【埼玉】総工費6万円の駐車場を2時間でDIYしちゃいました。
更新日:2022年 05月 25日
最近、低コストで高性能なコンクリートをDIYできることから注目を集めている造粒ポーラスコンクリート オワコン。
埼玉で駐車場の整備をしたいということから渋谷建材さんに連絡が入りました。
駐車場の整備なら普通のコンクリートでも良いと考えてしまいますがオワコンには、
・透水性の高さ
・1人でDIYできる
・コスト面
というメリットがあることから採用に。
今回は埼玉県でDIY施工された現場をご紹介していきます。
総工費6万円2時間のDIYで完成する駐車場
今回DIYによる施工が行われる現場、敷地内でも元々未舗装で雑草に悩まされていた箇所でした。
雑草対策として防草シートを施工しようとした過去の形跡がありますが、あまり機能していない様子。
こちらにオワコンを施工していきます。
・施工スタート
こちらは現場に運ばれてきたばかりのオワコンです。
オワコンは団子状の形をしており、上から圧を掛けられることでオワコン同士が引っ付き土間コンクリートを形成します。
オワコン同士が完全に密着するのではなく、小さな隙間を持つ状態で引っ付くため、オワコンが完成すると無数の隙間を持った状態になります。
この隙間は空気や水を自由に透すことができるため、雨水や洗車水などを表面からオワコン下の地面に流すことができるのです。
そのため、オワコンを施工することによって
・ぬかるみや水たまりができにくい
・コンクリートなので雑草が生えてこない
・水勾配不要で平らに施工できる
駐車場が完成します。
(もともとの地質や災害レベルの雨量に達した場合、地面に排水される水が増えてオーバーフローしてしまう可能性があります。)
・小運搬
生コン車によって運ばれてきたオワコンを、まず施工箇所に運搬します。
・均し
この状態では偏りがあるため、トンボやレーキを使って平らに均していきます。
今回はアメリカンレーキを使用。
・仕上げ
平らに均し終えたら、上から圧を掛けて仕上げていきます。
オワコンは人の体重程度の圧を掛けることで仕上げることができるため、上から踏み固めるだけで仕上げることができます。
・施工完了
これでオワコン駐車場の完成です。
少し驚かれる方もおられるかもしれませんが、オワコンは「小運搬→均し→仕上げ」の簡素化された手順で施工できてしまうのです。
オワコンは1人でもDIYできるコンクリート
普通の生コンクリートだと、しっかりとした型枠の用意から職人技による仕上げが必要など、DIYでは施工すら難しいと言われています。
しかし、オワコンなら「運搬→均し→仕上げ」で施工できてしまうので、1人でもDIY可能です。
しかも、今回の施工所用時間は約2時間。
休日の昼間や夕方に施工ができてしまうのです。
家族や友人と共にDIYすればさらに短い時間で施工できてしまいます。
素人のDIYで車を載せても大丈夫なの?と思ってしまうかもしれませんが、オワコンはコンクリートなので大丈夫。
実際に生コン車が乗っても壊れることはありません。
実証済みです。
1人でも短時間で施工できてしまうというメリットもあることから、オワコンはDIYerの中でも人気を集めているのです。
コストパフォーマンスの良い水たまりができない駐車場
今回埼玉の現場でかかったお金は6万円。(2㎥の材料代と送料込み)
この高性能なコンクリートをDIYなら6万円で施工できてしまうのです。
6万円掛けて作った駐車場は、
・ぬかるみや水たまりができにくい
・平らで洗車が行いやすい
・雑草が生えてこない
といったメリットを持ちます。
オワコン自体が雨水を透水させてしまうので、排水設備も基本不要です。
防草シートや砕石敷きという手段もありますが、防草シートは経年劣化に弱く数年したら穴が開き雑草が生えてきます。
砕石も間から雑草が生えて来たり、飛散が問題になったりと。
防草シートと砕石敷きとオワコン、費用もそこまで大差ないので、永年に使えるオワコンの方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いのです。
今回は駐車場にオワコンを施工しましたが、防草シート砕石敷きの代わりとして犬走りやお庭に施工することもできます。
下記動画でオワコンのDIYの様子を紹介しているので良ければ参考にしてみてください。
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