オワコンVSオコシコン 結局どちらの透水性コンクリートがいいの?

更新日:2024年 06月 5日

オワコンVSオコシコン 結局どちらの透水性コンクリートがいいの?


透水性を持つコンクリートの一部にオワコンとオコシコンが存在します。

どちらも水を透すことができるコンクリートですが「結局どちらのコンクリートがいいの?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

そこで今回は、オワコンとオコシコン(ドライテック改良品)、透水性コンクリートとして機能面やDIYの行いやすさ、費用面で比較をしてみようと思います。

 オワコンちゃん

一応結論を先に紹介しておくと、オワコンの方がコストパフォーマンスが高くて、DIYも行いやすいコンクリートだよ!
でも全ての面でオワコンが優れるわけじゃないから、オワコンとオコシコンそれぞれの魅力をしっかりと確認してほしいな。


ではオワコンとオコシコンの比較を見ていきましょう。

 

オワコンVSオコシコン 透水性コンクリート対決

今回はオワコンとオコシコンを下記の項目で比較していきます。

・透水性による機能面

・施工の行いやすさ

・DIYの行いやすさ

・デザイン性

・費用面

 

透水性による機能面


オワコンとオコシコン、一番の特徴が透水性です。

透水性は、オワコンとオコシコンの内部を水が通り地面に浸透させる機能のことです。

透水性に関してはオワコンとオコシコン、両方のコンクリートで機能差はほとんどありません。

どちらのコンクリートもお庭や駐車場に施工して、ぬかるみや水たまり対策ができます。

 

ただ災害レベルの雨量となった場合、地面に水が浸透する能力を上回る水量となるため、オワコンやオコシコンどちらを施工していてもオーバーフローしてしまう恐れがあります。

一応地質の良し悪しもあったりしますが、現在施工されてきたオワコンとオコシコンでオーバーフローの事例はありません。

施工の行いやすさ


オワコンとオコシコンの施工手順は、

・小運搬→均し→仕上げ

となります。

生コン車で運ばれてきた材料を施工箇所まで運搬し、トンボやレーキなどで平らに均し、上から圧を掛けることで仕上げられます。

 

施工手順としては同じですが、仕上げや必要な技術が異なります。

オワコンの仕上げは、足で踏み固める圧で仕上げることが可能です。

オコシコンの仕上げは、小型の転圧機を使って丁寧に仕上げていかなければなりません。

オワコンは専用の機械や技術がなくとも足で踏み固めることで仕上げられ、オコシコンは転圧機を用いて満遍なく平らに圧をかけて行かなければならないため施工難易度が少し高くなります。

オワコンは技術が必要とされる作業がほとんど無いため、小人数(1~2人)短時間で施工することができます。

オコシコンも小人数で施工することができますが、必要な技術や機械、丁寧な仕上げが求められるため施工時間もオワコンと比べて長くなる恐れがあります。

そのため、施工の行いやすさとしてはオワコンに軍配が上がります。

 
 

DIYの行いやすさ

次も施工に関する比較ですが、DIYを行う視点から比較をしていきたいと思います。

施工の行いやすさ同様に、DIYに関してもオワコンの方が行いやすいです

均しや仕上げの簡単さは先ほど紹介した通り、さくっとレーキなどで平らにしたら、足で上から踏み固めていけば完成します。

転圧機なども必要なく、オワコンは骨材の周りにモルタルペーストが積層されているので、簡単に乾かず余裕を持ってDIYを行えるのです。
 

専用の道具を揃える必要もなく、専門的な技術も必要なく、1人でオワコンを運んで平らに均して踏んで完成。

1人でも駐車場1台分のDIYなら1~2時間で施工することができます。

オコシコンは仕上がりに精度が求められますが、オワコンにはそこまでの精度を求める必要はありません。

オコシコンも普通のコンクリートと比べるとDIYを行いやすいですが、オワコンと比べるとどうしても負けてしまう一面を持ちます。

 

デザイン性(見た目)

(上オコシコン、下オワコン)

