぼ確実に余る。「残コン」と呼ばれるその余り生コンから「オワコン」は製造できる。
余った生コンから作るから低コスト(0.5m3/10m2分/5,000円)で段差や雑草、ぬかるみ、水たまりを解消できる。
施工 After。
「ドットコン」のあまりでできた「オワコン」数日経過した様子。
「オワコン」のお求めは「庭コン」「生コンビニ」
実際に当社製品を施工したことのない施工業者さんへ見学会も兼ねた施工方法やお見積りのサポートも実施しています。
施工経験豊富な直営業者・スタッフによる施工を見学会としてご案内もしています。
どうしても施工業者が見つからない場合は、施工経験豊富な直営業者・生コンポータルスタッフが、最終手段として事前見積のうえ施工に伺います。
「コンクリートをもっと身近に」
というわけで、今回は、まあ、一般のお客様にとっては全くどうでもいい話ではありながらもblgのネタにはなるということでご紹介させていただきました。何事もガラス張りオープンが当社のWAYです。ウェイっ。
オワッコーン‼︎
本当にちんころなさった方にとってはあててが外れたばかりか、かえってこれから反撃の的にされて気の毒なばかりですー。。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。