ヒアリングからわかったドライテックのメリットとデメリット
更新日:2022年 06月 6日
ドライテックを取り扱われる業者さんだからこそ見えてくるメリットやデメリットがあります。
どうしても新しいコンクリートということもあり、メリットが強調されがちですがデメリットもきちんと存在し、実際に購入された施主様から見たデメリットというのも存在するのです。
そんなドライテックのメリットとデメリット、毛受建材さんのブログで実際に施主様からのヒアリングによって分かったことが書かれていたので、庭コンでも紹介をさせてもらいたいと思います。
毛受建材さんの発信で分かった透水性コンクリートのメリットデメリット
毛受(めんじょう)建材さんは愛知県で、生コン製造販売、建築資材販売、造園エクステリア施工、介護用品販売を手がけておられ、透水性コンクリート ドライテックの普及もされています。
そんな毛受建材さんが運営するブログが「MENJO STAFF BLOG」です。
ブログの「困ったときはとにかく聞いてみる」という記事で、ドライテックのリピートの少なさに悩み、解決のため施主様に行ったヒアリングについて書かれていました。(現在、該当記事は削除されています)
ヒアリングから分かったドライテックのメリット
施主様の声から紹介したいのは次の2点です。
・「水勾配がいらないし、防草目的でも使えるから勝手がいいね」
・「生コンよりも施工が早いし、少しの雨でもできちゃうことかな」
ドライテックは水を透水させることができる透水コンであるため、水勾配が必要ありません。
コンクリートを地面に舗装するので防草効果も得られます。
通常の生コンクリートと比べると施工が行いやすく、少しの雨でも施工を続行することが可能です。
ヒアリングから分かったドライテックのデメリット
施主様の声から紹介したいのは次の2点です。
・「見た目がゴツゴツしてて、ちょっと思ってたのと感じが違うよね」
・「新しい素材って、なかなか使うのに不安があるよね」
ドライテックの表面は骨材の輪郭が見えており、ゴツゴツとした見た目となります。
人によってはどうしてもこの見た目に違和感を感じてしまいます。
これはしょうがないことですが、新しい素材だからという理由で不安に感じる人も少なくありません。
それと、ドライテックは価格面のデメリットも抱えています。
1㎥あたり約4万円(税別)の材料費が掛かり、普通のコンクリート1㎥あたり1万5千円前後(税別)と比べるとどうしても高くなってしまうのです。
価格を抑えたいと考える施主様からすると、どれだけ良いコンクリートであったとしても価格が高ければ選ばれないのが現実です。
価格と施工のしやすさならドライテックではないオワコンという選択
毛受建材さんのヒアリングからドライテックに対するメリットとデメリットを知ることができました。
平らにすることができ(平坦にできる)、雑草が生えてこないようにでき、生コンよりも早く施工ができるメリットと、
見た目の問題と新しい素材というデメリット。
性能面には満足し、見た目に少し問題があるということですが、
もし、似た性能でドライテックよりも安く早く施工することができるコンクリートがあるならどうでしょうか。
透水性を持ち防草対策が行え、見た目にはドライテック同様のデメリットがありますが、ドライテックよりも安く早く施工することができるコンクリート。
それは造粒ポーラスコンクリート オワコンです。
ドライテックと似た性能で安くぬかるみ防草対策ができます
オワコンはドライテック同様に透水性を持つコンクリートです。
水勾配が必要なく、施工箇所の水たまりやぬかるみ、雑草などの問題を解決することができます。
施工に関しても、ドライテックよりもさらに簡単に施工することができ、専用の機材などはほとんど不要で、DIYによる施工も可能です。
現場まで運んで平らに均していく、という点はドライテックと同様ですが仕上げは踏み固めるだけでオワコンは施工できるのです。
見た目はどうしてもドライテック同様に綺麗と言えるわけではなく、ほぼ地面と似たような見た目です。
ただ、価格面はドライテックよりも安く、オワコンは1㎥あたり約3万円(税別)の材料費で済みます。
もちろん、運搬も行ってくれるのでこの価格でDIYを行っていくことができます。
ちなみに、見た目の問題はヒアリングでもデメリットになりやすいことが分かっていますが、価格面と同時にカラーリングによって変えていくことが可能です。
どうしてもデザイン性にこだわりたいという場合には仕方がないかもしれませんが、価格面や施工の行いやすさで水たまりや雑草問題を解消したい場合にはオワコンがおすすめです。
オワコンはどこで買うことができる?
今回紹介した造粒ポーラスコンクリート オワコンは、製造施工業者マップより注文することができます。
施工一式の注文を行いたい場合にはマップよりお近くの施工業者を探して、直接問い合わせることで注文することができます。
DIYで材料のみ購入したい場合にはマップよりお近くの製造業者もしくは施工業者を探して、直接問い合わせることで注文することができます。
ドライテックのメリットとデメリットを持つオワコン
以上がヒアリングからわかったドライテックのメリットとデメリットの紹介になります。
今回紹介をしたドライテックとオワコン、どちらも透水性を持つコンクリートで、
水勾配不要で防草対策を行うことができ、普通のコンクリートよりも早く施工できるメリットがあります。
デメリットには、見た目のデザイン性と新しい素材だから不安という、同じものが存在します。
一番の違いは価格面で、ドライテックは1㎥あたり約4万円(税別)なのに対し、オワコンは1㎥あたり約3万円(税別)で入手することができます。(価格については地域によって異なる場合があります。)
そのため、犬走りなど人目につかない場所はオワコンを採用したり、見た目の問題が気にならない場合にはオワコンの方が安くお得に環境を改善することが可能です。
ぜひ、家周りの水たまりや雑草でお悩みのお施主様は、透水性を持つコンクリートで改善を検討してみませんか。
現在も一部流通している旧製品ドライテックでお困りの方々への救済措置についてご案内しています。
●【安い!】材料の価格がダウン。採用しやすい金額に
●【らくらく施工】施工しやすい性質に改善
●【つよい!】ドライテックを超える平均強度