2024/11/08
建設現場でよく見る光景【コンクリート】が固まる理屈は化学反応(水和反応)
「コンクリートをもっと身近に」毎日3本以上の記事をリリースしている生コンポータルが取り扱うコンクリート。実は乾いて固まるではなく化学反応で固まってます。
コンクリートが固まる理屈は化学反応です
テラス土間コン
流動体(ドロドロしてる)生コンクリートは通常写真のように型枠の内部に打設(だせつ)され硬化してから脱型(だっけい)と言って型枠部分が撤去されて完成となる。
コンクリートが固まる理屈は化学反応
「乾いて固まる」と誤解されがちなコンクリートの硬化メカニズムは水和反応と言って化学反応に由来します。c-s-hと呼ばれるという結晶が生成されて時間経過に従ってガラスのようにカチコチになります。
水和反応
セメントが水と接触し起こす反応を水和反応と言います。 水和反応によって新たに析出した物質を水和生成物と言い、水和生成物がセメント粒子間の隙間を埋めていくことで、強度が発現していきます。 セメントと水を混ぜた直後は、セメント粒子が水に包まれた様な状態です。
(引用:コンクリート屋さんのブログ)
玄関前土間コンクリート
こちら、玄関前土間コンクリート完成写真。 色にむらがあるように見えるかもしれないが、現地でさまざまな変数(気象条件など)に晒される中で化学反応に由来して硬化する半製品生コンクリートであるからしてこうした不均一な仕上がりはコンクリートの特徴。 こうした色むらに対してクレームするお施主さんはまだしも、説明もせずに下請け・協力会社にやり直しを命ずるハウスメーカー営業職はプロとして失格です。
関連記事:土間コンの色むらにクレーム?! それって 【カスハラ】 そもそも土間コン 色むら・ひび割れ ツキモノです
次回靴脱ぎ石(土間コン)
次回靴脱ぎ石(土間コン)を予定している。 建設現場ではおよそ必ず利用されるのが生コンクリート(コンクリート)。地域の数だけ生コン工場があると言っても過言ではない。
コンクリートは「生コンビニ」から
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
各種CNコン |
生コン単価 | 込 | 0.5m3 |
ナゲコン(着色) | 10,000円~ /m3/袋 |
別 | 1m3/袋 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。/「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。/「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。/「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。/ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
生コンご相談フォーム
「生コンビニ」では各地の生コン工場と連携して「オワコン」「オコシコン」をはじめ各種コンクリート(生コン)を現場にお届けしています。
今なら土間コン相見積キャンペーン実施中
なお、生コンポータル「生コンビニ」では現在土間コン相見積もりキャンペーンとしてお手持ちの土間コン見積書を専用フォームに添付・送信いただくだけで「オワコン」ならさらなる減額、「オコシコン」でも同じお値段で、また通常の土間コンをご希望される場合でもひび割れ抑制などさらなる付加価値(CNコンクリート)をお値段据え置きでご案内するサービスを展開しています。 現地の施工業者様と協調納品も行なっていますのでお気軽にご相談ください。
防草・排水 | 防草・排水・駐車場 | |
---|---|---|
〜20㎡まで | ¥168,000 | ¥204,000 |
〜40㎡まで | ¥232,000 | ¥302,000 |
40㎡〜(単価) | 5,000円/m2 | 6,500円/m2 |
こちらの価格表は目安となります。詳しくはお問合せください。
※除草をご希望される方は〜40m2までは予め実費のお見積もりを行います。なお、40m2〜をご希望される場合は1,000円/m2で承ります。
※防草・排水(50mm厚)は現地盤にそのまま「オワコン」を施工します
※防草・排水・駐車場は下地施工として「オワコン」を100mm厚で施工します
※計測した数量が施工範囲を超えた場合、実数精算となります。
※埋設物の撤去・調整・移設等に係る費用は含まれません。例:防草シート、設備管等
※従来製品(防草シートなど)に比べた耐久性(コンクリート)が特長である本製品は雑草が生えないということを保証してはおりません(端部、隅っこからの雑草は不可避)
※年間平均気温が0度を下回らない地域のみの対応となります。
※施工当日の気温が氷点下となる場合は施工ができません。
※施工当日が雨天の場合は施工しません。
※納入車両が通る道幅は3m、高さは3.5m必要となります。満たさない場合は施工ができません。
※地下水流等により水が湧出している箇所は施工ができません。
※屋上・ベランダ等は対応外となります。
※商品特性上、ひび割れることがあります。
※天然材料の色や原料の成分により色の濃淡が発生します。
※施工準備のため敷地の一部及び水道・電気を貸与いただく場合があります。
※凍害・重車両の乗り入れ等不可抗力で発生した変形(割れなど)については免責となります。
※骨材飛散(剥離)は生じます
※小運搬一輪車(幅70cm・高さ2m)の経路が30mを超えたり不可能な場合は施工ができません。
※ロット違いにより色ムラや色違いが発生する場合がありますが品質に問題はありません。
※施工精度による不陸(凹凸)、ジョイントについては発生する懸念がありますので、基準についてはあらかじめ施工者にお尋ねください。
※当日や前日の雨天により施工箇所がぬかるんでいる場合は施工をいたしません。
直営施工をご希望の方は免責事項を承認したものとします。
「オコシコン」を土間コンのお値段で
「コンクリートをもっと身近に」
コンクリートを見たことはあるかもしれないけど化学反応って知ってる方はきっと少ない。だから「伝える」ことで産業を適正に知ってもらいそのことで貢献しうるフィールドが広がっていくんだねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。