2024/08/18
普通の土間コン(駐車場とか家周り)でも 【カーボンニュートラル】 のススメ
静岡県伊豆の国市。ナマコンバレー(伊豆の国市長岡925周辺)のカフェLumber外構は各種コンクリートの展示場として生まれ変わろうとしている。色々考えた結果結局普通の土間に収まったとしてもカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーを意識したSDGsな生コンを同じ値段でお買い求め!
カーボンニュートラル土間コンは全国でお買い求めいただけます
CN土間コンクリートBefore
今後ナマコンバレーLumber外構は各種コンクリートの展示場となる。まずは、普通の土間コンクリートもカーボンニュートラルにしよう、ということで今回はPonds(源泉露天風呂)の前の舗装を施工Before。
18−18−20(BB)は低炭素コンクリート
こちら、一見普通の生コン(コンクリート)に見えるかもしれないが、実は低炭素な生コン(CNコンクリート)の一つに数えられる。 建築(外構)ではあまり馴染みのない配合ではあるものの、およその生コン工場では主に土木用途に製造出荷されている高炉セメントB種と呼ばれる結合材を用いている。
高炉セメントB種とは
施工業者さんならお分かりの通り、CNコンクリートの施工は普通の生コンのそれと全く一緒。
ワイヤーメッシュを使わない分カーボンニュートラル
そして、施工業者さんならすでにお気づきの通り、通常の生コンでは必須となっているワイヤーメッシュが事前に施行されていなかった点が普通の土間コン施工と異なる。
こちら、PP繊維の散布ではワイヤーメッシュよりも格段にひび割れ抑制効果を有している。なお、写真にあるようなデズミと呼ばれる箇所は「気持ち多めに」みたいな感じで現場で微調整を行うことができるのが特徴。
タンピングで沈めるだけ
こちら、締め固め(タンピング)という工程も土間コンなら標準。だから、CNコンクリートにすることで増える手間は全くない。さらに、 1m3(およそ10m2程度)あたりに1袋程度散布されるPP繊維もワイヤーメッシュの金額に比べて安いためエコでお財布にも優しいだから「普通の土間コンと同じ金額」と謳っている。
最寄の業者さんは「庭コン」から!
CN土間コン完成。ぱっと見、普通の生コンに見えるこちらはカーボンニュートラル社会に貢献中はナマコンバレー(静岡県伊豆の国市長岡925周辺)のLumber_krを訪ねると見学いただけます。
庭コンでできること
お住まいの近くの施工業者をご紹介します。実績のある施工業者がいない場合、お探しいたします。
実際に当社製品を施工したことのない施工業者さんへ見学会も兼ねた施工方法やお見積りのサポートも実施しています。
施工経験豊富な直営業者・スタッフによる施工を見学会としてご案内もしています。
施工店が見つからず、未経験の工事業者・職人に注文する場合であっても、お見積りや納品・無料現場立会など、【生コンビニ】による支援を行っているので安心しておまかせいただけます。
「コンクリートをもっと身近に」
僕たち生コンの専門家ならBB(高炉セメントB種)なんて実に当たり前のものだったんだけどこのCN時代には見直されるわけですっ。だから「伝える」「伝わる」「知られる」情報発信大切だよねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。