デザイン性に関しては好みもあるかもしれませんが、オコシコンに軍配が上がります。

オワコンの見た目を一言で表すなら土のような見た目をしたコンクリートです。

泥団子状のオワコンが踏み固められて平らとなるため、どうしても地面のような見た目となってしまいます。

【愛知】「和風映え? ぱっと見砂利敷き、でも実際はカチコチに硬いコンクリート」


対してオコシコンは基礎となる砕石がペーストで繋がれているため、少し隙間の広いアスファルトな見た目となります。

どうしても整えられた見た目(オコシコン)と潰れた地面のような見た目(オワコン)となるため、多くの人が初めてみ比べた際にはオコシコンの方がデザイン性が高いと感じるでしょう。

ただ、デザイン性である見た目に関しては人の選り好みでかなり異なるため、オコシコンの集合した様子があまり好きではなかったり、オワコンの地面のようなデザインが自然で好きという人もいるのは確かです。



費用面

費用面に関しては断然オワコンに軍配が上がります。

材料だけの単価を見た場合、下記の比較表のとおりです。

※(オワコンの施工価格は執筆時点の価格です。現在価格は下記ページよりお問い合わせください。)

⇒オワコンの現在価格や施工のご相談はこちらから

 

 

簡易駐車場(~20m2の場合)の他材料との比較
材料工事を依頼DIY透水性能DIY難易度

砂利+防水シート
10万円 4万円

土間コン
15万円 5万円 × ★★★★★

旧製品ドライテック
22万円 15万円 ★★★★

オコシコン
20万円 13万円 ★★★

オワコン
9.7万円 4万円 ★★

金額はすべて税別です。

※「工事を依頼した場合」の金額に、以下の作業は含まれません。
 ・障害物撤去

 ・掘削・残土処分・下地工など事前工

※「オコシコン」の旧製品「ドライテック」の取り扱いは終了しました。



(地域によって金額が異なる場合があります。しかし、オコシコンの方が安くなることはありません)

材料の単価だけではなく、施工を行っていく上での人件費や機材費用も異なります。

オワコンはオコシコンよりも少ない人数で施工をすることができ、転圧機も用意する必要がないため機材に掛かる費用も少なく済みます。

オワコンはオコシコンほどの仕上がりに高い精度が求められないため、人員や機材費、施工時間の面で価格を抑えることが可能となっています。

 

DIYでの施工なら圧倒的にオワコンが優秀


オワコンVSオコシコンの比較をしてきましたが、施工の行いやすさや費用面においてはオワコンの方が優秀な結果となりました。

この2つの強みを持つことからDIYにおいてもオワコンは非常に優秀で、安く早く簡単に水たまり防草対策を行うことができるのです。

さらに、オコシコンは完成にしっかりとした精度を求められますが、オワコンは完成にしっかりとした精度を求める必要がないため初心者でも誰でも自由にDIYへ参加することが可能です。


家族や友人と一緒にDIYを楽しめる

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オワコンは1人でも十分DIYを行うことができますが、1人よりも2人、2人よりも3人、といったようにDIY参加者が多ければそれだけ簡単に施工することもできます。

1人だと「小運搬→均し→仕上げ」を順番に行わなければなりませんが、複数人で作業すれば小運搬と均しの作業を同時並行で行うことができ、最後の仕上げも1人当たりの踏む面積が少なくて済みます。


オワコンは非常に分かりやすい施工方法であるため、誰でも参加をすることができ、体を動かしながらDIYを楽しむことができます。


そのため、家族や友人とDIYを楽しみながら行うといったこともできるのです。

ちなみにオワコンは施工したその日から上に乗ることができるため、家族や友人などとDIYで汗を流した後にBBQを楽しむといったこともできます。

 

オコシコンにも魅力がたくさんある

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コスパと施工のしやすさに強みがあるオワコンですが、オコシコンはデザイン性に強みがあります。

