2024/05/29
宮本さんも参加した社会問題をコンクリートを通して議論する対談記事がWEBで紹介されました
HAYN隊活動の一環として生コンポータルの主宰宮本さんは新連載元気なインフラ物語に名を連ねることになった。当今話題の様々な社会テーマに対してコンクリートやインフラの技術者としての見解が交わされた。
【連載】元気なインフラ物語
R2SJとは?
R2SJ(アールツーエスジェイ)では、橋梁、トンネルを中心とした土木現場の取材経験が豊富な記者が執筆した、読み応えのある記事を掲載します。建設業界の最先端を走る皆様が、今知りたい情報、伝えたい情報を厳選して発信していきます。
【新連載】元気なインフラ物語!
横浜国立大学大学院
都市イノベーション研究院教授
豊穣な社会研究センター長
細田 暁氏
この度新連載として始まった元気なインフラ物語は「ぶっ飛んだボス」でお騒がせ中の細田暁先生を座長として行われた座談会をAIに読み込ませまとめたコンテンツ。15〜30分ほどの対談を記事としてまとめた画期的な新連載となった。https://r2sj.net/expert/1423?pno=1
脱炭素って必要?!
ほそやんこと細田暁先生からはお馴染み「脱炭素なんてインチキに振り回されるのではなく省資源・省コスト・省エネルギーといった【筋の良い】技術開発を推し進めるべきだ」という論調がありながらも、「そうはいってもルールとして設定されてしまっているのも事実であることを踏まえてそのルールを遵守しなければならない民間企業のバックアップしうるような筋のいい脱炭素技術の提案も必要」などといった議論が行われた。
脱炭素政策の今後
参加者のマツさんからは「日本のトレンドは常に加熱しすぎる」ことへの指摘があった。一度ルールとしてソーラーパネルが謳われればあらゆる屋上から山肌はソーラーパネルが設置されていると思いきや、「屋上緑化」となればなったでとっととパネルを撤去するというような付け焼き刃で場当たり的な日本のやり方について苦言が呈された。脱炭素一辺倒ではなく多元的な社会におけるさまざまな要素と調和しバランスの取れた進め方が求められるという結論を見た。
環境負荷低減型の建設材料のあり方とは?
いよいよ真打登場といったところか、「オワコン」の話題となった。なお、残コンなど副産物の配合自由度が高い造粒ポーラスコンクリートはこれまで横浜国立大学や熊本県玉名市といった公共性の高いシーンでの実装を見ている。今後のものづくりは何でもかんでも高機能・高品質という罠にハマるのではなく、「市場と顧客が一体何を求めているか?」という目的ベースで展開される必要性が強調され閉会となった。
先端コンクリート技術のご相談なら「生コンビニ」
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | |
---|---|---|---|
オワコン | 30,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
オコシコン | 40,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
まさ固・ イワモル | 20,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
生コンクリート | 25,000円~ /m3 |
込 | 0.5m3 |
砂利・砕石・砂 | 15,000円~ /t |
込 | 1t |
・「貴社条件」(既往の支払い条件)でご購入いただけます。
・「工場指名」既往の取引先(工場や建材店)からの仕入れも可能です。
・「現場立会」(経験豊富な施工者を派遣)は初めての施工に限り無料です。
・「直営施工」(出張納品)を施工研修としてご利用いただけます。
・ご希望される方には「庭コン」から無料送客を行なっています。
なお、「生コンビニ」では全国の生コン工場らとの連携を通して顧客が求めるコンクリートの製造・出荷・販売を行なっている。
「コンクリートをもっと身近に」
僕たちの価値はこれまで常に埋もれがちで適正な評価を受けにくかったのだと思います。これからはしっかりと「伝える」情報発信を通して本来の価値を知ってもらって役立てていただけるように努めるよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。