2024/05/18
残コンやSCMsなど副産物を高度利用して得られた生コンから【オワコン】(造粒ポーラスコンクリート)を製造
岡山県岡山市。最強の生コン工場白石建設でいよいよ製造・出荷が始まった「オワコン」はなんと「2×3コン」をベースにしているので環境負荷低減も兼ね備えている。
「オワコン」「2×3コン」ミックス!
元々残コンや副産物を高度利用しているので環境負荷低減のみならずお値段も安い生コンを用いている「オワコン」はいよいよ岡山市で製造・出荷が始まりますー。。
「2×3コン」と「オワコン」のコラボ
こちら、白石建設さんに研修に来ている横浜国立大学細田暁研究室の学生さんは「2×3コン」と「オワコン」のお勉強中。生コン車から降りてきた2×3コンのスランプ試験の様子。
2×3コンは回収骨材やSCMs、スラッジ水を高度利用しており、JIS A 5308の規定外の製品とはなるが舗装コンクリートなど非構造体などを中心に岡山県岡山市で現在バズ中の生コンクリート。
知ってた? 「オワコン」は生コンからできる
「オワコン」は元々が「生コン」に「オワコンの素」と言う薬剤(写真)を添加して製造している。
だから、「2×3コン」からでも「オワコン」は製造可能。あっという間に水を通すコンクリートに様変わり。
学生「オワコン」始めて施工
なお、こちらの学生さん実に「初めて」オワコンを施工している。「敷き詰めるだけ」という砂利を撒く感覚の施工性だからズブの素人さんでも問題なく施工できる「オワコン」。
非常に素晴らしい(白石建設武南さん)
コンクリート関連があるとなるとここで発言させていただきます!本日丸山さんと共同実験第一段階を白石建設と丸山さんで行いました。
結論 オワコンについてですが考え方改めます 非常に素晴らしい商材です。
丸山さんと体験した本日の実験が共に素晴らしい体験であり今後我々が経験しうる新しいアプローチに繋がる出出しとしては実にみのりある1日だと実感しました。
①オワコンは18-15-20をyダン投入で作るもの?!
②強度、現場での正常保証等はなく防草、歩車道に対しての感覚的な範疇であればいい
↑
正解でした。
すごく簡単で施工も製造も楽です
(コメント:白石建設武南社長)
白石建設(岡山市)でも「オワコン」製造開始!
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
※「生コンポータル」「生コンビニ」(当サイト)では原則対象を個人事業主・法人として販売を行っており、 DIYer様からのお問い合わせといたしましても個人事業主・法人対象のサービスを提供いたします。
なお、個人様からのお買い求めは事前振り込みを原則とし、生コン車の拘束時間(30分以内、超過する場合は所定の位置に荷下ろし) 他をご理解いただいた上でのサービス提供とします。
なお、白石建設さんでは「オコシコン」の前身時代から長年ポーラスコンクリートの製造を行なっており、この度「オワコン」by「2×3コン」の製造販売も始まる。
生コンデスクフォーム
注文は白石建設さん直接でも「生コンビニ」注文フォームからでも。
エンジョイ! 技術開発(JOIS、生コンキャンプ)
プロダクトミックスなど、コンクリートに関わる技術開発はJOIS(WEB)や生コンキャンプ(リアル)を通じて随時生み出されている。
「コンクリートをもっと身近に」
そして、白石建設さんではここからWEB戦略を強化し「オワコン」by「2×3コン」を売って売って売りまくるそうです。宮本さんたちもその姿から学びを得て、自分たちとしてもきちんと社会に貢献できるようなものづくりを「伝える」情報発信して行きますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。