同じ透水性コンクリートなためオワコンが持つ性能をオコシコンは持っており、そこに見た目の良さが加えられたコンクリートです。

そのため、家周りでも目立つ場所にオコシコンが採用される傾向があり、目立たない場所にはオワコンといった採用の仕方もあります。

 一生に一度の家周りの整備を行うなら、綺麗なオコシコンを選ぶというのも1つの理由になるでしょう。


施工業者なら提案次第で使い分けられる

オワコンとオコシコンを比較をした場合にオワコンの方が優秀な点が多くはなりますが、施工業者さんから見るとオワコンとオコシコンを使い分けて行くことができます。

先ほども紹介しましたが、家周りで外から見える部分は外観を綺麗にするためにオコシコン、犬走りなどの見えない部分にはオワコン、といった提案を行うことができます。

透水性としての機能には変わりがないため、違いのある外観で差別化を行うことも可能です。

提案力が受注につながることも十分にあるため、顧客に提案できる手数としてオワコンとオコシコン両方を揃えておくのも良いでしょう。

 

オワコンとオコシコンにはデメリットもある

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オワコンとオコシコンのメリットで比較をしてきましたが、2つの透水性コンクリートにもデメリットが存在します。

オワコンとオコシコンは透水性を持つため、排水用の水勾配(傾斜)を付ける必要がなく、平らに施工することができます。

この平らに施工できる点ですが、水平真っ平に施工できるわけでは無く若干の傾きや凸凹が発生してしまうのです。

そのため完全に真っ平にできるわけではないという点についてはあらかじめ把握しておかなければなりません。

 【福岡】「オワコン(オコシコン)優良工事店の腕前と出会う方法についてご紹介」all round

それと、オワコンに関してですが比較でも紹介をしましたが、見た目は綺麗というわけではありません。

どうしても泥団子が潰されて地面を形成された見た目となるため、デザイン性を求める人にとっては注意が必要です。

ただ、オワコンはトップコートでカラーリングを行うことも可能なので、色の変更で若干のカバーをすることができます。
 

 

家周りの水たまりや雑草対策を検討するならオワコン、デザイン性ならオコシコン

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以上がオワコンとオコシコンの比較となります。

・透水性による機能面→同性能

・施工の行いやすさ→オワコン

・DIYの行いやすさ→オワコン

・デザイン性→オコシコン

・費用面→オワコン


という結果になりました。

費用の安さ、施工の行いやすさ、透水性による機能面に違いがないということから、DIYで施工を行うならオワコンがおすすめです。

ただし、デザイン性の良さからオコシコンとオワコン両方を採用されるお施主様も増えております。

家周りで水たまり、ぬかるみ、雑草でお悩みの箇所だけではなく、地面のままの駐車場をコンクリートで舗装したい場合などにも最適なコンクリートなので、ぜひ好みの透水コンを採用してください。

一応オワコンDIYの様子を撮影した動画を載せておくので、よければ参考にしてみてください。

 


DIY用のオワコンをお求めなら生コンビニから

家周りの雑草と水たまり問題を、DIYで解決されるのであればオワコン施工がおすすめです!

DIY用にオワコンの材料のみをお求めの場合は、生コンビニより直接お求めいただけます。

DIY用オワコンお求めは生コンビニから

価格についてもオコシコンより安く、低コストで家周りを整備したい場合におすすめです。

下記に生コンビニよりお求めいただけるオワコンとオコシコンの価格表を掲載しておきますので、よければ参考にしてください。

生コンビニ資材価格一覧
単価送料最低
注文数量
オワコン 30,000円~
/m3
0.5m3
オコシコン 40,000円~
/m3
0.5m3
まさ固イワモル 20,000円~
/m3
0.5m3
生コンクリート 25,000円~
/m3
0.5m3
砂利・砕石・砂 15,000円~
/t
1t

オワコンとオコシコンの直営施工も承ります

オワコンとオコシコンは、お施主様の地元施工業者および庭コンによる直営施工を承っております。

庭コンよりオワコンとオコシコンの施工経験豊富なプロを派遣し、施工現場に合わせて最適な形で施工させて頂きます。

庭コンによる直営施工の依頼はこちらから

【オワコン】除草・防草・駐車場【直営施工】

防草・排水防草・排水・駐車場
〜20㎡まで ¥168,000 ¥204,000
〜40㎡まで ¥232,000 ¥302,000
40㎡〜(単価) 5,000円/m2 6,500円/m2

