2024/06/07
オワコン製造しなくても【スラッジ水】を有料で【販売】できるこのチャンスを逃すな!
「コンクリートをもっと身近に」生コンビニでは今後「オワコン」の原材料に現場近くの生コン工場で通常廃棄されるスラッジ水を採用する。「オワコン」製造には非協力的だとしても「スラッジ水」を有料で販売できるこのチャンスを逃すな!
オワコンは高濃度スラッジ水で製造します
通常、圧搾されて高額コストで埋め立て処分されるスラッジ水を買ってくれるって一体どいういうこと??って気になる生コン屋さんはぜひお読みくださいー。。
上澄水ではない
こちら、普通に生コン工場で見られる上澄水はよく知られているよう生コンクリート(JIS品)の練り水として高炉スラグ微粉末などをアルカリにより刺激するなどの効果が期待された歴とした原材料。また、飽和状態で含まれている水酸化カルシウムが二酸化炭素と反応し炭酸カルシウムを析出することからわかるようにCCU材料の原材料としても期待が集まっている。上澄水は有効に利用され誰も困ってない。コンクリートの副産物【残コン】がCO2を吸収・固定している様を目に物お見せします
みんなが困ってる【スラッジ水】売ってください
沈澱させて上澄水をはねて残ったのがこちら「スラッジ水」は一般に生コン工場ではフィルタープレス(酒カス製造機みたいなもん)で圧搾され「汚泥」として高額で埋め立て処分されており、生コン工場の経営を激しく圧迫している。
絞る前に生コンポータルが買います!
こちら、生コン車でスラッジ水を購入(引き取り)に伺っている様子。有料でスラッジ水を買ってくれるなんて生コン工場的には垂涎の的みたいな客として生コンポータルお見知りおきください。
なんでスラッジ水買ってくれるの?
実は、「オワコン」スラッジ水で製造可能なんです。生コンポータルの所在地は静岡県伊豆の国市となっているが、今後関東・中部地区の案件であれば工場でから練りを製造して現地近くの生コン工場でスラッジ水を調達して「オワコン」を納める、という展開も始める予定だ。【岡山】「雨天時のぬかるみや夏期の雑草を予防するために採用されたご当地製品スラッジオワコン爆誕」白石建設
「スラッジ水を買う」はこれからの業界標準へ!
「オワコン」は非JISコンクリート(非構造部材に用いられるコンクリートなど)だからスラッジ水で製造することができるため、このあり方は通常の非JISコンクリート(土間やコンクリート舗装、重石など)において再現性を有している。フローチャートは地域や生コン組合単位で副産物「残コン」(スラッジ水を含む)を循環させているもの。地域や生コン組合が主導して未利用資源【残コン】を高度利用することで創造する資源循環・脱炭素社会
スラッジ水の販売は「生コンビニ」by JOISから
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
「生コンビニ」は「オワコン」の原材料としてスラッジ水を購入します。今後の業界標準になっていくこのあり方はオンラインサロンJOISで交流するコンクリート実務家ら(本アイディアは白石建設の武南さん)によって生み出されたアイディアです。
「コンクリートをもっと身近に」
今回はゴリゴリJOISマターというか非常に専門的な話題に終始しましたが、こうした舞台裏の内容も埋もれさせることなく「伝える」ことで僕たち産業の貢献が広がっていくはずだねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。