※除草をご希望される方は〜40m2までは予め実費のお見積もりを行います。なお、40m2〜をご希望される場合は1,000円/m2で承ります。
※防草・排水(50mm厚)は現地盤にそのまま「オワコン」を施工します
※防草・排水・駐車場は下地施工として「オワコン」を100mm厚で施工します
※計測した数量が施工範囲を超えた場合、実数精算となります。
※埋設物の撤去・調整・移設等に係る費用は含まれません。例:防草シート、設備管等
※従来製品(防草シートなど)に比べた耐久性(コンクリート)が特長である本製品は雑草が生えないということを保証してはおりません(端部、隅っこからの雑草は不可避)
※年間平均気温が0度を下回らない地域のみの対応となります。
※施工当日の気温が氷点下となる場合は施工ができません。
※施工当日が雨天の場合は施工しません。
※納入車両が通る道幅は3m、高さは3.5m必要となります。満たさない場合は施工ができません。
※地下水流等により水が湧出している箇所は施工ができません。
※屋上・ベランダ等は対応外となります。
※商品特性上、ひび割れることがあります。
※天然材料の色や原料の成分により色の濃淡が発生します。
※施工準備のため敷地の一部及び水道・電気を貸与いただく場合があります。
※凍害・重車両の乗り入れ等不可抗力で発生した変形(割れなど)については免責となります。
※骨材飛散(剥離)は生じます
※小運搬一輪車(幅70cm・高さ2m)の経路が30mを超えたり不可能な場合は施工ができません。
※ロット違いにより色ムラや色違いが発生する場合がありますが品質に問題はありません。
※施工精度による不陸(凹凸)、ジョイントについては発生する懸念がありますので、基準についてはあらかじめ施工者にお尋ねください。
※当日や前日の雨天により施工箇所がぬかるんでいる場合は施工をいたしません。

直営施工をご希望の方は免責事項を承認したものとします。



お近くの施工業者へのオワコンとオコシコン施工依頼は、施工業者マップをご活用ください。

マップからお近くの施工業者を直接お探しいただき、施工のご相談を頂けます。

地元の施工業者に依頼する

掲載施工業者は全てオワコンとオコシコン施工可能な業者のため、施工前の検討段階からご相談いただくこともできます。

※除草をご希望される方は〜40m2までは予め実費のお見積もりを行います。なお、40m2〜をご希望される場合は1,000円/m2で承ります。
※防草・排水(50mm厚)は現地盤にそのまま「オワコン」を施工します
※防草・排水・駐車場は下地施工として「オワコン」を100mm厚で施工します
※計測した数量が施工範囲を超えた場合、実数精算となります。
※埋設物の撤去・調整・移設等に係る費用は含まれません。例:防草シート、設備管等
※従来製品(防草シートなど)に比べた耐久性(コンクリート)が特長である本製品は雑草が生えないということを保証してはおりません(端部、隅っこからの雑草は不可避)
※年間平均気温が0度を下回らない地域のみの対応となります。
※施工当日の気温が氷点下となる場合は施工ができません。
※施工当日が雨天の場合は施工しません。
※納入車両が通る道幅は3m、高さは3.5m必要となります。満たさない場合は施工ができません。
※地下水流等により水が湧出している箇所は施工ができません。
※屋上・ベランダ等は対応外となります。
※商品特性上、ひび割れることがあります。
※天然材料の色や原料の成分により色の濃淡が発生します。
※施工準備のため敷地の一部及び水道・電気を貸与いただく場合があります。
※凍害・重車両の乗り入れ等不可抗力で発生した変形(割れなど)については免責となります。
※骨材飛散(剥離)は生じます
※小運搬一輪車(幅70cm・高さ2m)の経路が30mを超えたり不可能な場合は施工ができません。
※ロット違いにより色ムラや色違いが発生する場合がありますが品質に問題はありません。
※施工精度による不陸(凹凸)、ジョイントについては発生する懸念がありますので、基準についてはあらかじめ施工者にお尋ねください。
※当日や前日の雨天により施工箇所がぬかるんでいる場合は施工をいたしません。

直営施工をご希望の方は免責事項を承認したものとします。